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大阪にいてこまされる③

かすうどんの脂に少し胃をやられて起きる朝。
美味しい物食べたい自分にとって、胃薬は遠征の常備薬なので問題なし。ホテルのご飯は基本付けないので朝飯替りに、昨晩に道頓堀で買ったたこ焼きを。たこばさんが既に恋しくなったりしてた。

初めて歩く梅田の町は、アーケードもありとても賑やか。コロナ関係ない雰囲気も少しする。。。大阪駅から新大阪駅で友達と合流して放出(はなてん)経由で野崎へ。そこから歩いて5分、会場のアクティブスクエア大東は小学校を改装して作られた会場。校庭では行きはアメフト、帰りはラグビーと青春真っ只中。
会場はそのまんま体育館。昔、地元に来たプロレス興行は地域の体育館だったからノスタルジックな気分に。リッキーさんも昔ながらの遠征の雰囲気とおっしゃってました。こういうのもいいもんだよね。

大東アクティブスクエア会場外観

チケット窓口から始まりいつものメンバーであんしんするも、普段千葉で見る選手、スタッフ、お客さんと違う会場で会うのは不思議な気持ちに。

今回の興行で強く記憶に残ったのは以下の3点
①リッキーフジ選手と進垣リナ選手のタッグワーク
②CHANGO選手の暗躍
③ナカ・シュウマ選手の奮闘

①言わずもがなのリビングレジェンド、リッキー選手。出てくるだけで会場が盛り上がるなか、敵味方問わず女子選手に雑にあしらわれながら試合が進むも感じるのは信頼関係。練習などで長い時間過ごしているからこそ出来る明るく楽しい試合は見ていて清々しさすら感じる。所属で固めた遠征の際にはこういう関係性を見るのも団体のカラー、雰囲気が透けて見えて面白い。

敗戦の責任をリッキーフジ選手に
突きつける進垣リナ選手

②この日は何故か名阪での興行が多く、逆に都内が手薄な雰囲気でした。大阪で別の興行にでるCHANGO選手はTwitterで存在感を示しつつも静観のかまえと思いきや、テイラー選手と本田選手のシングルに颯爽と登場。私を興奮の坩堝に落としたのでした。遠征中、他会場出場にも関わらずプロレスのストーリーを紡ぐ行動力に脱帽。ラダーマッチが俄然楽しみになる。

王様こと
THE・アンドリュー“キング“CHANGO選手

③大阪岸和田出身のナカ・シュウマ選手
今回は初凱旋でメインに抜擢、対角には同じく大阪出身現シングル王者の吉田選手とデビュー2年目としては破格のマッチメイク。しかしそのマッチメイクに想像以上の試合で答えたナカ・シュウマ選手。
相手はもちろんパートナーも先輩に囲まれる中で、センスと自力を発揮。もともと体幹、身体の使い方が素晴らしいと思っていたけどノータッチ三角飛びトペコンは、これまでのグラウンドにこだわる選手のイメージを覆すインパクト。
試合後の握手へのヘッドバットも含め自分の色、伸び代を地元でキッチリ見せつけられたんじゃないかなと思います。
なお自分が座った席周辺はナカ選手Tシャツ1色に染まっており恐らく友人、親族の皆さまかな?という感じでしたが幸い自分もナカ選手Tシャツを着ていたので一体感を楽しめました(笑)

ノータッチトペコンを見舞う
ナカ・シュウマ選手

かくして久々の大阪遠征は2AWの今と未来を見せられた良い興行だったと思います!

興行後はパレハと梅田まで戻り串カツ食べながら打ち上げ。天使のエビが美味しくて美味しくて!なお、お客さんが我々以外にいなかったのでコロナの心配もないのかな??笑

新大阪駅では自宅から大事に持ってきた蓬莱のチルドバッグの中に無事に肉まんを購入!こだまでゆっくり帰るもウトウトしながらtweetしてたらあっという間。移動時間に制約がないならぷらっとこだまは大正解でした。ある種時間に追われない遠征が出来るし、500mlのスーパードライが付いてくるし!

というわけで1泊2日の大阪遠征は
美味しい物食べて、プロレスみて楽しんで
存分にいてこまされたって話でした。

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