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多角経営のコツは〇〇にあり!

ある時、メンターに聞いたことがあります。
「どうして、そんなに一度に複数のことに取り組めるのですか?」
その時の私は、多角経営を始めたこともあって、次から次へとやることが増えていました。
一度気を抜くと、メールが数百件溜まり、それに嫌気がさしモチベーションが低下し、どんどん追われる仕事へとなっていくのです。
その時のメンターの答えは、こうでした。
「時間割作ってる?」
「・・・」
「1日の時間割を作って、その時間内に100%の力で集中して全力で取り組むんだよ。そして、休憩したら、次のことに100%と繰り返していくんだよ」
当たり前のことですが、目から鱗でした。
マルチタスクといっても、本当に同時にやってるわけではありません。
商談しながらズームで別会議に参加することも、執筆しながら筋トレすることも不可能です。
1日の中で、時間割を決めて、その時間内で100%やり切って、次のやるべきことに取り組むということを同時に行うのが、マルチタスクなのです。
考えてみれば、学校の授業だって一緒です。
人が集中できると言われている45分の中で算数をやり、休憩を挟んで、次の45分で国語。
私たちは、時間割の中で、最大限のパフォーマンスを発揮できるようにしてきたはずなのです。
大人になっても、この基礎基本通りやれば、1日の中でマルチタスクも可能になり、子育てと仕事の両立も可能になり、起業と会社員のWワークも可能になり、多角経営さえも可能になるのです。
多角経営と聞くと、とても才能に優れていて、一部の人しかできないハードルが高いことのように聞こえますが、実は1日に置き換えてみると、時間割管理の連続なのです。

その中で、私の普段の時間割を少しご紹介していこうと思います。
朝起きて、コーヒーを飲みながら時間割を作る
朝一、お店のスタッフやプロジェクト関係者とズームでミーティング(店舗経営・ベンチャー起業支援の仕事)
午前中の頭が冴えるうちに、原稿を書く(出版・オンラインサロン記事・講演会・YouTubeの仕事)
ランチ後は、眠くなるので、まったり読書し、さらに言語をインプットする 夕方までわりと好きに過ごす(自己研鑽)
夜は、会食含め、人と会い交流を図る(チームビルディング・新規開拓)
妻と会話し、1日を振り返って、就寝(家族の時間)

ざっくりこんな感じです。
その間に猛烈にメールチェックや、効率が落ちてきたと思うと、筋トレや有酸素運動、適度な仮眠を取りながら、1日の中で、オンとオフ(緩急)のバランスを取りながら過ごしているのです。
時間割には余裕を持たせ、合間でメールとLINEをチェックしまくり、常に未読ゼロにしています。
そのことで、追われる仕事から追う仕事に移り、積極的な気持ちが生まれ、毎日にハリが出ます。
こう見てみると、1日の中で、全事業を動かしながら、効率よく趣味や自己研鑽の時間も作り出し、次の事業につながる新規開拓や同時に家族との時間も大切に過ごせていることがわかります。
もちろん、ここまでくるまでに、私も相当苦労しましたが、時間割が全てだと認識してからは、毎日が充実したものに変わっていきました。

1日の中で、余白時間を確保し、時間割をつくることでマルチタスクが可能となるのです。

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