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Let’s try!

おはようございます!!
キョウの英文解釈のお時間です笑笑

TOEICチャレンジ中のこうくんに触発されて英文に触れてみました!
キョウは楽しむことが目的ですのでゆるく行きます笑
それでは今回も英字新聞からピックアップして解釈してみましょう^_^

今回の文章はこちら↓

The recent "quad" summit hastily attended by Australia’s new prime minister, Anthony Albanese, showed he knows how to move quickly. 
He must not let up on that pace.

☑︎Point
●letの本質を捉える
letをロングマン英英辞典で調べてみると以下のとおりでした。
to allow someone to do something
誰かが何かをする事をそのままにする、許可すると言うよりも、縛らずに放置するというイメージです。

ビートルズの名曲Let it beは、それをそのままに→なすがままに、ありのままにといった意味合いです。

キョウは学生時代に塾講師のバイトをしていましたが、letで非常によく使われる表現Let’s go.を正しく理解できている生徒さんは一人もいませんでした。

letは原則として他動詞で第五文型(svoc)を取ります。letが来たら第五文型を疑いましょう。
それではlet’s のsは何でしょうか??

これはus(私たちweの目的格)が省略された形です。第五文型は目的語と補語がsv関係になります。つまり、私たち(us)が行く(go)事をそのままにしよう!→さぁ行こう!となるわけです。

ちなみに、似た形でlet go of〜で〜を手放すという頻出表現があります。これはどういう事でしょうか?原則に則り他動詞の目的語の省略を疑います。他動詞で目的語がない場合、文脈上明らかな場合を除いて、再帰代名詞が省略されている事がよくあります。

Don’t let go of the rope.という文の場合、主語は省略されたYouですので、letの目的語は再帰代名詞のyourselfです。
またこの熟語の場合はof your holdが慣例的に省略されていると考察されています。
つまりお前はお前が握っているロープをgoする事をそのままにするな!→ロープを離すな!と言うことになります。

では今回の文のlet up on〜を解釈してみます。
まずonは前置詞で後ろがthat paceと名詞なのでこれがonの目的語です。全体として副詞の働きをします。
upは副詞で省略されている目的語の補語の位置付けになります。
では省略されたletの目的語は何か考えましょう。主語がHeですのでhimselfが目的語、upが補語。upの基本イメージは上(方向を示す)、何から上?かと考えると、その後に副詞句で、そのペースにon(接触)しているところから。
彼は彼自身がそのペースから離れることをそのままにするな!→そのペースを緩めるな!となります。

ただし、構造分析はあくまでも手段であって、熟語を覚えてしまっても構わないと思います。
他動詞が目的語を省略する場合は自動詞として熟語の丸覚えで理解しても文章を理解する上では問題ないです。

キョウはなぜ???と思ったら理由が気になるので分析してみました!!!

【構造】
The recent "quad" summit (<hastily> attended by Australia’s new prime minister, Anthony Albanese, )showed [he knows [how to move quickly]]. 
He must not let <up> <on that pace>.

【備考】
(   )は直前の名詞を説明
[  ]は名詞のカタマリで目的語を形成
< >は副詞

【和訳】
オーストラリアの新首相であるアンソニー・アルバニージーが急遽出席した直近の日米豪印四カ国戦略対話サミット(クワッド)は、彼が迅速な行動を取る方法を知っていることを示すものであった。
新首相はそのペースを緩めてはならない。

みんなも英文解釈やってみー!!!

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