皮膚テーピングの臨床応用

文教学院大学 福井 勉


目 次


1. 皮膚テーピングの原則 
⑴ 皺の誘導の原則
⑵ 身体表面突出部の誘導の原則
⑶ 回旋時緊張線の誘導の原則
⑷ 筋の促通と抑制の原則 
2. 皮膚テーピングの目的 
⑴ 関節可動域の拡大および制限 
⑵ 筋活動の促通および抑制 
⑶ 姿勢制御 
⑷ 歩行などの動作制御
⑸ 関節の安定化 
⑹ 疼痛緩和 
3. 皮膚テーピングの施行方法 
⑴ テープの貼付前に配慮すべき事項 
⑵ テープの貼付方法 
⑶ 実際の施行方法 
参考文献


 総論


筆者はこれまで皮膚の運動学を様々な形で臨床に応用してきた。その結果、皮膚に対するアプローチが、身体動作や疼痛の改善に非常に効果的であることが分かってきた。また、その応用範囲として、「可動域拡大および制限」「筋活動促通および抑制」「姿勢や歩行制御」「関節の安定化」など幅広く利用できることも少しずつ分かってきた。理論的根拠については、自分の残りの人生をかけてみたいと思うがそれはまた今後のことであり、臨床的効果については様々な形で広めていきたいと考えている。

今回、「皮膚テーピング」について執筆する機会を頂き、筆者が現在までに分かっている皮膚の特性や誘導方法など臨床に応用するために必要な内容を紹介したい。リハビリテーション分野の臨床家にとって、分野を問わず臨床現場で役立つのではないかと考えている。


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皮膚テーピングの臨床応用

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