ゲームやPC画面のキャプチャからビデオ編集まで無料!Youtube公開までを一気にレクチャー!
もうPC画面キャプチャやビデオ編集でソフトウェアを探す必要なし!
ゲームだけでなく、PCを使ったチュートリアルビデオの作成やYouTube、社内の教則ビデオなんかも作れちゃいます。
WindowsでもMacでもどちらでもOK!
ただし若干のPCスペックは必要です。できるならゲーミングPC並の環境がベスト。編集で使うアプリでもGPUを使います。
例えば、現在NVIDIAではGeforce 1660Ti、AMDではRadeon RX 580以上がオススメ。
2台のマシンを接続するにはギガビットイーサネットのローカルネットワーク環境で接続します。WiFiでの接続は推奨せず、カメラアプリでも5Ghz帯の高速な回線が推奨されています。
NDIについて詳しい最新情報はこちら。
長い話は抜きにして早速始めましょう。
Newtek NDI Toolsのインストール
まずはNDI Toolsをダウンロード。
現在はV3.8がリリースされています。Mac版は同梱されているアプリケーションが少ないですが、特に問題ありません。
NDIについて詳しくはこちら。
ダウンロードしたらセットアップを開始しましょう。順番に進めていくと直ぐに終わります。
デフォルトのままで問題無しです。
Newtek IsoCorderのインストール
もう一つアプリケーションをダウンロード。
Newtek IsoCorder。登録が必要ですが無料で使用できます。
NDIはOBSなどと組み合わせて使うため、配信だけ思いがちですが「IsoCorder」を使うとデスクトップを録画して後から編集可能です。
配信が苦手な人でも大丈夫!
Newtek IsoCorderはNDIのソースをマルチチャンネルで収録する無償のアプリケーションです。2チャンネルのNDIソースをQuickTime形式で録画します。
$995で販売されているNewtek IsoCorder Proは最大16チャンネルまでのソースをレコーディング可能。NDIソースだけでなく、IPビデオカメラやAJA、Blackmagicなどのキャプチャボードからも録画できます。
ダウンロードしたらセットアップを開始。これも順番に進めていけば特に問題無し。
ここで簡単に流れを説明します❗️
NDI Toolsの「Scan Converter」でPCのデスクトップ画面をNDIのソースとして設定。
「IsoCorder」でソースを選択して録画。
これだけ。
iPhoneやAndroidなどのスマートフォンで「NDIカメラ」を使いPC画面と同時に録画もできます。同じローカルネットワーク上のWiFi環境で接続します。
基本的にNDIは高速なローカルエリアネットワーク内での使用を前提に設計されているため、WiFiもなるべく高速な環境で接続します。
カメラアプリは別途必要です。(有償)
Google Play
NewTek NDI
Androidの場合は純正一択っぽいです。他のアプリがあったら教えてください。
Apple App Store
Camera for OBS Studio
OBSでiPhoneのカメラを使用するためのアプリですが、NDIを使ってWiFiで接続できます。OBSと接続する場合はUSBも使用可能です。FullHD 60Pまで選択できます。
JustWifiCam
無料で使えますがウォーターマークが表示されます。接続のチェックにはベスト。FullHDの解像度まで選べますがフレームレートが25fps固定なのが難点。
NDICam
FullHDの解像度まで選べます。
NewTek NDI Camera
純正ですが高画質モードでも720pまでの解像度。カメラ操作は色々できます。
NDI Toolsの設定
Windowsの場合はスタートメニュー、Macの場合はラウンチパッドで「Newtek Scan Converter」を探して起動。
起動するとWidowsではタスクバー、Macではメニューバーにアイコンが表示され右クリックで設定します。
オプションは「フレームレート」「キャプチャセッティング」「オーディオソース」があります。
フレームレートは「30」もしくは「29.97」(NTSC)がオススメ。
システムにより「Use monitor frame-rate」や「60p」を選択しても上手く録画されない場合もあるようです。
他のNDIソースもフレームレートを合わせてください。合わせないと編集時に面倒です。
配信用フォーマットという点にも注意。必ずしもフレームバイフレームで録画される訳ではなくフレームミックスやドロップ、重複フレームが発生する場合があります。
キャプチャセッティングは「Region of Interest」(範囲の切り抜き)と「Configure of RoI」(範囲の設定)がありますが、録画時は「オフ」にします。
RoIが設定されていると「IsoCorder」でキャプチャできません❗️
「Mouse Pointer」をチェックするとマウスのポインタが表示されます。操作画面を説明するときに便利。
オーディオソースは「Newtek NDI Audio」「System Audio」「Silence」から選択可能。
注:システムにより表示項目は異なります。
IsoCorderの設定
「Scan Converter」の設定の後「IsoCorder」を起動します。
2画面が表示され、レイアウトは右下の「ディスプレイ」から変更できます。
「Rec1」と書かれた隣にあるギアボタンでレコードのソースと保存場所を設定します。
ビデオソースのドロップダウンからNDIソースを選択。レコード名とグラブ名を設定します。
ソースが表示されるまで少し時間がかかりますがPC名と選択できるNDIソースが表示されます。
グラブは静止画のキャプチャです。モニターに下にあるカメラアイコンをクリックすると静止画をキャプチャ。
録画の開始はモニターの下のタイムコードをクリックするか、右下の「レコード」で表示されたボタンをクリック。
録画を開始したらウインドウを最小化して他のアプリケーションを操作します。
録画を停止するには「STOP ALL」をクリックします。
DaVinci Resolveのインストール
録画が終わったら編集しましょう!
編集にはDaVinci Resolveの無償版を使います。インストールの詳細はこちら。
初心者向けのマガジンでは詳しい編集の仕方を学べます。
DaVinci Resolveの設定
インストールが終わりプロジェクトを立ち上げたら、録画したムービーをOSのファイルブラウザから「メディアプール」にドラッグします。
プロジェクトの設定を変更するかどうかを聞かれるので「変更」をクリック。ここではHD解像度で作業します。
DaVinci Resolveの右下にあるギアボタンで「プロジェクト設定」を開き、マスター設定のタイムライン解像度を「1920x1080 HD」に設定。
DaVinci Resolveで編集
一番下のタブでエディットページに移動します。
「メディアプール」にあるクリップをタイムラインのエリアにドロップ。
Ctrl/Command +Bキーでタイムライン上のクリップをカットして、要らない部分を選択してShift + Backspace/Deleteキーで削除!
クリップをオーバーラップするには編集点を右クリックして「クロスディゾルブを追加」を選択します。
黒からフェードする場合はクリップの上にある「フェーダーハンドル」をドラッグ。オーディオも同様にフェードできます。
音のボリュームはクリップを選択して「インスペクタ」の「クリップのボリューム」を調整。キーフレームボタンを押すとキーフレーム設定できます。
ムービーから静止画の切り出し
ちょっとイレギュラーなやり方ですが…。
Ctrl/Command + Fでフルスクリーン再生。
画面上でカーソルを動かすと、ジョグバーが表示されるので目的の位置までドラッグ。
ジョグバー以外の場所にカーソルを動かすとバーが消えるので、OSの機能でスクリーショットを撮ります。
Windowsは、Windowsキー + PrintScren。
Macは、Command + Shift + 3です。
Mキーを押すとマーカーを追加でき、Mを2回押すとマーカーの名前やメモを追加できます。
Escキーでフルスクリーンから戻ります。
注:スクリーショットは、ディスプレイの解像度のファイルが生成されます。
タイトルの挿入
タイトルは「エフェクトライブラリ」の「タイトル」から選択。タイムラインのV1の上にドラッグするとV2トラックが追加され「タイトル」が挿入されます。
「タイトル」は「インスペクタ」で文字を入力して大きさや位置を調整します。
その他エフェクトを追加したり色を調整できますが…ここでは割愛❗️
Youtubeにアップロードしよう!
編集が終わったらムービーを書き出してアップロードしましょう。
一番下のタブで「デリバー」ページに移動。
レンダー設定の「YouTube」を押してドロップダウンから「1080P」を選択します。
書き出す場所を設定して「レンダーキューに追加」をクリック。
右側のレンダーキューで「レンダー開始」をクリックします。
レンダーが終了したら、ブラウザでYouTubeにアップロードすればOK❗️
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