AJA デスクトップソフトウェアv15.1をリリース

Blackmagic Designがアップデートを発表されましたが、一方AJAもデスクトップ ソフトウェアをアップデートしています。

AJA デスクトップソフトウェアv15.1

KONA、Io、T-TAP用のDesktop Software v15.1をリリースしています。

AJAのWebサイトから無料でダウンロード可能。

「Desktop Software」には、ハードウェアに必要なドライバとファームウェアの他、設定のための「AJA Control Panel」、キャプチャとプレイバック用の「AJA Control Room」、ストレージのスピードチェックのための「AJA System Test」を含みます。

macOS 10.12.x (Sierra) 以前は動作対象外。

AJA Control Room

このアップデートでAJA Control Roomのインターフェースがカスタマイズ可能になり、ショートカットキーで再生/キャプチャ時にフルスクリーンモニタリングができます。

AJA Control RoomはAJAのハードウェアが無くてもシステム上のファイルを表示可能です。

AJA Control Panel

コントロールパネルとI/Oの新機能は以下の通り。

・AJA Control Panelでは、キャプチャー時にTime-of-Day(実時間)タイムコード機能を追加。

・Adobe Premiere ProでHDR 素材を表示後、アプリケーションを閉じると、AJA Control PanelのHDR設定は自動的に無効になり、再度プロジェクトを開くと自動で設定がHDRに切り替わります。

・Wirecast の4K/UHD HDMI入力をサポート
(KONA HDMI、Io 4K Plus、Io 4K)

・4K/UHDを 12G-SDIで出力 (SDI 3 ポート)する際、SDI 4から2K/HDダウンコンバートを出力する機能を追加。
(KONA 5、Io 4K Plus、Avid Artist DNxIV)

・RGB 444 UltraHD Level Aと Level B の対応を追加。
(KONA 5、Io 4K Plus、Avid Artist DNxIV)

・Adobe Premiere ProやAvid Media Composerのキャプチャーツールでキャプチャーが可能。
(KONA HDMI)

・SMPTE ST 2110が強化され、SDP(セッション記述プロトコル)のグルーピングに対応
(AJA KONA IP)

ちょっとここで気になる記事。

SGO Mistika UltimaにAJA KONA 5を統合

Mistika Ultimaのシステムに対応。

Mistika Ultima 8K システムでは、非圧縮フォーマット 60p で 8K フル UHD に対応可能なリアルタイムフィニッシングワークフローを実現しています。

SGO Mistika Ultima

Pomfort LiveGrade ProでAJA KUMOルーターやFS-HDRのサポート

FS-HDRはリアルタイム処理のHDR(ハイダイナミックレンジ) とWCG(ワイドカラーガマット)のコンバータです。

ファームウェア v2.6で追加された「ダイナミック3D LUT」機能でLiveGrade ProやWonderLookProからLUTをアップロードして4K「LUTボックス」として使用できます!

さらにLiveGrade Proでは、AJA KUMOルーター(BlackmagicのVideo Smarthubのルーターも)コントロール可能。複雑なビデオルーティングをDITカートに組み込み、ショートカットキーで簡単に切り替えできます。

よかったらnoteもご購読ください。スキやサポート、シェアして頂けると嬉しいです。

ここから先は

0字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?