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はじめてのハセツネ30kスタッフ業務日記

先週末はハセツネ30k。東京ハセツネクラブの新人として前日から運営スタッフとして参加してきました。以下大会の裏側の様子をつらつらと書いてみます。

【前日準備】
朝9:00リバーティオ集合でチーム分け後、早速業務開始。自分は運営部所属でスタート/フィニッシュ会場の担当です。
AM中は会場のテント設営を中心に。何張りかやってると要領も覚えてきて設営時間も早くなります。

PMからは前日受付がスタートするので、装備チェックを担当。今回は以下5点をチェックしました。

1. 参加案内の封筒(ナンバーの確認)
2. 山岳保険の加入(jROなど、加入先は問わず/当日限定でも可)
3. 水1.5L以上 (前日は容器のみで可、当日は中身が入っている事が必須)
4. レインウエア上下 (裏シーム加工がされているもの)
5. 行動食 (内容/量問わず)

当日はトレランギアフェス等の前日イベントを併設開催されていました。
上田瑠偉選手との握手会やトレイルラン講習会が開催されたり、R&Lソックスからソックス等スポンサー様の商品、更に抽選で100名には次回30kの優先エントリー権プレゼントという大盤振る舞い!のおかげで前日受付に来ていただけた方も前年より多かったようです。

そしてお子さん向けのちびっこ♪はせつねチャレンジ300も初開催。ちっちゃい子たちがしっかりナンバーカードをつけてお父さん・お母さんたちと一緒に走り、フィニッシュ後には金メダルももらってうれしそう!

またコース上ではコース担当チームが、マーキングや距離表示の看板などを準備していきます。

コース整備は前週までにバッチリですからね。

会場準備終了後は、スタッフが一堂に会して翌日の運営の説明会を入念にやった後、懇親会が開催。みなさんよく食べてよく呑みますねえ。(^^;

宿泊は近くの公民館で持参した寝袋で雑魚寝します。夜をまたがないレースはしっかり寝れるからラクですね。

【大会当日】
翌日の起床は4時、業務開始は5時。早速テントの横幕を開けたり、会場の設営に着手。6時から装備チェックと受付を開始。当日は多くの選手が訪れて受付の待ち行列が長くなるので、複数名にまとめてチェックしていきます。ほとんどのみなさんがしっかり装備の準備ができてたので効率よく進みました。何人かはレインウェア(特に下の方)が微妙な選手がいたので、そこは厳密にルール通りの判定とさせてもらいました。(併設ブースのひだまり山荘さんではレインウェア(下)が売り切れてしまったとか)

装備チェックの鬼と化してる間にあっという間にスタート時間間際に。スタート脇に陣取り、エリートランナーのスタートダッシュを見守ります。

その後は、盆堀林道手前の早戸橋での応援担当。急いで逆側から移動します。コース選択ミスして山登りしてしまい、トップランナーには間に合わず(^^; その後の選手を元気に見送り。選手通過後は道路に並べた三角コーンを撤収します。
スタート地点に戻ったら、今度はフィニッシュ地点の準備。フィニッシュ後の選手の導線を簡易フェンスやコーンで作ります。これでいったん準備は終了、トップ選手到着までお昼休憩。会場内飲食ブースの地元の猪ラーメン(のらぼう入り)で温まりました。

ちなみにコース全体像はこんな感じ。全長 約32k/累積標高 2300m、制限時間は7h。エイドはなく、関門は篠窪峠と入山峠の二ヵ所。それぞれに仮設トイレと疲労困憊の選手が休める場所を簡易的ながら準備されています。

ロード率が多く、トレイル好きランナーには「面白くない」との評も少なくないですが、この大会の主な趣旨はハセツネCUPの入門大会として位置づけなので、トレイル未経験者でも楽しめるよう「敢えて」ロードが多いコースとなっているとの事。
なおこの大会の上位者は秋のハセツネカップの優先エントリー権が得られるしくみなので、それを獲得するために出走する人も多いですが、大会としては秋の大会に向けての『予選会』ではないとしています。なので

10月の大会の呼び名は
OK:『ハセツネカップ』『ハセツネ』『日本山岳耐久レース』『秋の大会』
NG:『本戦』

との事ですので覚えておきましょう。(ハセツネ豆知識)

でトップ選手の到着は3h弱。自分はフィニッシュ手前の誘導、最後の曲がり角で選手に声がけします。安走会の同期他、知り合いもたくさん出てるので応援にも精が出ます。(以下は安走会11期同期の選手たち)

後半になるとフィニッシュ後に会場から駅や駐車場へ歩いて移動するため戻ってくる選手も多く、我々スタッフにもお礼の声掛けをしてくれる人も多数いました。ありがとうございます。

制限時間の15:30間際ではさすがにランナーもまばら。コースを逆走して選手を待ち、最後のランナーに声がけをして誘導業務は終了。
その後はみんなで会場の撤収作業をします。テントの扱いも慣れたもんです。最後はみんなで記念写真を撮って終了となりました。

ハセツネ大会のスタッフは昨年秋のマーシャル以外では初めてでしたが、さすがにトレイルランニングの最高峰の大会、運営の段取りもスタッフ皆さんの働きっぷりも見事で、安定の大会運営でしたね。スタッフのお仕事も楽しくできました。秋の大会も楽しみです。(もちろんスタッフ参加予定)

選手・スタッフのみなさん、お疲れさまでした~!

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