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【第2話:多読で天使の心が】個人起業で1億円稼いでから精神崩壊した話

どうも!グローバルマーケッターのMOTOです。

まだ前回の1話を見てない方はそちらからどうぞ。


引き続き、ゲーム感覚もで読んでみてくださいね。

僕は、勉強は出来なかったし
特別なスキルや、コネや才能はなかったけど、
昔から●●●だけは大事にしてきたからある程度上手くいった。


この●●●を推測しながら
ゲーム感覚で読んでもらえると

全部読み終わった後、
気づきという宝物を手にすることが出来ます。

では、2話目どうぞ。


第2話:多読で天使の心が・・・

画像1

理不尽過ぎる上司と会社のお陰で、
僕は本を読む習慣を身に付けることが出来た。

その会社から辞めるために
当時の僕に出来る唯一の方法が、
本を読みまくることだと思っていたからだ。


毎週、
本を一気に5、6冊ずつぐらい買うのだから、
どんどん本が貯まってくる。


だから、
時間がいくらあっても本を読む時間が足りない。


どんどん貯まってくる本を読まないと
勿体ないという思いから
本を読む時間をどうやって作ればいいか考える。


この人間の本来もっている
【勿体ない】という性質を利用できたのは良かった。


もし、
本を買うことをケチって、


誰かに借りたり、
貰ったり、
図書館とかで借りていたら

この性質を利用出来ず、
読めなくても「まあいいや!」ってなってたと思う。


そして、
勿体ない性質を利用した結果、
通勤時間はすべて本を読む時間に出来た。


それまでは、
通勤時間の往復2時間は電車で寝ていたが、
2時間を読書タイムにした。

昼の休憩時間も1時間あったので、
30分は読書タイムにした。

時には、
眠くて寝てしまうこともあったが、
隙間時間を出来るだけ読書時間に変えた。


後、
読書する上で重要だと思うことは、
ドッグイヤー(本の端に折り目)をしたり、


ペンを持っている時は
メモしたり線を引っ張ったり、

出来るだけ汚しながら、
本を読むようにした。

これは、
出来るだけ汚しながら本を読んだほうが、
記憶に残るからである。


KINDLEとか電子書籍は汚す行為が出来ないのでイエローラインを引いてメモを取ったりエバーノートに重要な部分をコピペしたり何かしら工夫が必要になってくる。


例えば、
カフェで1人で本を読みながら、
タコライスを食べていて、


そのタコライスのソースをこぼして本の1ページのど真ん中を
汚してしまったとしよう。


こういったエピソードが加わると、
綺麗なページのままよりも、


タコライスで汚れたページのほうが
圧倒的に記憶に残りやすくなる。


人間の脳みそは、
そういった一見無駄とも思えるエピソードと関連付けされると
記憶に定着されやすくなるという性質を兼ね備えている。


だから、
ドッグイヤーとか本を汚しながら読むというのは、
普通に読むよりも記憶に残りやすくなるので、


「本を汚しながら読む」

という習慣をつけるとよい。


ここからちょっと余談だけど、

本を汚しながら読めば、
キンコンの西野さんの「しるし書店」にも出店出来るかもしれないし。



※「しるし書店」は思考して汚した本に付加価値がついて売れるオンライン書店である。この発想ほんとすごいなと思う。


もし、

読んでいる本にタコライスをこぼしたとして、
汚れたから値引きします。
と本を売る人のはナンセンスで、


タコライスをこぼした時のエピソードを価値として
付け加えることが出来れば逆に高く売れるのである。


例えば、こんな感じで。


===========余談エピソード始まり=============

僕がまだ稼げていないサラリーマンの時、
1人でカフェでタコライスを食べながら

夢中でこの本を読んでいた。

この本のある一節にあまりにも衝撃を受けて
その時に感動のあまり手が震え、
この1ページのど真ん中にタコライスをこぼしたのである。

多分、
この時タコライスをこぼしていなかったら、
1ページは後で繰り返し見返すことがなかったかもしれない。

タコライスをこぼしたページは、
記憶に残り、
僕が起業してから落ち込むたびに、
このタコライスページを見返した。

何度も、何度も、何度も。

読み返すたびに
このタコライスの1ページが
僕に大きな力を与えてくれ励ましてくれ
そして今の僕を作ってくれた。

このタコライスの1ページには
今までの苦労やそれを乗り越えて
とてつもない想いが詰まっているし、


この本を手にした人はこの当時の僕と同じ感情を
世界でただ1冊のこのタコライスの1ページから
味わって貰えるんじゃないかと思う。


============余談エピソード終==============

というようなエピソードがあったとして、

タコライスをこぼしたことをマイナスではなく、
プラスに変換してあげられると、
そのエピソードに共感してくれる人は、
高くても買ってくれるのである。



さて、、、、、

話を戻そう。


毎日、多読していると
色々と共通項が見えてくる。


この共通項が中々の肝で、

色んな本で表現は違えど、
言っていることは同じだなということが
どんどん出てくる。


1人の著者が言ってたとしても、

「へーそうなんだ。」


程度ぐらいしか思わなかっただろうが、


複数の著者が言ってたら、

「これは本当に大事なのかも?」


って思えて
実践してみようって気になった。


このことで、
今でも覚えている衝撃的な体験がある。


それは、

「全ての責任を自分の責任にする」


という言葉である。


今思えば、
当たり前のことだが、
たくさんの本に書かれている共通項の1つだったので、
これは本当かどうか検証してみようと思った。


会社で、
どんなに上司が理不尽でも
悪口を言わない。
そして、自分の責任だと考える。


それでも、
どう考えても上司100%の責任だろうってことも多々あった。


上司が煙草を吸いに休憩してたり、
他の先輩たちと談話してて

やるべき仕事が遅くなり、
それで社長に怒られてて、
その飛び火で僕も社長に怒鳴りつけられることとか・・・


それでも、
「この上司の仕事を遅くしたのは
自分の責任なんじゃないか??」


無理やりにでもそう思うようにした。


最初の何週間かは、

「ほんとコイツ理不尽だよな~~」

「いや、でもこんな理不尽な上司にしたのは自分だ。」

「こいつまじでぶん殴ってやろうか!」

「いや、そんな上司の元で働いている自分が悪い」


この葛藤の繰り返しだったけど、


それでも、
本当かどうか検証するために、


全ての責任を自分にして、
上司の悪口を一切言わない。
そしてついでに褒めてみる。


これは1つの実験だと割り切って続けてみた。


・・・・


・・・


・・


これを1、2ヶ月ぐらいやってたら、
上司の僕に対する反応が明らかに変わった。


今まで、上司は僕の悪口を
他の先輩たちに言っていたのだが、


いつの間にか、

「最近、あの子仕事が出来るようになってきたわ~~!」

と、陰で褒めるようになってきた。

それを他の先輩から聞いた時は、
あまりにも効果覿面過ぎて笑えてきた。


正直、
僕の仕事のスキルは何1つアップしていないし、


たまに、
上司がいない時は、
サボって早めに帰ったりしてたにも関わらず。。。

早めといっても夜の9時、10時とかだけど。


さすがに、
ここまで変わるのか?
ぐらい変わった。


僕が変えたことは、


・全責任を自分の責任にする
・悪口を一切言わない
・褒める


この3つを1、2カ月継続しただけだ。


相手を強制的に変えるのは不可能だし、
相手に直接的に意見すると逆に反感を買うだけだが、


この3つをやると、
相手が勝手に変わってくれるということを知り、
この体験が僕の思考を大きく変えた一つである。


多読する前までは、
悪口、不平不満を
ただ同期に散らかして
周りの士気を下げる悪魔のようだったが、


多読する習慣で、
少し周りの環境が良くなり、
小さな天使の心が舞い降りて来たのかもしれない。


ただ、だからと言って、
会社を辞めるという選択肢は一切変わらなかったが。



第3話に続くかも・・・・


※もし、
次回こういうのが聞きたい、意見、感想があれば
ツイッターか、ここのコメントにでも頂けると
第3話に組み込めたらと思います。



※第2話の中の重要な2点を最後にお伝えしておきます。

(1)ゲーム感覚で多読したら共通項を探して実験!

たくさんの本を読んでいくと、
表現が違うけど本質が同じだという共通項がいくつも出てきます。


この共通項というのが本質であり、
いつの時代に誰が試しても
だいたい同じ結果が得られるものです。


その共通項で自分が試してみたいことを
本当かどうか実験するのがいいです。


これで思考を変えるんだ。
これで一発人生を変えるんだ。


そういう情熱とか意気込みは逆効果で、
重いんで。


意気込むのはやめましょう。
意気込んだら反動ですぐ情熱が冷めます。


実験とか、

ゲームとか、

それぐらいの感覚が丁度いいかと。


実験って考えると
多少、無理目なことでも、
これは実験だしって思えるし、

何よりこの実験を試したら結果どうなるんだろう?

って考えたら
ワクワクしないですか?


後、

最初は共通項を見つける上で
ジャンルが似通っている本をまとめて読むほうが良くて、


自己啓発だったら自己啓発ばかり、

偉人の歴史書だったら色んな偉人の歴史書ばかり、

心理学だったら心理学系ばかり。


というように、
ある程度ジャンルをまとめて読むほうが
最初は共通項が見つけやすいです。


(2)逆ジャイアン的発想・全責任を自分の責任に!


全ての責任を自分の責任にしようと思うと、
相手を強制的に変えようとしなくなります。


逆ジャイアンみたいな発想です。


俺の責任は俺のモノ~~

お前の責任も俺のモノ~~~


みたいな感じですね。


そして、

全責任を自分のものとすると、
相手が変わることを諦め、

自分が出来ることは何か?に
フォーカスするようになるんです。


そしてこれは、

人生の全指揮権が自分の手の中に入るということです。


他人の指揮権の範囲で動いている限りは、
相手が変わってくれるのを待つしかないわけですから、
そこには自由なんてないんです。


でも、

全責任を自分の責任にすれば
自由になれるのです。


今成功している人達は、
この逆ジャイアン的発想の
すべての責任を自分の責任という感覚を持っていると思います。


誰かの責任にしている限りは
成長が止まるし何も得れないです。


「日本の景気が悪いのは今の日本の政治家のの責任だ!」


って酒飲みながら、
TVに向かって吠えているおっさんが多いですが、


政治家の責任にして、
何かその人の人生が良くなるなら、
政治家の責任にすればいいけど、
何も変わらないですよね。


ストレス発散どころか、
腹立つマイナスの感情が生まれているので、
マイナスですし、それを聞かされている周りの人達にも悪影響でしょう。

つまり、プラマイ、マイナスです・・・


もし、
日本の政治家には頼れない。
と思うのであれば、

「じゃあ、ちょっとでも今自分が出来ることは何か?」


を考えるほうが、
よっぽど建設的ですし、
一歩でも成長することが出来ます。


こういう全責任は自分にする脳みそになって
初めて、成功・成長への歯車が動き出します。


そんじゃーねー


第3話へ続く・・・・


また、全編は、
MOTOの書籍「自分軸で自由に生きる力」で読むことが可能です。

※KindleUnlimitedなら無料で読むことが可能です。

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