ガーフレット寮の羊たち・第13話シナリオ
(※2014年9月、4巻に収録されました。下絵を何枚か追加しました。)
私はたいていセリフだけのシナリオ状のものを作り、その後、絵コンテ、または直接下絵にはいります。
以前、同業さんからそのシナリオに興味があるというお言葉をいただいたので、もしかして読者さんにも興味をお持ち下さる方がいらっしゃるかな?と思い、今回シナリオの公開をしてみることにしてみました。
月刊プリンセス6月号に掲載された最新作なので、コミックスには未収録です。(追記:完結しました。4巻に収録されています。)
雑誌をご覧下さったみなさまには、シナリオと本番原稿で、違っている部分を比較してお楽しみいただくことも……できる……かも……かも……。
ネタバレ防止のため、P6以降は有料での公開とさせていただきますので、ご了承下さい。
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ガーフレット寮の羊たち
第13話
【p1】
※扉絵/13歳、1学年時のグッドウッドと王の学徒ピアース
花が咲き乱れる庭園で
【p2-3】
※礼拝堂の鐘の音
馬車が止まっている
礼拝堂の前に立つ13歳のグッドウッド
-1865年 秋 ウィンザー校ー
ここが
今日から
5年間の
ぼくの
居場所
どこであろうと
何も変わらない
※あらすじ
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いままでと
同じような毎日が
続くだけ……
※たんたんとモノローグ、冷めてるかんじ
※礼拝堂から聞こえる聖歌隊の声
※しずしずと回廊を歩く聖歌隊
※その一番後ろに黒髪ウェーブの小柄な少年
※グッドウッドと目が合う(帽子は脱いでいる)
※間がある
※ピアースにこっと笑いかける
【p4-5】
※じっと見ているグッドウッド、
そちらを見ながら、歩いていくピアース
※聖歌隊を見送るグッドウッド
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アーサー・
グッドウッド!
※呼ばれてはっとして振り返るグッドウッド
:舎監教師
ずいぶん早く
到着したんだね
:グッドウッド 礼儀正しくあいさつ
はい
先に礼拝堂に
詣っていました
今日から
どうぞよろしく
お願いします
ハウスマスター
:ハウスマスター
ご両親はもう
インドへ
向かわれたのか
:グッドウッド
はい
ハウスマスターに
くれぐれも
よろしくと
手紙を
預かっています
;ハウスマスター
寂しいだろうが
すぐに慣れる
ガーフレット寮は
すばらしい家だ
:グッドウッド
はい
先生
※ガーフレット寮
【p6-7】
※寮長たちの部屋のあいさつにいく
副寮長は絵を描いているところだった、油絵がバックに
やあようこそ
新入りの羊
ガーフレット寮
4学年で副寮長の
マクニールだ
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