【note毎日更新チャレンジ8日目】子供と遊ぶことは、少年時代の自分と遊ぶこと
夢を子供に託す。よくある話である。家内はピアノ教室に通っていたらしいが、それは義母がピアノを習いたかったが習えなかったという事情があったらしい。
僕の場合はそういうことはなかったが、父親が仕事で忙しく、週の半分程度しか家にいなかった。
そういったこともあり、父とキャッチボールくらいはしたが、あまり父親にあれこれ連れて行ってもらった記憶はない。
その分、毎年旅行へ連れてっていってもらったりもしたが、それもまた温泉旅行ということで所謂遊園地だとかにはあまり行ったことが無かった。
そんなこというと、牧場とか言っただろうと言われたりもするんだが…
僕は息子と色々な場所へ行く。今は失効したけど上野動物公園の年パスも持って毎月のように行った。雨なら雨で水族館だったり屋内プールに言ったり。基本は区営で財布にもやさしいところだ。
これはきっと、子供のころやりたかったことを子供を通して体験しているんだと思った。子供の笑顔を見ると、当時行けなくて寂しかった少年時代の僕が笑顔になったような気がするのだ。
今年、仕事を引退した父親がカブトムシを採ったという。そして、栃木からわざわざ家までカブトムシを息子に届けに来た。
高速を使って1時間半程度であるが、本当にカブトムシ(と野菜)を持ってきて1時間程度で帰って行った。
僕は仕事でいなかったが、帰ってきて家にカブトムシが3匹いてテンションが上がった。
僕自身は虫取りなんか親とやったことはない。
母は「孫パワーはすごいわねー。」と言っていたが、何のことはないきっと父も子供に虫を捕ってあげるといったことを孫を通して体験をしているのだろう。
仕事で忙しくてやりたくてもできなかったのかななんて少し思いつつ、帰省中の僕は父にお酌をするのだった。
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