motoaki iimori

飯盛元章。1981年生まれ。中央大学兼任講師。博士(哲学)。ホワイトヘッド、ハーマンを中心に現代の形而上学を研究。翻訳=『メルロ=ポンティ哲学者事典 第2・3巻・別巻』(白水社、2017)、グレアム・ハーマン「オブジェクトへの道」(『現代思想』2018年1月号)など。

〈オブジェクト指向存在論〉最速入門01:対象とは?

この世界のあらゆるものは、他のものと独立にそれ自体で存在する。それはそれでしかない。これが、グレアム・ハーマンのオブジェクト指向存在論における根本的な発想だ。

ハーマンは、「思弁的実在論」や「オブジェクト指向存在論」といった21世紀の新しい哲学的潮流を牽引しているアメリカの哲学者である。20世紀ドイツの哲学者であるハイデガーの研究から出発し、オブジェクト指向存在論という独自の哲学的立場を展開して

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