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ひとり親家庭支援(児童扶養手当認定証に紐付くもの)

児童扶養手当が認定されるといくつかの行政サービスが受けられるようになります。自治体によって制度の詳細は変わるので、詳しくはお住まいの自治体にご確認ください。

ひとり親家庭等医療費助成
児童扶養手当の認定証や扶養家族を含む健康保険証をもって役所の窓口で手続きをします。ハンコもお忘れなく。児童扶養手当の申請以降で病院に罹った場合、領収書を持っていくと還付手続きができます。還付金の振込先の銀行口座の情報(通帳、キャッシュカードなど)も持って行ってください。
私の場合は夫の身体障害者手帳が必要とのことで、手帳の交付を待って医療証の発行となりました。

公営鉄道、バスの特別乗車券
大人一人分の無料乗車券を発行してもらえます。手続きには児童扶養手当認定証と対象者の顔写真が必要です。

JR通勤定期3割引
こちらも大人一人分の通勤定期券が割引き価格で購入できるものです。私は通勤でJRを利用していないので、この制度は利用しておらず詳細は分かりません。

水道基本料免除
ひとり親家庭等医療助成がされている場合、水道の基本料が免除されます。私は医療助成と同時に手続をしました。水道の契約番号を準備してください。請求書などを持っていくと良いです。

就学援助
お子さんが小・中学校に通っている場合、就学援助金の支給対象になります。今までは役所で手続きをしているものばかりですが、こちらは学校が窓口になります。新年度に学校から申込書が配られます。お子さんの持って帰るお便りはしっかり確認してください。新年度以外のタイミングで必要となった場合は、学校にご相談ください。

日常生活支援
家事支援、乳幼児の保育の援助
が割安で受けられます。今のところ私は利用していないので、詳細はお住いの自治体にご確認ください。

公営住宅の抽選倍率の優遇
一般の方が応募するよりも好条件で抽選されます。応募時期が限られているので、お住いの自治体にご確認ください。住宅が選べず、地区単位の応募の場合もあります。

直接紐付いてはいませんが、ひとり親である事で割引になる民間サービスもあります。その際、ひとり親である事を証明するのに児童扶養手当の認定証が役立ちます。

学童の保育料
子どもの放課後預かってもらっている学童では、ひとり親の場合、保育料が割安になっています。
私の場合は、正確にはひとり親ではないですが役員に掛け合ってひとり親に適用してもらえました。
提出する書類は夫の診断書でもよさそうでしたが、児童扶養手当の認定書のコピーを提出しました。認定されるまで提出できませんでしたが、診断書だと厳しい文言が並んでいるので、結果こちらで良かったと思っています。

病児保育(フローレンス)のひとり親サポート
ひとり親だと子どもが発熱、感染症に罹った場合、一人で毎回仕事を休むことは難しいですが、病児保育に預けられれば安心です。関東の一部地域限定ですが、居宅訪問型の病児保育事業をしているにはひとり親サポートがあり、割安で利用できます。いざと言う時に心強いです。
ただし、多くの方に利用していただくために2年限定です。

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