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書籍もコミュニティーで売る時代

西野亮廣さんの書籍「夢と金」。発売から2週間で13万部を販売し、重版が決定。西野さんのビジネス書が累計で100万部を超えたそうです。

西野さんは常々、「博打は打つな。発売前にできることはすべてやれ。負けない戦いをせよ」と発信されています。

今回も発売日から逆算し、あらゆる仕込み、話題作り、音声発信等をされて来たのは、今さら私が解説するまでもない話かと思います。

全国各地の書店でサイン会を行い、本書を購入してくださる方との交流会を何度も行い、さらには、著者である西野自身がご指定の住所まで本書を直接お届けするという前代未聞のことまで行いました。これらの活動を通じて、実に1万4000冊以上も西野自身が直接お届けしました。

そんな中、昨日のVoicyで西野さんが大変興味深い話をされていました。

ありがたいことに教育者やインフルエンサーの方々が紹介してくださっている。という話の流れから、北の達人コーポレーション木下社長のツイートを読み上げ形式にて紹介。

私が目から鱗と思ったのは、この部分。

内容は「本当はお金持ちの人はみんな知ってるけど言わないこと」。 この内容をストレートに言ってしまうと世間ではバッシングに合うから普通は知ってても言わない。

西野さんはこれをいきなり出したのではなく、ファンを作り、ファンのリテラシーを高め、リテラシーの低い人からバッシングが起きてもリテラシーの高いファン層が互角に討論できるくらいの状態にしてからこの本を発売した。

西野さんがここまでの意図を持って設計されたのか、コミュニティーの熱量を高めるべく行った日々の努力の賜物なのかは、ご本人のみぞ知るです。ただ、結果は、この通りだなと。

そして、日本に根強くはびこる嫌儲思想を打破していかないと、日本は本当にダメになってしまうと、私も強い危機意識を持っています。

また、NFTや書籍に限らず、今後、あらゆる商品がコミュニティードリブンで売れていく時代の幕開けなのだろうなと感じます。

意味消費、応援消費。「不便益」などもこの文脈かな。

これらが気になった方は、是非、本書をお買い求めくださいませ。


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