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日本酒×NFT 日本酒を飲める資産へ

週末にSake World Summit @京都に参加して参りました。「京都から始まる、全く新しい日本酒(クラフト醸造酒を含む)の祭典。約50蔵 約250銘柄が集合!酒蔵秘蔵の非売品や長期熟成酒、クラフト醸造酒など多様なSAKEがラインナップ」という日本酒の品評会。

私のお目当ては、「日本酒飲み放題」ではなく、ステージイベント「⽇本酒×NFT ⽇本酒を“飲める資産”へ」。

こちらで、NFT仲間である「日本酒侍ぐりこ先生」が登壇されるということで駆け付けました。

ご存じの通り、NFTはPFP(プロフィールピクチャー)と呼ばれるアイコン画像を中心に2022年後半に市況が盛り上がったのを最後に、現在は長い冬の時代に突入。残念ながら春は来ないと考えた方が良い状況。

そんな中、今回、株式会社リーフ ・パブリケーションズが提供する「Sake World NFT」。こちらは、投機的NFTとは一線を画し、「唯一性を担保しマーケットで売買が可能な証明書」としてNFTを活用。

日本酒をNFTで購入し、自分の好きな保存期間を設定して熟成保管ができます。 すぐ飲むだけではない、多様な選択肢の中からあなた好みの日本酒を育ててみませんか?

NFTを預かり証書として活用し、現物(日本酒)は指定期間、プロが熟成保管してくれるというサービス。値上がりを期待して購入する従来のNFTとは異なり、自分で購入した日本酒の預かり証としてNFTを活用。預かり証はオンライン市場で売買が可能。実際は活発にトレードされるというのではなく、プレゼント需要等を想定しているとのこと。

将来的には、外国人が自国からNFTを購入し、数年間熟成保管した後、日本旅行時に持ち帰る。あるいは、日本旅行中に友人たちと楽しむ。といった使い方も期待できそうです。

日本酒侍ぐりこ先生は、こちらのSake World NFTとは直接関係はなく、NFTの有識者として登壇されました。横文字は極力使わず、投機的商品である様な説明は一切せず、わかりやすくNFTの価値を説明されていてさすがでした。

ぐりこ先生は、合同会社SAKEXのプロデューサーもされています。同社は、国際唎酒師である小松富士子さんが代表を務める会社。「推し酒コレクション」というNFTを活用し「日本酒を消費する文化から所有する文化へ」を提唱しています。

こちらは、ECサイトで日本酒とデジタルラベルとしてのNFTをセット販売するという方式。ウォレットにデジタルラベルをずらりと並べることで、自分の「推し酒」をアピールできる仕組み。

日本酒好きのコミュニティー(ディスコード)も用意されていますので、ご興味ある方は、是非、参加してみてください。

<追記(4/4)>

イベントで登壇されていた⽟乃光酒造 代表取締役 ⽻場洋介さんのnote記事もご紹介させて頂きます。


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