総合政策学部と環境情報学部

慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパス(SFC)には総合政策学部、環境情報学部、看護医療学部、大学院政策・メディア研究科、大学院健康マネジメント研究科の3学部2研究科が存在する。

このうち、最初にできた総合政策学部と環境情報学部は「双子の学部」といわれることが多い。本来、この二つが狙うところは全く違うはずなのだが、カリキュラムは相互乗り入れしている部分が大きく、どちらの学部にいてもほぼ同じ内容の授業が受けられる。そのため、入り口は別でも、中に入るとほとんど同じという印象を持たれている。

それでも、学生の間には少しずつ関心の違いがある。昨日、学生と話していてなるほどと思ったのは、

(1)総合政策学部 総合政策学科

(2)総合政策学部 環境情報学科

(3)環境情報学部 総合政策学科

(4)環境情報学部 環境情報学科

という四つのタイプの学生がいるということ。ただし、公式には(1)と(4)しか存在しない。四つのタイプそれぞれが本来はおもしろいことをやっているはずで、それを助けるカリキュラム作りが必要だろうと。

双子だからといって全部同じというのはおかしい。二つの学部の違いをもっと強調していって良いはずだ。

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