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無責任な人が責任を求める不条理な世の中

どうも、MOTOです。


私は10年以上前から今のビジネスを始めているのですが、ビジネスを始めた時、スキル・テクニックだけではなく、マインドセットについてかなり勉強しました。


マインドセットを勉強した中で今も心に残っているある人の言葉があります。


そのある人は和佐大輔さんという方です。

和佐さんは小学生の時に脊髄を損傷して、事故以降は車椅子生活を余儀なくされる人生を送っています。

和佐さんは手足が動かず車椅子生活を送っている中、口に割り箸を加えてタイピングを行い、ネットを使ってビジネスを成功させ、18歳の頃に年商が1億円を突破

それ以降は毎年1億円以上を稼ぎ出しているというある意味変人です。


学歴は小卒、体も不自由と言う事であれば、普通は人生に絶望して僻み・妬んで生きていくと思いますよね。

和佐さんも一度は絶望したようなのですが、与えられた状況で出来る事をやっていくという事を考えて今のポジションまで進んでいったようで、独自の価値観を持っているんですよね。


そんな和佐さんが自分の販売している商品、発信している情報について以下のような事を言っていました。

「自分の作った商品には何の責任も持たないし考えない。考えるのは自分が全力で商品に作り込むことだけ」


この考え方が私的に凄くしっくりきて、好きな考え方なんですよね。



世の中、何かあればすぐ責任を問う流れがあると思うんですよ。

で私が思っているのは「責任って一体何ですか?」という事。


責任という意味をググってみると

1.立場上当然負わなければならない任務や義務
2.自分のした事の結果について責めを負うこと。


上記のような意味がありますが、私は「責任」とは相手を責めるのにただ便利な言葉として使われているような印象を持っています。


仕事、家庭、人間関係、子育て等々

人は責任という言葉をとても軽く使います。


例えば、

政治家が不祥事を起こした時に議員としての責任を果たしていないと責める

お店で商品を買った時にその商品に不具合があったら責任を果たせと責める


まあこんな事がありますよね。


政治家の話で考えてみると、そもそも政治家は選挙で選ばれている訳で選んだ人達の責任が発生している訳で…
特に選挙にも行っていないような人が言っていたらどの口が言っているのかという感じもします。

お店の話で考えると、返品や交換に対応してくれればそれでいいような気がします。

こちらが商品を提供する立場だったとしたら100%完璧な商品を提供するのは無理だという事も分かりますからね。


世の中に完璧なものがない以上、誰しもが無責任に生きているはず。

無責任に生きている側が「責任」という言葉を使って、憂さ晴らしをしたいだけの行為に思えてしまうんですよね。


「責任」という言葉や概念はあっても実在はしないもの

そんなイメージとして私は捉えています。


実在しない物を自分や他人に求めてしまったら、自分がただ生きづらくなってしまうだけだと思うんですよ。

となると出来るのは「相手の期待に応えられるよう精一杯頑張る事」だけ。


力を尽くした結果、対価に見合う事が出来なかったとしてもそれは仕方がないこと。

そんな考え方が和佐さんの考え方であり、私が共感している事でもあります。


例えば前述したお店の話だったら、返品や交換に対応するという事で十分だと思います。


犯罪を犯した人については親への責任を問う傾向もありますが、親が精一杯子供を育てたとしてら、それ以上は何も求められないと思うんですよね。

人を育てる事も、物を作るも、精一杯頑張ってもバッドエンドを迎える事はある訳ですからね。


私もそういうスタンスで生きていますし、周りの人や事に対してもそれほど強く責める事はしません。


人を責める姿勢が強いと凄くイライラして苦しいんですよね。


以前、マックのドライブスルーでダブルチーズバーガーを頼んだら、中身が普通のチーズバーガーだった事があります。

当時、妻はめちゃくちゃ怒ってずっとイライラしていましたが、私はまあこんな事もあるかぁ、うわ~せっかくのご飯のグレード下がっちゃったよ~、みたいな感じでネタが出来たみたいな感情でした。


まあどのように考えて、どのように生きるかは自由ですが、責任という実体のない物を求めたり考えたりして生きるよりは、自分の出来る精一杯の事をやろうと思って生きた方が楽しいと思いますよ。


さて、今週は大阪杯が行われます。


メンバーを見渡してみると確固たる主力がいない上に、これといった逃げ馬がいない状態

逃げを打った馬がスルスルと逃げ切るというシナリオは十分にあると思っています。


人気と脚質を考えると ハーパー に妙味を感じます。


それでは、良い週末を!!

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