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警察官が交通事故や交通違反をしてしまった時のパワハラ祭り

警察官の場合、どんなに軽微な交通事故や交通違反でも職場に報告しなければなりません。

一般市民であれば物損事故や、反則金を払えば終わる交通違反(白・青切符)でしたら、いちいち職場の上司に報告するなんてことはあり得ないでしょう。
 
 警察官の場合は休日にマイカーの運転時でも、交通違反はもちろんですが、自分に一切過失のない追突された事故などの場合でも、現場からすぐに職場の上司に連絡をしなくてはなりません。これは、110番で地元の警察を呼ぶのとは別でしなくてはならないのです。

 さらに、休日に事故や違反があった場合、休日でも職場に行って、報告のための書類を作らされます。
 
 私が機動隊にいた時、これでひどい目にあった同僚がいました。

それはやっと夜勤が終わって家に帰れるという帰路の途中のことでした。


同僚が夜勤明けで職場から自宅に帰る途中、ほんの少し擦る程度の物損事故を起こしてしまいました。もちろん怪我人などいないコツンと当たった物損事故です。

 そして、規則に従って職場に連絡したところ、「報告関連の書類を作って決裁に上げなくてはいけないから、現場の事故処理が終わったらすぐに職場に戻って来い」と言われ、夜勤明けで帰宅中にもかかわらずまた職場に戻って、事故の説明や反省文の書類を書かされ、さらに翌日は休日だったのですが、職場から呼ばれてまた報告書を何枚も書かされていました。
 
 そして次の勤務日の朝礼でさらし者にされます。、全員の前に出されて、事故を起こしたことや反省やを言わされます。見せしめです。

 
 また、別の若手職員のケースではこんなことがありました。
 
 その若手職員は機動隊に異動してきて2週間後くらいに追突事故を起こしてしまいました。するとその上司の警部は、この職員に対し無期限で車の運転を禁止しました。
 
 運転免許証も持っていて免許停止でもない人間が、職場の上司の独断で車の運転ができないという異常なことが警察内部では起こりえるのです。
 警察官は事故を起こしたら免停でなくても一定期間運転をしてはいけない、などという法律や規則などもちろんありません。
 すべて頭のおかしい警部の独断です。

 この若手職員の場合は、職場の独身寮に住んでいたので、通勤には車は必要ありませんでした。しかし、休日の買い物やその他外出にも一切自分の車を使うことができず、駅も遠かったので、自転車で出かけたり、同僚に乗せてもらっていたりしました。
 
 1年以上車を運転できないため、車もエンジンが掛からなくなり、そのまま業者に格安で買い取ってもらうという始末になってました。
 今はもう異動していったためその後異動先でどうなったかはわかりませんが、そのバカ警部のせいで彼は2年近く車の運転から遠ざかり、逆に運転することがよけい危なくなってしまいました。
 
 もちろん掛った費用や損失はすべて自己負担です。

 運転を禁止した上司たちは、次に事故を起こした時に自分の責任が発生することを恐れて禁止しただけで、その若手職員のことを心配する気持ちからではありません。
 

 事故防止や取り締まりを行う立場である警察官が、事故や違反を起こしてはならないというのはもちろんその通りだと私も思います。

 しかし、警察官も人間ですから、起こしてしまうこともあります。
 そんな時に、休日でもいちいち職場に行かなくてはならなかったり、無期限で車の運転を禁止させられたり、そのせいでマイカーを手放すことになったりというのは、あまりにも特殊で異常な感覚ではないかと思いました。
 
 同僚の中には「おれは事故を起こしても軽い事故だったら職場には隠す」と言っていました。その気持ちよくわかります。


まず警察官以外の方でしたら、物損事故や、反則金を払えば終わり程度の交通違反(白・青切符)でしたら、いちいち職場の上司に報告するなんてことはあり得ないでしょう。
 
 警察官の場合は休日にマイカーの運転時でも、交通違反はもちろんですが、自分に過失のない追突された事故などの場合でも、現場からすぐに職場の上司に連絡をしなくてはなりません。これは、110番で地元の警察を呼ぶのとは別で、職場にも連絡をしなくてはならないのです。 さらに、休日に事故や違反があった場合、休日でも職場に行って、報告のための書類を作らされます。
 
 私が機動隊にいた時、同僚が夜勤明けで職場から自宅に帰る時に、ほんの少し擦る程度の物損事故を起こしてしまいました。もちろん怪我人などいないコツンといった物損事故です。
 そして、内部規則に従って職場に連絡したところ、「報告関連の書類を作って決裁に上げなくてはいけないから、現場の事故処理が終わったらすぐに職場に戻って来い」と言われ、夜勤明けで帰宅中にもかかわらずまた職場に戻って、事故の説明や反省文の書類を書かされ、さらに翌日は休日だったのですが、職場から呼ばれてまた報告書を何枚も書かされていました。
 そして次の勤務日に、朝の朝礼で全員の前に出されて、事故を起こしたことや反省の言葉を言わされます。見せしめです。

 また、別の若手職員のケースではこんなことがありました。
 
 その若手職員は機動隊に異動してきて2週間後くらいに追突事故を起こしてしまいました。するとその上司の警部は、この職員に対し無期限で車の運転を禁止しました。
 運転免許証も持っていて免許停止でもない人間が、職場の上司の独断で車の運転ができないという異常なことが警察内部では起こりえるのです。
 警察官は事故を起こしたら免停でなくても一定期間運転をしてはいけない、などという法律や規則などもちろんありません。
 この若手職員の場合は、職場の独身寮に住んでいたので、通勤には車は必要ないのですが、休日の買い物やその他外出にも一切自分の車を使うことができず、駅も遠かったので、自転車で出かけたり、同僚に乗せてもらっていたりしました。
 1年以上に渡って車を運転できないため、車もエンジンが掛からなくなり、そのまま業者に格安で買い取ってもらうという始末になってました。
 今はもう異動していったためその後異動先でどうなったかはわかりませんが、そのバカ上司のせいで彼は2年近く車の運転から遠ざかり、逆に運転することがよけい危なくなってしまいました。
 
 もちろん掛った費用や損失はすべて自己負担です。

 運転を禁止した上司たちは、次に事故を起こした時に上司である自分の責任が発生することを恐れて禁止しただけで、その若手職員のことを心配する気持ちからではありません。
 

 事故防止や取り締まりを行う立場である警察官が、事故や違反を起こしてはならないというのはもちろんその通りだと私も思います。

 しかし、警察官も人間ですから、起こしてしまうこともあります。
 そんな時に、休日でもいちいち職場に行かなくてはならなかったり、無期限で車の運転を禁止させられたり、そのせいで車手放すことになったりというのは、あまりにも特殊で異常な感覚ではないかと思いました。
 
 しかしこれが警察という組織ですので、 
 警察官志望者の方は、警察に入るとそういう環境が待っていることを知っておいて下さい。

この他にも警察で実際に見てきた壮絶なパワハラはまだまだあります。

それはこちら↓で紹介しています

警察のブラック勤務とパワハラの実態マガジン



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