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欲しい車を買うためにお金を貯めた。でもパワハラで買えないのが警察官

今回も私が地域課勤務の時に見た壮絶なパワハラです。

自分のお金で自分の欲しい物も買えないというパワハラでした。

新人として警察署に配属され2〜3年目の男性若手警察官M君がいました。

M君は学生の頃から欲しかった車がありました

働いたらお金を貯めて絶対あの車に乗るんだ、と何年も前から楽しみしていたものです。

M君はそのために、警察官になってからも無駄遣いをすることなく、真面目にこつこつと預貯金をしてきました

車への想いは本物で、2〜3年で他の同年代では誰もできないような金額を貯めることができました。

欲しかった車を新車で買える目処が立ちました

欲しかった車は、その年代で乗るには少しだけ高級な車種です

とは言っても、メルセデスやレクサスのようなものではありません。

新車価格で300万円の間くらいのものでした


さて、警察では車を買う時、自分で勝手に買ってはいけません。

え?と思う人も多いと思います

若手とはいえ、自分で働いて貯めたお金で買うのに、自分で決めて買えないの?

買うためには一体何をしなくてはいけないの?

そこには、警察特有の異常なお手続きが必要なのです

そしてM君はこの異常な手続きによって、なんと自分の欲しかった車を買うことができない、という事態に追い込まれてしまったのです

それは完全なパワハラでした

M君を襲ったのはどんなパワハラか、今回はその実例から警察特有のパワハラを紹介します。

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警察官の勤務はどれほどブラックで厳しいのか、また階級社会・縦社会と言われる警察組織のパワハラはどれくらい壮絶なのか、 警察官を約10年勤め…

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