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シネマトグラファー小林基己の「予定調和の足音」

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ムービーカメラマン小林基己が、映画やドラマを見て気づいた感想、また自作についてのライナーノート的なものを書き連ねていくマガジン。撮影技術に関しても公開していきます。不定期更新です。
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2020年4月の記事一覧

Netflixドキュメンタリー「新型コロナウイルスをダイジェスト」に人類の愚かさと希望を見る

Netflixから早くも新型コロナウイルスに関するドキュメンタリー映像が登場した。題して「新型コロナウイルスをダイジェスト」良質なドキュメンタリーを排出している「〜をダイジェスト」のシリーズだ。26分しかないので、ニュースの1コーナーを見る感覚で身構えることもない。 この記事の内容もネタバレも含んでいるので、出来れば観終わった後に読んでもらえる方が良い。 このCovid-19に至っては、各所でいろいろな情報が流れている。TVなどの報道からこういった個人ブログなどまで様々だ。

今、持っている一眼レフの動画をWebカメラにできないものか? Mac編

新型コロナウイルスで自宅自粛中の毎日、どうにもこうにも自宅からのリモート会議やリモート飲みとかになってしまう昨今。 カメラマンたるもの、Webの画面といえど一味違った画質で勝負したいと思ってしまう。(外にロケに行く事も出来ないし、被写体に来てもらう事も出来ないので、それくらいしか撮影的喜びを見出すことだ出来なくなっているのも事実)それに加えて、自分のMacbookProは2012Midとかなりお年を召していて、カメラの質が今時これは無いんじゃない?と思える程なのである。 そこ

新型コロナの今の状況を生き抜く秘訣は究極の嫁動画かも知れない! ショートホラー「Shadowed」

新型コロナウイルスの影響で世界的に自宅自粛要請が出て#StayHomeという掛け声の下、多くの人達が自宅で過ごさなければいけない状況に世界中のクリエーター達はヤキモキしている事と思う。
そんな中、「シャザム!」「アナベル 死霊人形の誕生」の監督デヴィッド・F・サンドバーグが、自宅で制作したショートフィルム「Shadowed」を4/2にYouTubeで公開した。全編自宅内撮影、主演は奥さんであるロッタ・ロステン。もちろん、撮影も監督もデヴィッド・F・サンドバーグひとりだが、編集