見出し画像

2022年7/7 休薬

昨日、ドクターから電話がかかってきた。先週の血液検査の結果が出る頃だし、何かあったのかとドキッとするけど、食欲不振が続いているのを相談したかったしので渡りに舟。

聞けば、甲状腺ホルモンの数値が下がりすぎてしまっているとのこと。それに伴って腎臓と肝臓の数値が上がっている。
「すごくお薬が効きやすいタイプみたいですね」。
なるほど、それならこのところの食欲減退やなんとなく元気がないのも説明がつく。
とりあえず減薬しましょうということで、夜の薬から休むことに。

どのみちサプリを取りに動物病院に行く予定があったので、ついでに本人連れてくことになった。

で、今日。
ダメもとで、高齢猫用のペースト状ごはんを出してみた。ら、ほとんど一気に完食! わーん、よかった〜。

腎臓の数値、コントロールできるくらいだといいな…と祈るような気持ちで病院へ。
体重は3.94kg。「減っちゃってますね」とドクター。そうなんですよ…もう、気が気じゃなくて。
「速報なんでファックスで見づらいんですけど…」と差し出された血液検査結果の用紙。T4の値はなんと0.7だった。
標準値が0.90〜3.70μg/dLなので、下がりすぎ。
代謝機能や活気に直結するホルモンなので、下がりすぎても良くないのだ。

とりあえず1週間休薬して、体重を戻すことを優先しましょう、ということに。

腎臓の数値は上限より0.01上だった。甲状腺機能低下した状態でこの数値はまぁまぁ優秀なのでは?

脱水が懸念されるので、補液をおすすめします、と言われる。水ほとんど飲んでないし(先週から積極的にペースト状の総合栄養食やおやつをあげるようにしているので、そこである程度は摂れているにしても)、心配だからやってもらおうか。

今回は私が見ている中で点滴。いかにもビタミンでござい、という黄色の液体だ。
「人間の食べ物あげてます?」とドクター。
いえ、全く。本人も欲しがらないんですよね。
「すごくきちんと管理されてるんですね」
ヒトの食べ物は絶対ダメって思って…。
「いるんですよ、体調崩したからって毎日築地から届くトビウオの刺身あげたりとか…和牛の味を知ってる犬もいますよ」
ひょええ。人間よりいいもん食べてるわ。
「バニラアイスとかね。ハーゲンダッツ食べてるコもいます」
ひょえええ。アイスなんて、糖分がすごそう…。
「僕らから見るとあれは脂肪ですね。猫は脂肪溜め込むんで良くないですけど…」
ウチはせいぜい鶏のささみを茹でたのくらいです。あと、お砂糖入ってないヨーグルトを指の先にちょびっと、とか。
「いいですよ。今は特に体重落ちちゃってるので、食べそうなものを優先的にあげてください」
はーい。

点滴はほんの数分でおしまい。
「来週また体重計りに来てください。その時のコンディションで減薬した状態でお薬再開するか決めましょう。治験から外れちゃうかもしれないですけど、それはそれで」
うん。本人の体調に沿うのが一番だもの。

帰ってきたら、撫でて撫でてと私の周りをうろちょろする。そういえばこの数日、あんまりこんな風に積極的に甘えてこなかった。ブラッシングしようか、とよんの大好きなシリコンブラシを出してきたら、盛大にごろごろ言いはじめた。よかった、薬休んでちょっと持ち直したかな?

ん?
なんか、右腕の付け根、膨らんでない?

不自然にたるーんとしたところがある…よね?

左はなんともない。
むむむ?
もしかして?と慌てて調べてみる。点滴液がそこに溜まってる??

どうやらその通りっぽい。猫の点滴は基本皮下輸液なので、皮膚と筋肉の間に溜めておいて、徐々に吸収されるようになっているんだって。
なるほどー。


さて、よんが食べてくれそうなペースト状ごはんをあれこれ探しに行きますかねー。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?