もとこ

「この世に生まれてはいけない存在」と幼い頃に感じ、自分を生きていなかった私が、一つ一つ…

もとこ

「この世に生まれてはいけない存在」と幼い頃に感じ、自分を生きていなかった私が、一つ一つ自分を取り戻し「自分を知る」「自分に還る」旅。心で感じることが、私が生きていると感じること。そこに気付くまでの過程と、自分を楽しく生きる旅を表現しています。

マガジン

  • manaki(気功)「今ここに在ること」

    2018年秋に出会い、2019年2月から半年コースで習い始めたmanaki(気功)。頭の中の意識が常に「未来」「過去」「誰かのこと」に囚われていることが多いけれど、意識を「今ここ」に、「現在」「私の中」に戻るツール。manakiと出会って頭の中が静かになって、自分の中に帰るお家が出来て大きな安心感を得た。manakiから得たことを綴っていくマガジン。

  • 高校野球

    兄が少年野球をやっていた影響か、高校野球が大好き。高校時代に吹奏楽部に入っていたこともあって、高校野球での吹奏楽部の応援も大好き。選手たちのエピソードを知って見る試合は最高!!そんな私の熱い高校野球好きを語るマガジン。

  • 丁寧に生きる

    衣食住、日常生活を丁寧に生きるを心がけている。心地よい肌触りの衣服。気分が上がる衣服。身体が喜ぶ食事。過ごしやすい家。「自分の心地よさ」を追求した生活を始めた私の日常を綴ったマガジン。

  • 美味しい食べ物

    美味しい物が何よりも好き♡人の思いが込められているもの、愛情を持って育てられた作物、自然なものが大好き。私の食のこだわりと共に、美味しい食べ物を綴るマガジン。

  • 子供の頃から飼っていた猫。昨年秋、20歳目前になる愛猫ミーシャを看取った。20年弱の愛猫との生活で、すっかり猫好きに。まだ新たな相棒とは出会ってないけれど、あの自由気ままな感じと、呑気さがたまらなく好き。そんな猫好きの私が綴るマガジン。

最近の記事

死んだように生きていた私

やりがいのある「看取り」という天職を見つけ、どんどんやりたいことを実践していくエネルギッシュな私。 20代の頃には、休みになると南国に行ってダイビング三昧や野生のイルカと泳いで真っ黒に日焼けして楽しみまくっていた私。 そんな私からは想像できないかもしれないけれど。 私はずっと「死んだように生きている」と感じていた。それがなぜだかずっとわからなかった。 休みの日、電池が切れたかのように全く動けなくなって。家の中でさえ歩くのがしんどいくらいになって。「ただ呼吸をしているだ

    • 電車で席を譲る時における私の思考のカラクリ

      ↑ここに書いた、電車に乗って座っている時に出くわす「席を譲るかどうするか」という場面。よくある場面で、昔の私の頭の中は、もっともっと忙しかったなー、自分がお留守だったなーと、しみじみしたので、今日はそのことを書いてみようと思う。 電車に乗って座っている時、後から高齢者の方が乗って来て座れなかった時の私の頭の中。 ◎あ、席を立たなければならない(「立ちたい」じゃなくて、mustの「~なければならない」と頭は言っている) ↑これは、自分視点の「どうしたい」かではなくて。世間

      • 人が怖い(manaki半年コース①)

        ↑この続き。 2019年2月から、manakiの半年コースが始まった。半年間、同じメンバー8人で学んで行く。初めて会う人と、お会いしたことがある人と、仲良しの人がいたけれど、初めましてと感じないくらいに、とっても穏やかな気持ちでいることが出来た。 初回から居心地の良いメンバーって、すごいことだと思う。この出会いは、私にとって大切な出会いになるんだろうなと感じた。そして面白いことに、医療従事者が半数の4人もいた笑。ちょうど日曜コースと月曜コースがあったのだけど(私は日曜コー

        • 自分を知る旅のはじまり②人生の振り返り

          ↑の続き。20年ちょっと前、まだ私が20代前半だった頃のお話し。 私は初めてカウンセリングを受けて、「私は愛されてはいけない」「生きていてはいけない」と思い込んでいたことを知って驚愕したのだけど。 週2回のペースでカウンセリングに通う中で、「なぜそう思うように至ったのか」を幼少期から振り返ることになった。私は3歳くらいから記憶があったので、その頃から振り返ることになる。 そして記憶にない生まれた頃のことも振り返った。私は先天性股関節脱臼で生まれたので、生後約1年間は腰か

        死んだように生きていた私

        マガジン

        • manaki(気功)「今ここに在ること」
          3本
        • 高校野球
          1本
        • 丁寧に生きる
          0本
        • 美味しい食べ物
          0本
        • 0本
        • 草花
          3本

        記事

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          白い彼岸花

          白い彼岸花

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          思考を使わない練習@席を譲る編

          私は、とっても思考過多で。考えすぎて、先を見越しすぎて、気を遣いすぎて疲れ果てることが多かった。 常に頭の中が忙しくて、「今ここ」におらずに「人のこと」「未来のこと」「過去のこと」「あらぬ心配」「不安」でいっぱいだった。 思考はエネルギーをものすごく使うことがわかり。身体を動かしてなくても、疲れ果てていることが多かった。 そんな私が生き方を変える中で取り組んでいるのが、「思考を使わない」こと。「どうしたら良いか?」ではなくて、「どうしたいのか?」を感じて行動すること。

          思考を使わない練習@席を譲る編

          自分が「身体の中」にいない衝撃

          このお話しの続き。 2018年11月にmanakiのワークショップに行って、初めて孝先生と出会い、manakiを体感することになった。 どんなものかもわからずに、あまり期待もせずに、本当に楽~な感じでフラットに参加した。それが号泣することになるとは・・・・ 気功と言うと、「気を流す」というイメージがあって、自分と繋がるというよりは「天と繋がる」みたいなイメージを持っていた私。 だけど、このmanakiは全く別物だった。何かと繋がるのではなく「自分と繋がる、自分に還るツ

          自分が「身体の中」にいない衝撃

          manakiとの出会い

          2018年夏のお話し。 私が大好きで尊敬している友人るーさんが、「凄いものに出会ったんだよ♡」と目をキラキラさせて伝えてきた。 ↑ 出会って半年後くらいの、るーさん(右)と私。3年前の写真♡懐かしい!! ふとしたきっかけで行った代々木公園でのイベントで出会った「manaki」という気功。普通の気功とは違って、「今ここ」を感じるもので、すごい体感だったんだというようなことを、本当に目をキラキラさせて話してた。はっきり言って、説明は全くわからずイメージが沸かず(るーさん、ご

          manakiとの出会い

          根尾くん一軍登録‼

          ようやく一軍に上がって来れた根尾くん!! 高校野球好きの私は、あまりプロ野球は見ないのだけど、大阪桐蔭高校1年生の時から応援してきた根尾くんが一軍デビューということで、珍しく野球中継を見ている。 出るなら代打、いつ出てくるかな・・・と楽しみにしていたら。9回表2アウトでネクストバッターズサークルに登場した!! お願いだから、アウトにならないで~~!! と願っていたけれど、あえなく3アウト・・・・根尾くんのデビューはお預けになってしまった。 中日のファンでもないし、プ

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          葡萄みたいで美味しそう

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          白いコスモス

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          彼岸花(赤と白のコラボ)

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          自分の身体と心の不一致に気づいた4年前②

          この続き。 鍼灸の先生から紹介してもらった漢方の先生は、とっても有名な先生で。恵比寿で予約のとれない人気の漢方医の先生だった。 何とか予約をとって行ってみたら、先生からも「見た目は元気そうなのにね」と言われてしまった。 エネルギーに溢れてとっても元気に見える私。私自身もそう思ってた。 舌診をしてもらった時に、先生が驚愕する。私は小学生の頃から舌が割れていて、深い深い3本の割れ線が入っている。それが恥ずかしくて、可愛く舌をぺろっと出すことが出来ない子だったのだけど、その

          自分の身体と心の不一致に気づいた4年前②

          自分の身体と心の不一致に気づいた4年前①

          4年前のお話し。 私は仕事が楽しくて仕方がなかった。20代の頃から思い描いていた「自宅で最期を迎える人のお手伝いがしたい」という夢を叶え、癌末期専門の訪問看護師として患者さんの人生で最大の生きる輝きを放つ瞬間を引き出すべく奮闘し、看護師長としてスタッフを育成し、診療所を大きくしていた。 大変だったけれど、とってもやりがいを持っていたし、夢を叶えられていてハッピーだったんだ。 そんな2015年の夏、私は夏休みをどう過ごそうかと考えていた。若い頃は、海外リゾートに行ってはダ

          自分の身体と心の不一致に気づいた4年前①

          自分を知る旅のはじまり

          今から20年ちょっと前のお話し。 看護師になって2年目の春に、母親が癌になった。自分が勤務する病院に入院し、手術や化学療法で毎月入院が必要だった。 まだ私は新人に毛を生えたレベルで、仕事がものすごく大変だった中、仕事終わりに面会に行っては、母親の身体拭きをしたり、休みの日にも病院に行って、母親の看護にあたりながら、実家に行って掃除をしたりと多忙な日々を送っていた。 それよりも辛かったことが、私は子供の頃から精神的に両親に甘えることが出来なかったのに、母親が私に甘えてきた

          自分を知る旅のはじまり