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活動の資産化 1【フローとストック】

おはようございます、レンタカーを借りていつもサイドブレーキの位置にあたふたするmotomです。
#4パターンくらいあるよね

さて今日はこれからの時代、最近活動の資産化って大事だだなーと強く感じるので、今日は資産化の前段階としてビジネスモデルを少し因数分解してみようと思います。

▼フローとストック
ビジネス界で仕事に対する報酬は大きく分けて「フローとストック」の2つだと思います。

フロー(flow)は直訳すると“流れる”という意味で、割りかし現代のビジネスの大半はフロー型ではないでしょうか。
洗濯機を売るや車を売る、イベントの仕事を請け負うやサービスを提供するなど。
これらはその価値を提供した際に、対価としてお金を頂きます。
基本的にこの機会は一回きりで終わってしまい、また0から新規獲得という作業が常に必要になります。
このフロー型のメリットは、一度の案件で高額の商売になり得ること。デメリットは案件完了時に顧客との接点が切れること。

一方ストック型(stock)は“蓄える”という意味で、ビジネス上の文脈では“積み上げる”という解釈の方が正しいかもしれません。

身近なサービスとしてNetflixやAmazonPrimeなど最近よく聞く“サブスクリプション”というビジネススタイルや、昔からある保険や携帯電話の事業がそれに当てはまります。

これらストック型の特徴は、
安価だが毎月サービス対価が発生して、解約されない限り継続して顧客と接点を保つことができるということ。
つまりは契約した顧客の継続率が100%だとしたら、新規契約数が増え続けることで階段式に売上も積み重なっていくということ。

この“接点”と“積み上げ”が最大のメリットで、次月の売上見込みが立ち易くなるだけでなく、顧客に認識し続けてもらうことができます。
企業がこぞってCMなど広告を打ちまくってるのは認知獲得に他なりません。逆を言えば企業にとって忘れらることが一番ダメージが大きいということです。

じゃあストック型の方が断然いいじゃんとなるかもですが、ちゃんとデメリットもあって、軌道に乗るまで膨大な時間とお金がかかるということ。

最近でいえばNetflixが良い例で、2011年に150億ドルを資金調達し、2021年にようやく損益分岐点(利益が赤字か黒字かの交差点)付近に到達しそうと報道があり、要は年間収支がトントンになるまで10年もかかったよという。。
#あなたに耐えられるかな
#僕は確実に泡吹きます

▼今後の日本の行方を考えると...
フローもストックどちらも良し悪しはありますが、人口もGDPも安定上昇を辿った昭和とは真逆の道を歩み始めている日本では、大手は別として、特に中小個人レベルはフロー一本打法では完全に武が悪いと感じています。
フローがイケイケドンドンになれるのは、
「需要>供給」と「需要がまだ伸びる」状態にあることが前提と考えるからです。

となると企業も個人も、ストック型を意識せざるを得ない状況にあるんじゃないでしょうか。
さて、次回はそのストック(資産化)について考えてみたいと思います。
#おやすみなさい

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