色の考えかたについて

日記のテーマがなかなか決まらず…twitterで語って欲しい事を募集した所、
絵全体の色作りについて聞きたいという事だったので改めて考えてみました。
絵があった方がわかりやすいかと、絵を準備していたら遅くなりました…

色の塗り方は本当に千差万別だと思いますが、私の場合、頭の中に完成したものが何となくあって、それをより明確にする様に色を考えていきます。画材によって、変わりますが今回はアクリル絵の具で着色する時の考え方です。

①まず、線画を眺めながら絵全体の印象を決めます。…暖かいとか静かとか、楽しいとか、雄々しいとか。そんな感じです。大体は線画を描いている段階で決まります。

②次にメインのモチーフがあればそのモチーフの色を決めて、それに合わせて面積の広い部分の色を決めていきます。細かい部分はまだ決めません。

③だいたいの色味が決まったら、最初に決めた全体の印象に合わせて、下塗りする色を決めます。①で決めたものが暖かいなら②で決めた色を引きたてる暖色、冷たいなら寒色、力強いなどなら暗め、かわいいなどなら明るい色といったような感じで、下地の色を選んで塗ります。

④下地が出来たら②で決めた色を重ねます

⑤だいたい全体の色が出来たらバランスを見ながら細かい所の色を塗って、線を整えたら出来上がりです。

ざっくりですが色についてはこんな感じです。
色については感覚に頼って描いているためか、眺める時間が多いのも特徴かなと思います。

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