広瀬咲来さんの2枚目のCD、1枚目に引き続きジャケットを描かせていただきました。

収録の3曲ともとても素敵で。
柔らかな曲でありながら、言葉には魂が宿っていて、私の好みど真ん中の曲を作られる方のジャケットを描かせていただけていること、凄く幸せです。

私は昔からずっと
自分の帰るところがない感覚が隣にいて。
家族と言うよりはシェアハウスのような
自分の事は自分で何とかする実家の空気とか。
…今はそれも良かったとおもえるけれど。

特に親戚が近くにいる訳でもなく、
都会に生まれて都会で育ったので、
自分の懐かしい風景がどんどん変わって行って
久しぶりに帰ったら知らない街になってるみたいな、諸行無常。
スナフキンでさえ、ムーミン谷があるというのに。

この数年で、
私は今いる場所を自分で故郷にできるかも
大切にしたいなあと。思えるようになりまして。

そんな私の気持ちの3段活用がピッタリはまる3曲。
凄いなぁ。若いのに凄いなぁって。
背景は全くちがうけれど、広瀬さんも色々なことを乗り越えたことが、この曲たちを作ったんだなぁとおもうと。それがこんなに自分にしっくりくることも奇跡みたいで…。

上手く語れませんが。
ほんとにほんとに素敵な機会を頂けて嬉しいです。
沢山の方に届くといいなぁ。

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