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可能性を信じてくれる存在

選手が何か頑張りたいと思っているんだけど、
なかなか行動に移せていない時、

もしかしたら、その選手の「勇気がくじかれている」のかもしれません。

信じてもらえたから叶った大学合格

ある例をお話ししたいと思います。
聴覚障害のある高校3年生が、大学入学を目指し、がんばっていたそうです。
すごく真面目で、たくさん勉強して努力したのですが……


結果は不合格でした。


辛くて、たくさん泣いて。。。
気持ちを整理し、就職に切り替えて、ろう学校専攻科に進学したそうです。

でも、彼女の中には

「やっぱり大学で好きな勉強を学びたい。」

という気持ちが消せなくて、

専攻科入学後、
勇気を振り絞り、担任に思いを伝えたそうです。

担任は「自分の人生、後悔のない選択をしなさい」と
応援してくれたそうです。

しかし、学校判断は違いました。
「専攻科は就職を目指すために勉強する場所だ。」
「一度落ちたのに、受かるわけがない」
「また悲しい思いをさせる気か」
「大学進学を目指すなら、学校として受験の支援しない。」
と、そんな非難が担任にあったそうです。

その担任は、そんな先生たちに伝えました。
「落ちるかどうかなんて、挑戦してみないと分からない。
 挑戦する前に、なぜ決めつけるんですか?」と

「彼女が自分で選択したこと、その人生を応援するのが使命です。」
「一個人として、支援、応援します。」と
話してくれたそうです。

賛同しない先生方からは、冷たい目を浴びながらも
その生徒と一緒に大学合格を目指して準備をしていきました。

そして、彼女は
志望した2つの大学に合格することができました。

その後、充実した大学生活を過ごし、
今は立派な社会人として、社会でも活躍しています。

可能性を信じてくれる存在

可能性を信じてくれる身近な存在が、子供達、若い人たちの力になり、勇気を与え、夢を実現していくことを、私が学ばせてもらった例でした。

「選手の無限の可能性を信じて関わる」

これは、私たちメンタルコーチが大切にしている
信念の一つです。

皆さんは、今、目の前にいる子供達、選手たちお可能性を信じ、
関わることができていますか?


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