店長時代、高校生バイトの面接を何十人とやってきました。

毎年高校生が卒業する3月や、大学受験対策が始まる7月の2回が高校生バイトの入れ替わり時期なのでその時期の直前にタウンワークで募集をかけるというのがいつもパターンです。

店長として面接で見ているところは、

・ハキハキとした受け答え
・言い訳をしない
・まともな服装や髪型

です。

実は、面接者が希望する曜日やシフトは、いくらでも調節できるんです。

でもそれよりも面接者が

・お客さん受けするか？
・仕事を任せられるか？

をかなり重視しています。

ハキハキとした受け答えは、部活をやってる人であれば問題なくＯＫです。

先輩と話す敬語レベルができているかを見ています。「なんでコンビニをやりたいの？」というような志望動機を聞くのが普通なのですが、正直「いつもコンビニを利用しているので」でもＯＫ。コンビニで働くのにそんなに深い動機はあるわけないですから。

また面接をしていると金髪の人がきたりします。

実はその時点でセブンイレブンの面接はＮＧを出しています。セブンイレブンパート・アルバイトマニュアルでは、髪の色は黒と決まっています。ただセブンイレブンのオーナーさん店舗の場合は、金髪も採用したりします。人が集まらない店舗やずっとアルバイトを募集している店舗であれば金髪でも採用されたりします。

他にもセブンマニュアルは結構厳しくて、髪の色の他にも髪の長さ（耳のかからないような長さ）、爪の長さなど指定されています。

店長が比較的若い人がセブンイレブン店長の場合は、セブンイレブン社員が運営している直営店である可能性があります。

逆にどうみてもおじちゃんという方が店長の場合はオーナー店舗の可能性があります。私は直営店の店長だったので、身だしなみはかなり気をつけて指示していました。昨日まで黒髪だったのに、今日金髪になっているバイトは家にそのまま帰らせました。

そうしないと、クレームが来るんです。

誰だって、金髪のバイトより黒髪のバイトの方が安全そうだと思いますし、
おじいちゃん・おばあちゃんが金髪だとビックリしてしまうので。

最後に、言い訳するバイトは最悪です。例えば、面接開始時間に遅れてしまったときなどそのバイト希望者が何と言って謝罪するかを見ています。バイトを募集するという状況だと、1人でも多くの応募者を集めて比較したいという気持ちになるため多少の遅刻は多めにみます。

でもそのときにどんなことを言うかを見ています。

「迷ってしまって・・・」
「時間を間違えました・・・」

なんて言ってきた応募者はその時点で不採用です。

・まずはキッチリ謝罪
・次に店長から理由を聞かれたら遅刻した理由を話す

この順番です。

最初から言い訳から来るバイトがあまりにも多かったので、うんざりした思い出があります。自分の責任じゃないと言いたいのかもしれませんが、店長としてはそんな言い訳から始まるバイトは、扱いにくいだけですから。