日本酒(清酒)業界のあれこれ(8)   全国きき酒選手権必勝マニュアル

さて、これまでいろいろと書いてきた日本酒(清酒)業界のあれこれですが、初の有料記事

日本酒には「利酒師」という資格があるものの、勉強すればほぼ誰でも取れる資格。

強いて言うなら資格取得費用(約10万円)と、年会費がネックなだけで、真剣に日本酒を学ぶ気があれば誰でも「利酒師」になることができます。

でも、日本酒マニアとしてはちょっと物足りないですよね…

しかし、それ以外で日本酒への思い入れを達成しようとすると「日本酒を年間に1,000種類飲んだ」とか、「酒蔵を100蔵巡った」等の表現になってしまい、お金と時間があることは解るものの日本酒の実力からはちょっと離れてしまいます。

そんな中、一般人が日本酒の実力を示せる場が「全国きき酒選手権(利き酒選手権、利酒選手権)」

各都道府県の予選を勝ち抜き、全国大会に出場して日本一を目指す戦いです。

筆者は、全国きき酒選手権の予選に10回以上参加し、一度だけ全国大会に出場しました。

全国大会出場者の中には「初出場で全国大会に出場した」という才能ある方もいますが(正直羨ましい)、残念ながら私にはそこまでの才能は無かったようで、努力に努力を重ねて予選で上位入賞できるようになり、ついに全国大会出場を勝ち取りました。

この有料記事では、全国きき酒選手権に出場するための練習方法、本番の必勝法などをかける限り書いていきます。

また、筆者が具体的にどうやって地方予選を勝ち抜いたか、全国大会では何が失敗だったかという経験談も書きます。

以下、有料(500円)、およそ6,000文字の文章になります。


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