私のレジェンド作品シャーマンキング作者の武井さんがキャラデということで観てました。
　そうしたら藤堂沼に落ちたという話。
　なので「ビックリメン」（後述）とは熱量の差がありますご了承ください。初出はついった＋えっくす。

▼ リアルタイム放映にて（2022/7/8-9/23）

1話「タバカレ！咎人新選組」

すごいスピードで展開していくからビックリしたァ！笑
刀に魂が宿っている描写は、良かれ悪しかれ、とても好き。
あくまで御用改めという藤堂さんに対して、ブッコミが伝染していく替え玉たちが好き笑
　＋
愛しの藤堂さん、のっけから口悪いし、ゲンコツしまくるし、アグレッシブでたいへん愛おしいです。一方で視えなくなった左目から涙を流すのは、とても切ない。生真面目な彼にかけられた重圧たるや。

2話「ヒカレ！形見の日本刀」

一番星はバカだけどバカじゃないというか、案外誰より肝が据わっている気がして、初見よりも印象がよくなってきた笑
あとコミュ力高いギャタロウ好き！
スズランさん刀折っちゃったら魂どうなるんですか！！！？？？笑
　＋
愛しの藤堂さん、生き残ったのは本当に運でしかなくて、それゆえに特異性を持たないことが、この先どう物語に関わるのか、とても気になる。それはそれとして、象山先生に振り回される姿はかわいい！！！笑
　＋
今日のブッチギレには、往年のヒヲウ戦記がオーバーラップしていた。あの作品も幕末が舞台だからということも大きいけれど、それ以上に、「日本の行く末」についての言及があったからだと思う。望む望まざるに関わらず、時代のうねりに呑まれてゆく少年少女。

3話「ヨソオエ！遊郭潜入」

小五郎の登場よりも、アキラの過去が私にとって衝撃的。勝手に、武家に生まれて嫡子の代わりに男装の麗人として育てられた、みたいなものを想像していたので、あんな痛ましいかたちで刀を振るうことになって、あまつさえ罪人として死罪に処されるなんてあんまりだ。
　＋
愛しの藤堂さん、好き勝手に動きながらも成果を出す替え玉たちを早く認めてくれるといいなあと思っています。それはそうとして、情報を聞き出すためなら拷問可の姿勢（ビビらせるためだけだとしても）なのはたいへんに好きです。笑
　＋
それにしても、ブッチギレの三勢力それぞれにディビジョンリーダーが揃ってしまったので、いつD.R.B. in KYOTOが起こってもおかしくないと思います。
なおインキョートの響きはイントーキョーを意識しています

4話「サグレ！謎の妖刀」

一番星やギャタロウが子どもを使い捨てることに怒るのはバックボーンから想像できたけれど、ボウが激怒するのはちょっと驚き。心優しいから、という以上になにかあるのかな。それにしたって子どもを使うのは、理に適っているという現状含めて憤る。
　＋
愛しの藤堂さん、容保公にドヤ顔で答えるのがたいへんよろしいですね。今回は、最後の御用改めでの動きがあまり描かれていなかったのがちょっと寂しい。

5話「ミセロ！坊主と医者の意地」

魂もエレキテルも動力源という話が好き。法力も奇跡もすべてエレキテルかもしれないね。一方で、羅生丸の〈親殺し〉に驚く。その認識が（黒幕による捏造でなく）本当なら、それがサクヤとの共通項になるのはとても皮肉。一番星がなにより嫌悪するそのことが。
　＋
愛しの藤堂さん、御用改めのための証拠集めも、一番星への謹慎命令も、たいへんに真っ当で、それゆえにとても心配。ゲーミング刀の世界線で、地に足のついた真っ当さは命取りになりかねない。端的に言うと、もっと箍が外れてほしい。

6話「カチコメ！悪徳白川屋」

急展開ィィィ！！！ ゲーミング刀に続いてロストテクノロジーな根城で驚く。PVとかであの丸いのは出てたけどさ、そっちはオーパーツ感なかったし。後手後手にまわってしまった結果が「解散」の判断なのは折り返しだからですか監督ゥ…
　＋
愛しの藤堂さん、一番星を処するどころじゃなくて心配。いざというときに全員でブッコんじゃいけないっていうのは貴方がいちばん身に染みているでしょうに。殿から先頭へ立つようになって、まだ日が浅いゆえの采配の甘さに観える。本当は、補佐役が性に合っているのだろうなぁ。

7話「フセゲ！新選組解散」

替え玉だからこそ集められただろう情報が、実を結ぶのはうれしい。一番星のやり方は、ともすればお加代を追い詰めかねない危ういものだったけれど。わあ私でも知っている「池田屋」の単語が！！！笑
　＋
愛しの藤堂さん、あれほど生き残ったことを重く受け止めていたのに、すぐに「切腹」という選択肢を出してしまうことが痛ましい。彼の中での論理は、命よりも誠が重い。ミニアニメのようにノリツッコミするくらいの生真面目さでいいんだよ！！！

8話「ブッコメ！池田屋事件」

歯車の噛み合った藤堂さん＋替え玉たちは頼もしくて愛おしい。羅生丸が殊更に一番星を煽るたび、助けてほしいと叫んでいるようで、一番星にはその心の誠に従うまま、弟も取りこぼさずにいてほしいと願うばかりです。
　＋
愛しの藤堂さん、代わりに切られたりとか切々と語ったりするの心配になるからやめてほしいですね！！！泣 替え玉を認めることは、一方で自分の身代わりもつくれるという理屈も生まれそうで恐い。でも、ようやっと本音を言えたことは心からうれしいです。ソウゲンさんにばっちり治してもらおうね！！！

9話「ハセロ！人の想い 鬼の想い」

サクヤがデレてきたのがたいへん可愛らしいですね……！笑
それと対称的に、追い詰められていく羅生丸こと月人が切ない。なにより象山先生ェェェ！！！泣
　＋
愛しの藤堂さん、ソウゲン先生のおかげで思ったより動けていてほっとしたぁぁぁ泣 そのうえ、いいかんじに肩の力が抜けて、表情が柔らかくなってきたのがうれしい。でも、妖刀で斬られたから後々……とか、ない……よね…………？？？

10話「マモレ！亜米利加黒船」

史実に突拍子もないブッコミを入れてくるから好き！！！
今回の黒船にスズランモーター小型船で突っ込んでヒーローばりの参上するところなんかもう最高！！！笑
一方で長州藩の扱いがね……せめて桂の孤軍奮闘でなければいいんだけど……
　＋
愛しの藤堂さん……お顔が観られなくって寂しいです……

11話「ツッパシレ！京都大決戦」

冒頭で、羅生丸からツキトに戻ろうとしていたことに泣いている。お兄ちゃんの言葉がちゃんと届いていたんだなって。でも半裸はちょっとノイズじゃない？ 紋様見せたいから仕方ないの！？ あと羅生丸から古の御方のお声（かわいい）に咽せた笑
　＋
愛しの藤堂さん、最初の駄々っ子かわいいですね！！！ 独りだけ御所警備にされて〈本物〉だから主戦場から外されるのかと思いきや敵の本丸に投げ込まれただけなのはえぐくないか。彼が政変での惨劇を乗り越えるために必要なのだとしてもえぐくないか。

12話「ブッチギレ！咎人新選組」

…………ツキトォォォ…………！！！ 土御門公も意味深な言葉を残すし、情緒の持って行きどころがありません……これは劇場版で伏線回収していただかないと…………
　＋
愛しの藤堂さん、まさか最終戦で黒幕相手に刃を交えることすらないとは思いもしませんでした。もうお墓の前で、見えない左目から涙を流さずに居られるようになったのは、心の底からうれしいけれど。追うべき背中を追い越した新選組で、今度は後ろから支える存在であってほしいと願います。

▼ BDでセルフ一挙放送

夏休み気分で ブッチギレ！ セルフ一挙放送（という名のBD再生）、本日は6話まで。
愛しの藤堂さんは、まだ全然替え玉たちを信頼できていなくって、その結果が「新撰組解散」。しんどいとしか言えないよなぁと思います。全12話のせいで、キャラクタを掘り下げる時間がないことも口惜しい！！！
2023年8月12日

夏休み気分で ブッチギレ！ セルフ一挙放送（という名のBD再生）、12話まで観終えました。
全員集結して悪を倒し、弟も救って大団円、ではない結末に、いつも打ちのめされます。単純なエンタメハッピーエンドにしても良かったはずなのに、そうしないのは制作側の覚悟と誠ゆえだと信じます。
でもメンタル豆腐のヲタクとしては、season1でキャラクタ掘り下げ＋羅生丸ことツキトを仲間に迎えて、season2で修行編からのラスボスぶちのめしで大団円！！！ とかが実言したらうれしかったですね……放送前からもっとお金を落とす機会をいただければ！！！？？？
2023年8月13日

　以上になります。
　もうちょっとキャラを掘り下げる時間があればという思いは消えず。せめて2クール観たかった……放送前からもっとお金を落とす機会をいただければ！！！？？？

蛇足で『ビックリメン』のことなど。

私のレジェンド作品シャーマンキング作者の武井さんがキャラデということで観てました。正直……そうでなかったら観ていなかったし観続けなかったなと思っています。要素はいいとしても、主人公ヤマトを置いてけぼりにする展開が腑に落ちなかったからです。大人たちと因子たちの話をするなら、勝手にやってくれませんかね？　因子をもちながら現世を屈託なく生きるヤマトたち少年メインの話が観たかったです。END曲までマリアに乗っ取られちゃって……！

私の中でベスト・オブ・ビックリマンは、『ビックリマン2000』です。
みーなさんがタケルで未来、亜希子さんがアズールで過去、由美子さんがダーツで現在のやつです。私の推しは真仁さんのカンジーです。福ちゃんこと福陽気妃やバカラ一行のギャグとシリアスのバランスも好きでした。