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【SHAMAN KING FLOWERS】感想まとめ2024

 私のレジェンド推し作品である【シャーマンキング / SHAMAN KING】の正統続編【SHAMAN KING FLOWERS】の感想まとめです。初出はえっくす。カバー写真は放映前(というか【ブッチギレ!】放映中)の京都タワーコラボです。

 私はそもそも、スピンオフとか続編が苦手なヲタクです。一度完結した作品を引き延ばさないでほしいと。別作品なら【コードギアス 復活のルルーシュ】とか【ひぐらしのなく頃に 業/卒】とかも、続編そのもののクオリティには納得していますが、なくても良かったとも思っています。【メダロット魂】は納得も認めてもいません。

 この【FLOWERS】も、基本的には斜に構えて観ています。主人公・花くんのキャラ付けと位置付けに愛情を感じられないし、前作の関係性をぶち壊すし、TKI作品オールスターズなのが本当に読者の求めるものなのかは疑問だし。
 きちんと完結してほしいので追いかけていますが、よその仕事をして連載に休止期間があるのも、私は不信を覚えます。まるで師匠の和月さんみたいだね。


▼ 漫画『FLOWERS』『THE SUPER STAR』

 この『FLOWERS』の前に、連続読み切り番外編『シャーマンキング0』が掲載されていた流れで、掲載誌が集英社「ジャンプ改」であった頃は本誌を買って読んでいました。
 とはいえ、つねに大女将の面影を探す読者ではございましたが。仕方ないんです私のレジェンド推しなので!!!
 なので続編『SHAMAN KING THE SUPER STAR』からはコミックス初読になりました。でも前述のテンションで追いかけているので、買ってもしばらくそのまま積んでいたりして、具体的には7巻を買うだけ買って放置して、8巻が出たときにそれを忘れて読みはじめて「なんか展開全然覚えてないな。まあそんなものか」と思って読み終えて本棚に並べるときに気付いて愕然としたのが今年の初めです。

放映前に、『FLOWERS』を読み返しました。
通して読んで思うのは、花くんに対して周りの大人が語らない・語れないことが多すぎて、ひいては読む側も蚊帳の外に感じるのだなと。マンキン古参でも置いてけぼり感が強い、というか古参ほど置いてけぼりかもしれない。アルミちゃんが苦労人で泣けてくる。
2024年1月6日

なお前述のアルミちゃん表紙は懐かしの付録カバーがかかっているのでパッチ仕様です。
ずーーーっとかけたまま本棚に仕舞っていたので自分でも驚いたのは秘密です。
2024年1月6日

放映前に、『FLOWERS』から続いて『THE SUPER STAR』を読み返し、最新刊まで辿り着きました。
通して読んで思うのは、これはTKIさんの集大成であり、かつ過去を一度否定してから受け入れるための過程なのではないかということ。ニュートランスの概念は頑張って呑み込もうとしているところです。
2024年1月7日


▼ 2024冬アニメ【SHAMAN KING FLOWERS】

OPが【SHAMAN KING】3クール目からずっと奈々さんに奪われたことを私はずっと哀しんでいます。

第1廻「麻倉 VS 裏麻倉」

どうしても葉くんと比べてしまうので、花くんはどうしても騒がしい印象。
裏麻倉姉弟が、お声を含めていい存在感だなって思います。というか葉羽くんの可愛さがマシマシ?笑
2024年1月10日

第2廻「西東京擬音祭り」

冒頭のふんばり温泉紹介、ナレーションが奈々さんのせいで青◎レストランみを感じてしまう……!笑
路菓さんもかわいいしけなげだし大好きなんだけど、なにせ先代女将至上主義なので三代目イタコのアンナの名乗りにぜんぶもっていかれてしまう。
2024年1月17日

第3廻「帰ってきたおシャマなシャーマン」

サブタイで「帰ってきた」って言うけど!
新アニでは潤さんとまとめられてたから!!
おシャマなシャーマンは初出です!!!
私のおシャマなシャーマンを返して!!!!!!
 +
花くんのこじらせ具合はやっぱりきつい。それはたぶん、まん太に代わる存在が居ないせいだと、私は思います。
2024年1月24日

第4廻「喪失感」

世間体でないアルミちゃんのほうがやっぱり好き!笑 だし、どうしても古参なので旦那や大女将の回想に目が行ってしまう。神さえ金的する女、最高かな……ッ!!!
2024年1月31日

第5廻「ショッキングモール」

窮地であると判りながらも、麻倉夫婦が出てくるとうれしい古参です。
花くんの〈闇鬼〉は、一体何に対しての闇だろうと思う。彼には母が抱いたような、他者へのウラミはそぐわない。他者に死ねと言うほど、彼は人間に興味をもっていない、はず。
2024年2月7日

第6廻「鬼、河原に寝込む」

冒頭の神をも黙らせる大女将が好きです!!!
それなのに、成長したルドセブ&セイラームを信じきれない展開がやっぱりヤダァ泣。最後のガッコさんは超格好いいと思います。というか、成長したルドセブさんが賢章さんでイケボ過ぎる。同時に怪しさも跳ね上がってナイスです。
2024年2月14日

第7廻「鬼、鳴動」

花くんが抱えているのは、怨みではなく怒り、それも現状がままならないことに対する短絡的な怒りに思えてならない。それなのに簡単に闇堕ちできるのが血筋ゆえだと言うのなら、それは確かに報われないとは思うのだけれど。
2024年2月21日

第8廻「フラワー・オブ・なんちゃら」

全然はじまらないFOMの説明が微塵も頭に入りません!!!
メンくんはパパ上ともママ上とも違うヤバみがあること、映像だと余計によく判るね。
2024年2月28日

第9廻「同い年〜オレと親父とおじさんが〜」

大人メイデンチャンの「あなたにも、愛をあげたい」の慈愛がとんでもないことになっていた気がします!!!
同い年の父と息子のDIE激突は日笠さんに心からの拍手を送りつつ、その前後で双子が肩の力を抜いた会話をしているのが愛おしいなと思います。
2024年3月6日

第10廻「亡零の島」

もうデスゼロ。ついにデスゼロ。サクライが小山さんなのは解釈一致です。
あとあの浜辺の空が、キレイだけれど現実味のない色で、ここがコミューンであることをより強くしているアニメ演出が私は好きです。
2024年3月13日

第11廻「黒の乙女」

麻倉夫婦が紛争地帯で命を落とすのはギリギリ解釈一致だったけれど、メイデンチャンがあの娘に害されて使役されるのは割と本気で解釈不一致です。ゴーレムに遺された不穏要素ともどもぶち込まないでくださいよ。
2024年3月20日

第12廻「なんとなく?」

松岡さんのお声で厭らしさが増すカモガワが大変よろしいなと思います(褒め言葉)
デスゼロが本当に花くんに合う持ち霊なのかなっていつも思うんですけど、今日ようやく合うかもなと思えてきました。軽い生者には、重い死者を。
2024年3月27日

第13廻「愛だ!!!」

花の時代が終わってしまった……
日笠さんの花くんが独白してくれたおかげで、原作ではピンと来ていなかった「愛だ!!!」が判るようになった気がします。
 +
さあ、次の展開は!!!???
もっかい親世代に戻っても構いませんことよ!!!
2024年4月3日


追いかけてはいきますよ。大女将のために。

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