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飛び道具と5%

最後まで読んでくれているのか。というところは重箱の隅にでも置いといて、noteを始めた友人との話でスキがつかない。という会話になりました。

そこで僕のnoteはどうなんだろう。とダッシュボードをひらいてみると、みてくれている人の5%の人が僕が書いたものにスキをしてくれているということに気がつきました。

当然、ひとつひとつの記事でみてくれている人の数とスキをしてくれている人の振れ幅はそれぞれ違うのですが、その全体の5%は複利のように効いてくるのではないか。と考えています。恥ずがしながらいま思いついたことです。

人のスキを複利という言葉で置き換えていると、どこからともなく匿名の矢が飛んできそうですが、華麗に交わしたつもりで書き進めます。

林業を仕事にして家族と暮らしながら写真を撮っている僕は、一発で仕留める飛び道具は何ひとつとして持ち合わせていませんから、地道につくり続けることで見てもらえる関係性を築く以外に方法はないと考えています。

先日、映画『正欲』を観ました。
脚本家の港岳彦さんが関わっている作品は全て面白いよ。という風にある人に教えていただいたので観ることにしました。

そこには、大衆的な正解をよしとする“正常な人”の浅はかさとその人々とは相容れない“異常な人”の苦悩が描かれていました。

その役を演じている俳優さんの間の取り方がいいな。と思って俳優さんの名前とともに感想をTwitterにポストしましたが、瞬く間にそのファンの方々にリポストしていただきました。

嬉しい反面、人の褌はある種飛び道具にもなりえるもので、それを使うのはダサいと思っています。人の褌だから言わずもがな心地いいものではないですし。

自分がダサいと思うことはやらない。と決めているので、予期せずそれが発生してしまったことに反省しています。

5%も飛び道具も比喩で、大切なことはつくり続けること。もがき続けること。というところで、おやすみなさい。




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