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気づいたら僕の推しが隣に住んでました


〇〇:はぁ😔今日も仕事かぁ

あっ!読んでくれてる皆様!紹介が遅れました。

八玉〇〇と申します、ちなみに仕事が大っっ嫌いです😊

でも、僕には働かないといけない理由があるんです。

それは...

史緒里:みなさーん!盛り上がってますかー!

〇〇:イェーイ!

史緒里:まだまだ行けんじゃないのー?

〇〇:イェーイ!

そう僕は乃木坂46の大ファンなのです。

乃木坂の中でも1番の推しは久保史緒里ちゃん

何たってあの笑顔!ほんと素晴らしいよね!!

だから僕はしーちゃんの為に仕事をしています!



〇〇:やっと終わったー

上司:ごめんな〇〇残業させちゃって

〇〇:別にいいですよ、自分もバリバリ働きたいんで

上司:おっ、やっぱり乃木坂愛がすごいねー(笑)

〇〇:バカにしてるじゃないですか(笑)

上司:してないよ(笑)

〇〇:もう、次バカにしたら残業しませんからね

上司:ごめん🙏

〇〇:冗談ですよ(笑)

上司:焦るからやめろよ(笑)

〇〇:すいません(笑)

上司:じゃあ気をつけて帰るんだぞ

〇〇:はい、お疲れ様でした

自宅への帰り道...

〇〇:仕事は疲れるなぁー、でもみんな優しいから居心地はいいんだよなー

〇〇:あっ!そういえば今週末しーちゃんとのリアルミーグリがあるんだった、今週がんばろ!

そんなことを考えているうちに自宅に着いた

〇〇:あれ?鍵どこだっけ?

〇〇は鍵を探しながらも違和感を感じた

〇〇:あれ?隣の部屋電気ついてるな、誰か引越してきたのかなぁ?あっ!鍵あった!

〇〇は違和感を感じつつも部屋に入った

〇〇:明日も仕事だから、パパッとご飯食べて、チャチャっとお風呂入って寝ますか。

〇〇はすべて終わらせて眠りつこうとしていた

〇〇:明日も仕事かぁ、やだなぁ

〇〇:ん?なんかうっすら野球の試合の音が聞こえるなぁ

〇〇:お隣さんか、じゃあ隣の人はおじさんで決定だな

〇〇は隣の人がおじさんだと決定し眠りについた

そして〇〇は月、火、水、木、金の地獄な仕事を頑張り、待ちに待ったリアルミーグリの日が来た

〇〇:よし!今日はいつもより目覚めがいいぞ

〇〇は身支度を整え、会場に向かった

会場にて...

〇〇:やっぱ人多いなー、しーちゃんのレーンはと、あっ!ここだ!

〇〇はレーンに並び30分くらいで〇〇の番が来た

スタッフ:次どうぞ〜

〇〇:はい(毎回来てるけどやっぱり緊張するな)

史緒里:〇〇〜、毎回来てくれてありがとっ!

〇〇:いや、しーちゃんが可愛すぎて毎回来ちゃうんだよ(照)

史緒里:うれしいなぁ〜、そういえば前のライブ来てたでしょ?

〇〇:えっ?見つけてくれたの?!

史緒里:うん!毎回来てくれるから顔しっかり覚えてるもん

〇〇:ありがとう、すごい嬉しい!

スタッフ:もうそろそろお時間です。

〇〇:しーちゃん毎回言ってるかもしれないけど
僕はしーちゃんの笑った顔が1番好きだから、なんかあったら1人で抱え込もうとしないでね!

〇〇の言葉を聞いた史緒里の瞳から一雫の涙が落ちた

〇〇:え?

史緒里:〇〇ありがとう〜!!

スタッフ:お時間です!

〇〇は不安なままスタッフに剥がされてしまった

ミーグリの帰り道...

〇〇:しーちゃんのあの涙どうしたんだろ?

〇〇:最後の言葉も空元気っぽかったんだよなぁ

〇〇は家に着き、少し仮眠をとった

〇〇:んっ、ふわぁーあって、やっべもうこんな時間か飯つくんなきゃ!

すると家のピンポンが鳴った

〇〇:ん?なんか頼んでたっけ?まあいいや、はーいちょっと待ってくださーい

〇〇:ガチャ、はい

史緒里:初めまして、最近隣に引っ越してきた久保と申します。ご挨拶遅れてすいませんでした

〇〇:いえいえ、わざわざありがとうございます
もしなんかわかんない事とかあったら気軽に聞いてください

史緒里:ありがとうございます。こちらつまらないものですが...え?

〇〇:わざわざいいのに...え?

〇〇:しーちゃん

史緒里:〇〇?

〇〇の脳が全然追いついていなかった

〇〇:しーちゃんこれドッキリじゃないよね?

史緒里:〇〇こそ仕掛け人なんじゃないの?

〇〇:違うよ、でもこんな偶然あるんだね

史緒里:ほんとびっくり

〇〇:まあそれはさておき、さっきも言った通りなんかあったら気軽に言ってよ、推しの頼みならほぼなんでもきくよ(笑)

史緒里:ありがとう!じゃあしーちゃんじゃなくて史緒里って呼んで

〇〇:え?それはいくらなんでもダメだよ、だってあくまでも関係は推しとアイドルなんだもん

史緒里:え〜、ってか〇〇っていくつ?

〇〇:22だけど

史緒里:え?私と年一緒じゃないですか!ごめんなさいもっと若いと思ってました。

〇〇:敬語やめい(笑)

史緒里:わかった、じゃあお隣さんの関係の時は史緒里って呼んで、アイドルの私の時はしーちゃんって呼んでよ

〇〇:んー?😕

史緒里:推しの言うことはある程度聞くんじゃなかったっけ?

〇〇:それずるいよ〜

史緒里:ふふ🤭

〇〇:よかったぁ

史緒里:何が?

〇〇:いや笑ってる史緒里の顔が好きだからさ

史緒里:え?///...

〇〇:どうした?

史緒里:わ、私帰る

〇〇:う、うん

史緒里は隣の自宅に戻って行った

〇〇は急に倒れ込んだ

〇〇:推しとこんなに話せるのやばすぎだろで挙げ句の果てに史緒里って呼んでって...惚れてまうやろーー

一方史緒里はというと、

史緒里:え?何あの胸の高鳴りは、初めてだったんだけどしかもなんか私に悩みがあることを勘づいてる?それはずるいよ///...

そして次の日...

〇〇:日曜出勤はないよ〜(泣)

上司:悪いな〇〇

〇〇:全然大丈夫です(泣)

上司:全然大丈夫じゃなさそうだけど(笑)

〇〇はしっかり8時間仕事をした

上司:〇〇お疲れ

〇〇:お疲れ様です

上司:これよかったら飲んでくれ

〇〇:ありがとうございます

上司:ここで嬉しい発表があります。

〇〇:ん?

上司:〇〇君特別に明日休みにしてあげましょう!

〇〇:ほんとですか?

上司:ほんとです

〇〇:やったー!

上司:帰ってゆっくり休めよ

〇〇:はい!

〇〇は帰りにスーパーに寄り今日の晩酌のおつまみやいろんな物を購入した。

〇〇:流石に買いすぎちゃったかな

〇〇は鍵を回しながらるんるんで自宅の前に着いた

〇〇:あっ...

史緒里:あっ...

〇〇:こんにちは〜

〇〇は急いで家に入ろうとした

史緒里:ちょっと待って

〇〇:どうしたの?

史緒里:家の鍵を控え室に忘れてしまい、家に入れない状態にいます

〇〇:ふむふむ

史緒里:もしよかったらマネージャーが鍵を持ってきてくれるまで家に入れてくれませんか?

〇〇:僕の家にですか?

史緒里:はい

〇〇:まあ少しだけならいいですよ。

史緒里:やったー!お邪魔しまーす!

〇〇:入り方が容赦ないな(笑)

史緒里:うわぁー、すごい私のグッズだらけだ

〇〇:当たり前じゃんしーちゃん推しだもん

史緒里:確かに〇〇ってなんやかんや加入当時から推してくれてるもんね

〇〇:まあね(笑)

〇〇:そういえばしーちゃん

史緒里:しーちゃん?

〇〇:そういえば史緒里さ💦💦

史緒里:何?

〇〇:お腹空いてたりする?

史緒里:する!

〇〇:スーパーのお惣菜いっぱいあるんだけど食べる?

史緒里:食べたい!

〇〇:じゃあ今用意するね

史緒里:やったー

用意してると史緒里の元に電話がかかってきた

史緒里:マネージャーが鍵届けに来てくれたから取ってくるね

〇〇:う、うん

ガチャ

〇〇:結局1人かぁ(推しとご飯食べれるとか夢のまた夢だよな)

すると...

ガチャ

史緒里:ただいま、美味しそー!早く食べよ!

〇〇:うん!

〇〇達はご飯を食べ始めた

〇〇:ねぇ、史緒里一つ聞いていい?

史緒里:なに?

〇〇:なんか悩みあったりしない?

史緒里の箸が止まった

史緒里:あるよ...

〇〇:よかったら教えてくれない?

史緒里:私も〇〇に言おうと思ってたんだ

〇〇:そうだったんだ

史緒里:私ね最近自分のパフォーマンスにね納得してないの

〇〇:あれで?

史緒里:え?

〇〇:僕から見たら完璧だよ?なんなら史緒里が1番輝いてるよ?

史緒里:グスン

〇〇:ごめんごめん🙏なんか言っちゃったかな

史緒里:ううん、みんな〇〇と同じことを言ってくれるの、でも私不安で(泣)

〇〇:史緒里は頑張り屋さんだからな、僕はずっと見てきてるからわかるよ

史緒里:〇〇ぅ〜

史緒里は〇〇の胸に飛び込んだ

〇〇:え?僕は夢を見てるのか?

史緒里:決めた!わたしもっと自分に自信持つ!

〇〇:うん!その方がいいよ!

史緒里:あともうひとつ決めた!

〇〇:次は何を決めたの?

史緒里:〇〇の彼女になる!

〇〇:ぷふぅー

〇〇は飲んでいたビールを吹いてしまった

〇〇:史緒里さん何言ってるの?

史緒里:だめぇ?

〇〇:ずるいよ、その上目遣い

史緒里:じゃあオッケーってこと?

〇〇:もちろん僕は彼女にしたいけど、しーちゃん推しに罪悪感があるなぁ

史緒里:じゃあ乃木坂やめる!

〇〇:それは絶対だめぇーー!!

自分に自信を持ちすぎちゃった史緒里と
神様から羨ましいいじめを受けてる〇〇でした。

fin...



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