「これと決別するために、隠したりきれいにしたりせずみなさんに伝えることですね。」move登壇 北岡樹
独特の言葉選びと、話し方。
皮肉も、自虐も、いじりも、彼の持つ素敵なユーモアのセンスで、
笑わしてくれる。
大学外で動き続けているように見える彼は、
「意識高い系」と感じられていたようだ。
今日の記事は、少し文字数が多いが、
ぜひ丁寧に読んでいただきたいなあと思う。
彼の雰囲気と、丁寧さと、優しさが、
少しでも伝われば、と想う。
経験積まなきゃっておもっていたのかなぁ。
ーー自己紹介をお願いします。
自己紹介難しいですね。東京学芸大学5年生、小学校社会科にいます。北岡樹です。
ーー「北岡樹」ってどんな人なの?
どんな人なんだろうなぁ。難しいなぁ。オープンクエスチョンは難しい。
うーん、どんな人なんでしょうね。これ難しいんですよね。
どんな人なんでしょう。見た目と中身のギャップはあると思います。
ーーいつきくんの4年間はどんな4年間だった?
幅広かったなぁと思います。
体育会行って、サークル行って。留学いったり、インターンやってみたり、授業で海外プログラムいってみたりといろんなことを感じられる機会が多くありましたね。
例えば、教育の活動をりんごとした時に、りんごのなかでの幅広さでなくて、りんごの種類を超えてパイナップルとか、みかんとか、そういったたくさんの違うものに取り組んだ感じがします
ーー広く活動を行なっているのはどうして??
留学にいったらチャンスを逃すことが多くて、喪失感が多くて。
「なんでやらんかったんやろ」って感じるようになったから、
それからはチャンスを逃さないように意識的にアクションするようになりましたね。
根底にあったのは小学生から先生になりたかったので、世間知らないって言われたくなかったから経験積まなきゃっておもっていたのかなぁ。
タイの教育を見に行った授業で、機織りをさせられてるとこ
普通って人数比の問題なので、そんなもんですよね。
ーーオファーを受け時の気持ちは?
もともとこういうイベントがあったらいいなと思っていたので、渡りに船というか、まさか自分が登壇するってなるとはですけど。あんま真剣ではなく、あ、あもしろそうだなぁ。て感じですね。
みなさんが真剣に向き合ってるのを見て、自分も徐々に真剣になってきていると感じています。最後の節目として、何を考えようかなぁと考える機会が多くなってきましたね。
呼んでいただいて感謝ですね。こんなことないと考えないですし。とくに普通の大学生の僕に、こんな機会を与えてもらえてありがとうございますって感じです。
ーー独特っていわれない?その根源は?
言われることもありますけど、大学生ってある程度自分の軸もって活動してる界隈では変わってることが善みたいな風潮あるじゃないですか。なんかその流れじゃないかなと思ってるんですけど。
でも最近よく属しているコミュニティだとそこまで言われないので。普通とか常識って人数比の問題なので、そんなもんですよね。
とはいえ最近言われること多いんですよね。言いたくなる人の気持ちはわかりますよ。まあウケを狙いたいなと思って話してるので。ちなみに今は7割くらいウケ狙いにやってますよ。
タイで食べ物にあたって入院してるところ
いま思うままに行動してみてください。
ーーどんなプレゼンをしたいですか?
最初は恩返しのつもりだったんですけど、今は第一優先として、自分のコンプレックスといい意味で決別できるようにしたいと思っています。その中でみなさんが感じたりすることがあるなら伝えていきたいなぁと思ってはいますね。
自己満になりすぎず与えるだけになりすぎないwin-winなものになればいいなと思ってて。善処します。
登壇者のみなさんが4年間で感じたこととか悩んでることとかを聞いて、参加者の人がどんな反応になるのかが興味あります。どういうプレゼンがどういう反応を生み出すのかは気になりますね。僕とか素直だからめっちゃ人の話に感化されるので…。
ーーコンプレックスって?
まず大学受験失敗したことですし、最初体育会に入ったぶんサークルに入るタイミングのがして、いわゆる大学生活送れなかったこととか、トビタテに落ちたこととか、英語が喋れないこととか、大した経験つめてないこととか。
これと決別するために隠したりきれいにしたりせず、みんなに伝えることですね。
ーー絶対達成したいことってある?
学芸大に入ったことの後悔を0にすることと僕の4年間で経験した挫折を、わざと取り繕うことなくしっかりと受け止められることを達成したいですね。
みなさんにっていう視点があまりないのであれですけど…。人の変化を達成目標にするのはおこがましいですよね。アドラーのいうところによると「他人は変えられない」なんでね。
ーーメッセージをお願いします!
うーん、難しい質問ですね…。
そしたら、今の大学生活に満足していないあなたに。
何がきっかけになるか分からないので、いま思うままに行動してみてください。人に褒められたい、人に勝ちたい、もっと学びたい、など動機やきっかけはなんだってありだと思います。そのちょっとした「何かが」少しずつ次を変えていくかもしれませんね。もし、このイベントがその「何か」になれば幸いです。
インタビュー、文章:越智大生
編集:松下光
【イベント概要】
https://note.mu/move15/n/ndf4728d3cbd4
【参加申し込みフォーム】
https://goo.gl/forms/5le4EaF4EOYwR5yB2
【ポルカのご支援をお願いいたします!】
https://polca.jp/projects/UTZTki1bwtY
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