「運命というか縁だよね。」move登壇 佐伯実紀
――最近ではどのような活動をしてますか?
彼女がいる場が
しんみりしたり、暗くなったりすることは絶対にない。
そう言い切れてしまうほど、
彼女から溢れる雰囲気はポジティブなものなのです。
彼女のポジティブさはどこから生まれるのか?
どんな体験から生まれているのか??
佐伯さんを深掘っていきました。
楽しませようという気でしかないです
――自己紹介をお願いします。
A類国語科4年生の佐伯美紀22歳です。
最近は少し老けて見えることが気になってきました。
学芸大学のサークルcodolaboのつながり交流部門cueに所属してます。様々なコミュニティでムードメーカー的存在として、笑っていられる空間が作れればなって頑張ってます。「常に笑って楽しむ」をモットーにしてます。
――最近ではどのような活動をしてますか?
応用実習と卒論などもろもろお世話になった小学校で学生ボランティアとして活動させてもらってます。
他には「東京学生エスコート」という活動をしてます。東京に修学旅行で来る地方の中高生の班別行動に大学生が交わって、サポートするんです。従来の修学旅行に革命を起こせればなって。
――イベントを作るにあたって、率直な今の気持ちを教えてください。
ワクワクしています。すごく楽しみ。
――どういうところが楽しみですか?
運営のみんながイベントの形を頑張って作っているっていうところと、登壇者の人がその日に向けて自分のことを問い直しながら、見つめ直しながら、プレゼンに向けて準備しているっていうのがすごくいいなって。みんなが力を注いでいることや、当日イベントがどういう姿になるのかなって、すごくワクワクしています。
――みんなの頑張りを見ていて楽しみということですね。ありがとうございます。みんなを見てて、ということでしたが、みきてぃさん自身はどんな感じですか?
とりあえず来てくれる人を楽しませようという気でしかないです。自分自身のハードルを上げてしまうけど(笑)。
人を集めたりみんなが頑張っていて、興味ある人が来てくれて、私が登壇できるのには意味がある。その意味はみんなを楽しませることにあると思うから、それがどれだけできるかっていうのは楽しみです。
――なるほど。じゃあ頑張りたいって感じですね。
そういう感じですね。でももちろん不安もあります。本当にこんな内容でいいのかとか、気になるけど……。
だって超嬉しくない?
――オファーを受けたときの気持ちを教えてください。
嬉しかったです。シンプルに。シンプルに嬉しかった。
――なんでですか?
「動いている人」って、そういう風に見てくれてたんだなって。
――でもみきてぃさんはたくさんの活動をされてますよね?
たくさんいろんなことをやっているから価値があるかといえばそうじゃないと思います。なんかいっぱいやっててもとっちらかってる人はとっちらかってるし(笑)。
人としてつながりを再確認できました。オファーしてくれる人たちにとって、自分がそういう人だったんだなって思えたというか。
――周りの人に登壇してほしいって思ってもらえる関係性が築けてたことが嬉しいと?
そうですね。そういう仲間ができたっていうのが、この"4年間の一番の宝物"かなって思っています。
――めちゃいいですね。
だって超嬉しくない?
――友達が「あなたに話してほしい」って言ってくれるのは嬉しいですよね。
そう。いろんなことを期待してもらえているのが、いまはすごくうれしいです。
笑っていることが一番いいな。
――ではここから個人的な質問に移っていきます。もう一度モットーを教えてもらっていいですか?
笑顔で、みんなが笑えるようにする、とかですかね(笑)
――なんで「常に笑って楽しむ」ことを目標にしてるんでしょう?
もともと、小中学生のころに、集団の中で自分はどういう存在でいたらいいのか、そういうのが気になる性格で……。
一緒にしゃべっているのに楽しくなかったらどうしよう、とか。自分がどういう立ち回りでいたらいいのか、とか。パフォーマンス精神があったのかわからないけど、ずっと気にしてたり悩んでたんです。
その結果、「何をしてても楽しそうにしてる人」を見ると、自然と楽しくなるなあって気づきました。それに気づいてから、わたしは笑顔でいると決めました。
――たしかに、その通りですね。楽しい雰囲気って大切ですもんね。
つらいときはあるし、めちゃめちゃへこむこともあります。ずっと笑顔でいられるわけじゃないなとは思う。でも、笑顔でいるためには元気にいれるようにしてる。元気でいるためには笑顔でいられるようにする。そう思っています。
――みきてぃさんの明るさの裏には、確固たる決意がありそうですね。すごいです。
そんな風に気づいたのが高校の時です。
話を聴いてくれる友達がいっぱいいたんです。
いろんな問いを投げかけてくれました。だから自分と見つめあって、自分自身についてたくさん考える機会をもらいました。
笑顔でいることが自分でもストレスじゃない。なら、笑ってる方がいいなって。それが性に合ってるなって思えたんです。
――すごくシンプルですね。
そう、めちゃめちゃ簡単なこと。
笑っていることが一番いいな。それが一番だなって。
おしゃれなおばあちゃんになりたい
ーー大学を経て一番変化したことってなんですか??
自分に対して自分自身で責任が持てるようになれたんじゃないかなあと思います。
ーーなるほど。詳しく教えてください。
大学3年生の時には「つながり」に魅了されていました。
CUEという団体をつくったのも、人とつながりがあれば、自分の考え方も変わる。あの人だったらこう考えるだろうなとか。自分の中にいろんな人が思い浮かぶ。だから、豊かになるし多角的に見られるようになる。そう思ってつくりました。
その時の夢が「たくさんの人に囲まれて死にたい」だったんですよね。
今は変わったんです。
――え、変わったんですか!?
今考えているのは、将来はおしゃれなおばあちゃんになりたいです。
進化しました。笑
芯を持ちました。
「一人でもいい」じゃないけど、それぐらい自分に対して
自分自身で責任が持てるようになりました。
自信がもてるようになった理由はプレゼンで……。
――じゃあプレゼン聞きに来てもらわないとですね(笑)。
そのプレゼンの内容でもある、自分自身の維持という考え方が、いまの自分を作っています。かつ将来おしゃれなおばあちゃんになりたいなと、それをプレゼンで話します。
――おしゃれなおばあちゃんのおしゃれとは?
おしゃれでいるためには自分をわかっている必要があります。「自分がこうありたい!」ってこだわりとその表出と、そして周りが認めてくれる状況がいいなって。
それができるってことは余裕があるってことだと思います。追われてると、慌てるじゃん。そうじゃなくて自分に時間がつかえている、余裕がある、はたまた趣味とかやっちゃうみたいなおしゃれさ。時間にもおしゃれ、全部がおしゃれかな。
――ファッションって意味のおしゃれじゃなくて、自分を認識して、周りが認めてくれる形で表現する。それができる心の余裕も合わせておしゃれだと。
そういうことです。すばらしい。まとまった(笑)。
――いいですね。みきてぃさんならおしゃれなおばあちゃんにきっとなれます。
ありがとう。てか早く最近はもう老後生活がおくりたい(笑)。
いまは老後が楽しみすぎて死にたくない。
縁を大切にできる人
――今も一生懸命生きている途中なんですね。
すごく楽しんでるし、この勢いでいけばおしゃれなおばあちゃんになれる(笑)。
楽しんでいることが大事で、笑って生きようみたいな感じです。
――メッセージをどうぞ。
それは運命というか縁だよね。
――どういうことですか(笑)。
いや、ほんとに(笑)。
イベントに来ようって思ったのも運命だし、イベントをつくろうって思ったのも運命だし、でも運命だけど必然みたいな。私がイベントに登壇できるのも運命だし。こういう縁を大切にできる人って、私は素敵だなって思います。何が起きても起きなくても、何かを決めても決めなくても、それは縁だったと思っていい時間にしてほしいなって思っています。
――ありがとうございました。
インタビュー、文章:中家健太
修正:松下光
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