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足尾銅山・日光に行ってきました

9/30(土)・10/1(日)という日程で、足尾(&銅山)と日光に行ってきました。
今日はそのことについて書こうと思います。

※トップ画像は足尾銅山内の蝋人形です。
「お前も蝋人形にしてやろうか!」とは誰も言ってなかったな。ふる!

1日目 足尾

群馬側から足尾に向かいました。
今回の宿が「国民宿舎かじか荘」という足尾の山あいのところなので、日光と群馬を結ぶ国道122号線をどっちから回るかという感じ。

もちろん行った道を戻ってもいいのだけど、一筆書きの旅程が好きなので、今回は群馬側から入り日光に抜けるルートを選びました。車です。

天気は曇天。予報ではこれから雨とのこと。さて、どうなることやら。
ちょこっと寄り道したり、道の駅でお昼ご飯を食べたりして、足尾銅山に着いたのが午後2時ころ。

天気は小雨で気温は低め。Tシャツの上に長袖シャツでもちょっとヒンヤリって感じでした。
まあでも銅山観光はトロッコで銅山内に入るので、ある意味雨でも関係ない。(まあちょっと外も歩くけど)
そのかわり銅山内は気温低め(鍾乳洞と同じと考えて良い)なので、上着があった方がいいと思います。

小さなトロッコに乗って、さあ出発!

こんな景色を観ながら進みます。
この入口から入ります。


おー、なんかドキドキする。
さあ、中は一体どうなってるんだろうか?

1200キロって、東京から博多ぐらい。

銅山内を少し進んだところで、トロッコは終わり。
そこからは歩いて銅山内を見て回ります。
トロッコが早々と戻っていくと、銅山内は急に静かになります。
まあ入口(日の光)は見えているのでものすごく不安になるというわけでもないのだけど、こういうところに降ろされて交通手段が去ってしまうと、一瞬気持ちが揺らぎますよね。

異世界感あり。夏目漱石の「坑夫」がよぎりました。(←面白いです。おすすめです)

いざ、銅山内を進みます。
と、そ、そこには!

蝋人形1
蝋人形2
蝋人形3
蝋人形4
蝋人形5

トップ画像でネタバレしちゃってたからインパクトはなかったかもしれませんが、蝋人形さんたちがいろいろ作業されていました。
足尾銅山は江戸時代から採掘されているので、江戸から明治、大正、昭和(昭和に閉山)と時代順にお仕事の様子を紹介しています。

ただこの蝋人形さんたちがほんとによく出来ているので(音声あり・動きあり)、そちらに目がいってしまって、銅山内の雰囲気を持っていっちゃってるきらいはありましたね。

実際に使っていたトロッコ。

あと、銅の生産過程の説明があって、それが興味深かったな。
銅を作るのにこんなに複雑な工程があるんだなと。
鉱石から銅を取り出すってすごいことなんだなと。
実物見てもピンとこないとこあるけど、足尾銅山に来るまでは、銅のことなんてほとんど考えたことなかった。

でも学校の教科書だと銅鐸とか早い時代に出てくるから、人と「はがねもの」の関りって長い付き合いなんですよね。
銅貨もあるからお金の歴史とも関係してくる。
実際、お金の製造過程の資料館も銅山観光内にありました。

一方、足尾銅山といえば足尾鉱毒事件。
公害だし、木の伐採もしたから自然破壊もしている。(今でも植林活動をしているとのこと)
負の歴史を学ぶことも大事だと思う。

足尾は最盛期はものすごく大きな街だったらしいけど(宇都宮の次に人口が多かった)、今はとてもひっそりした街になってました。
宿に行く前に飲料を買っていこうかとコンビニを探したのだけど、足尾銅山近くには見つけられなかったです。

お宿 国民宿舎かじか荘

というわけで銅山観光を終え、お宿のかじか荘に向かいました。
申し訳ないのですが、館内の写真なし。
ただリノベーションされているのでとてもきれい。
部屋数も多くなくて、自分にはこれぐらいの規模がちょうどよかったです。

自分の一番のお気に入りは、静かなとことロケーション!
山あいの一件宿なので、まあ静か静か。ほんとに物音しなかった。
そういえば、虫の声もしなかった。なんでだろう?雨だったからかな。

ロケーションに関して言うと、部屋とお風呂から山がドンと見えます。
部屋は反対側だと見えないかもしれないから泊まってみてのお楽しみだけど、お風呂は内湯・露天ともに目の前にお山が!最高😀

お風呂の泉質はまろやかで温度もちょうどいいし、広さも大きすぎず小さすぎず、言うことなし。

特に露天はいつまででも入っていたかったな。
夕食前・夕食後・翌日の朝と3度入りました。夕食前は山の端が見えるけど、夜は真っ暗闇でもうどこが山でどこが空か分からない。
朝は天気が悪くて靄っていて、水墨画の世界。

ってな感じで、入る時間帯によって違う山の表情が楽しめます。
これからの季節だと紅葉がきれいだと思うし、天気が良ければまた日のさす方向で表情も変わる。空とのコントラストも映えそう。
まあ風呂の中で写真は撮れないから「心のシャッター」を切りましょう!

なんてね。この言葉、宮﨑駿監督の受け売りでした〜。

都会の有名ホテルのようなラグジュアリー感はないけど、都市の喧騒から離れられるのは保証します。
ゆったりした呼吸ができる宿泊施設だと思う。

2日目 日光

2日目も天気悪し。雨でした。
ほんとはいろは坂をのぼって戦場ヶ原を散策しようと思っていたのだけど、やむなく断念。

ということでベタだけど、日光東照宮に寄りました。
ど定番写真をどうぞ。

陽明門。白が基調で中華風。好き。
天気の悪さも伝われば。
眠り猫
三猿


はい。以上東照宮でした。
雨だし午前中だったけど、結構人いましたね。
海外の方も多かったです。

東照宮は何回か行ってるけど、行くと楽しい。。。
正直に言うと、寄ろうかどうか迷っていたのだけど、東照宮が近づくにつれ不思議と気持ちが盛り上がる。
まあ次来るのいつか分からないし寄っていくか、という気持ちになる。
これが世界遺産のチカラ💪なのか。

ただ人も多いのでササッとおまいりを済ませて、「日光珈琲」というお店で昼食をいただきました。
で、これが大当たり!
カレーとアイスコーヒーのセットを食べたのだけど、激ウマ。
ちょっと高いし、これからの季節アイスコーヒーはなあと思ったけど、あまりの美味しさにお土産に買いました。
スッキリしてるんだけど、味・コクがしっかりある。いや、ほんとうまかった。

黒カレー。左上がアイスコーヒー。
パッケージ可愛い。

そんな感じで14時前には日光を後にしました。
もう少し粘ってどこか寄る算段もありだけど、高速道路の渋滞に巻き込まれたくなかったので。
で、無事渋滞に巻き込まれず、17時前には家に到着。

一見地味なルートだけど、いろいろおもろかったな。
かじか荘の風呂と日光珈琲のカレー&アイスコーヒー最高でしたー😀

思いの外長文になってしまった。
最後までお読みいただきありがとうございます😭

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