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ベビーのケアとアロマテラピー

今日はベビーのケアとアロマテラピーについて、です。
ちっちゃくて繊細な赤ちゃんのケア、特にお肌に触れるものはできるだけ優しいもの、添加物の少ないものを選んであげたいですよね!
アロマテラピーなら精油は自然由来だし、薬じゃないし、安心してスキンケアできそう!と思いがちなのですが…実は精油のぎゅぎゅっと濃縮された芳香成分は赤ちゃんにとって刺激が強すぎます。
何歳から使えるの?はアロマリストの間でも意見が分かれると思うのですが、皮膚への刺激だけではなく代謝も関わってくるので慎重に、何なら無理に使う必要はないのではないかなあと個人的には思っています。

でも日頃からアロマテラピーを取り入れているパパママ、使いたくなっちゃいます。わかります。
そんな時は!穏やかな香りと作用の芳香蒸留水を使ってみてはいかがでしょうか♡
精油やハーブ、漢方などとも異なる特徴を持つ芳香蒸留水の研究の歴史は浅く、データはまだ多くないとのことですが、一例としてうちの末っ子ちゃんの芳香蒸留水でのスキンケアのお話をしてみようかなと思います。

芳香蒸留水って何だろう?

芳香蒸留水はその名の通り芳香植物を蒸留する時にできる水溶液。精油を水蒸気蒸留する時の副産物で、ごくごく微量(0.0006~0.55%)の芳香成分が含まれています。
ハーブウォーター、フローラルウォーター、ハイドロゾロなどとも呼ばれ、お肌の清浄や保湿に使われます。

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新生児科の先生もびっくりする超ド級の乾燥肌で生まれてきた末っ子ちゃん。もちろん?ヒルドイドを処方され、しっかり保湿をしまくりましたが、脱皮せんばかりに皮がむけていました。加えて乳児湿疹。
文字通り、お肌がボロボロでした。
ボディソープが強すぎるかな?保湿だけで大丈夫かな?と心配だったので、赤ちゃんのスキンケアにも良いとされているハーブウォーターを試してみることに。
使ったのは
・ラベンダーウォーター
・カモマイル・ジャーマンウォーター
の2種類です。

ラベンダーウォーター

まず試したのが、赤ちゃんのおむつかぶれにおすすめされることが多いラベンダーウォーター。日焼け後のように皮がむけているおでこの生え際に使ってみました。
使用したのは生後1か月を過ぎたあたり。
まだまだちっちゃくてほやほやの赤ちゃんには芳香蒸留水の香りでもちょっときついなと感じたので、直接肌には付けずコットンに少量含ませてお風呂上りに軽くパッティング。その後保湿剤を塗りました。
翌朝…はい、皮むけてません!もうこれにはびっくり。ビフォーアフターの写真を撮る間もありませんでした。
新生児期が終わり、ターンオーバーが落ち着く時期とたまたま重なったのかもしれませんが、この日をもって末っ子ちゃんの脱皮は終わりました。
一晩で役割を終えたラベンダーウォーターですが、その後は朝のお顔の清拭とおむつ替え(大)の時に使い続けたところ、乳児湿疹は落ち着き(これも時期的なものが大きかったかも)、また一度もおむつかぶれすることなく現在に至ります。
母的にはちょっと強いなと感じた香りも本人は気に入ったのか、お肌に付けると声を出したり、目をまんまるにしたりとラベンダーウォーターを楽しんでいたように感じました。

カモマイル・ジャーマンウォーター

脱皮が落ち着いてからしばらくすると、耳の後ろが何か怪しい。赤みと乾燥が気になる感じになってきました。
赤ちゃんの乾燥肌はアレルギーにも関わってくると聞いたことがあったので早めに対策することに。
1週間使ってみてだめなら小児科に行こうと決め、カモマイル・ジャーマンウォーターを毎日のスキンケアに追加です。使い方はコットンに含ませてお肌に染み込ませるようにしました。
私的にはラベンダーウォーターより香りが優しくて使いやすかったです。
3日ほど使ったところで赤みが落ち着いてきたので、お肌に合っていると判断して1か月ほど保湿を続けました。

まとめ

芳香蒸留水の使用は生後1~3か月ぐらい。
末っ子ちゃんの場合、芳香蒸留水だけでは全く足りなかったので、これでもか!と保湿をしました。(ハーブウォーター⇒保湿剤の順で使用。)
現在は使用を止めて3か月ほど経ちますが、市販の保湿剤のみで特に肌トラブルは起きていません。もちもち。
猛暑続きの今夏でしたが、あせももかぶれもなし!
結果としてわが家ではハーブウォーターを使って良かったです◎

さて。最後に注意事項を。
日本においてアロマテラピーは医療行為ではありません。
明らかな皮膚疾患がある場合には病院を受診しましょう。
芳香蒸留水の使用について不安がある時には使わない、または医療機関で相談の上使用するのが安心かと思います。

大切なお子さまのために安全で、パパママの納得のいくスキンケアを見付けてくださいね♡

それでは、わが家の ベビーのケアとアロマテラピー、おしまい。

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