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ミリアニからミリオンに触れたシャニPの”狂い”まとめ【アニメ楽曲ライブオーディオドラマ】

 こんにちは。真壁瑞希さんのことはまかべと呼びたい、もやしです。

 ミリアニ、3幕まで観に行ってきました。


め~~~~~~~っちゃ良かったです!!!!


はじめに

 自分は普段シャニマスをメインにプレイしている市川雛菜Pです。今年のお正月に親戚宅での暇を持て余し何となくミリシタを始めるも、なんやかんやで放置してしまい(P失格)幾星霜。ミリオンのアニメ化とそれに伴う映画館での先行上映はめちゃくちゃめでたいな~!と他人事だったのですが、あまりにも評判が良くTLにも絶賛の嵐が届くので「これはデカい波に乗るか乗らないかの瀬戸際なのでは……?」という気持ちに。せっかくだしミリオンへの御祝儀ついでに観に行っとくか~、とチケットを取りました。

め~~~~~~~っちゃ良かったです!!!!(2回目)


 当日はミリオンもやってるシャニPの友人と一緒に行ったんですが、最終的には2人して劇場内で号泣していました。(第一幕)
 なんなら友人は全然泣き所じゃない所でも泣いていました。あれなんだったの?と聞いたらシアターの皆が何気ない日常を過ごしてるのが嬉しかったとのこと。情緒すげえなコイツ。
 そんなこんなでミリアニをきっかけに一気にミリオンライブにハマり、ここ一か月くらい気になるものを片っ端から摂取していました。
 当然10年の歴史を持つ(10年!?!?)奥深いコンテンツなのでまだまだその世界の表層の方をほんのひと撫でしたに過ぎないのですが、

となるには十分過ぎる程でした。
 そして、ミリアニなどの感想をまとめようとこの記事を書き始めてから約2週間後。

 まさかの10thライブツアー、R@ISE THE DREAM!!!が開催することを知ります。こんなんもう”流れ”が来てるじゃん!!!
さらにはコンセプトが「アニメ」なのだとか。こんなにタイミング完璧なことあります???これも何かの縁と、シャニ5.5th&SideM8thで痛む財布をひっくり返して両日配信チケットを購入。3週連続ライブ配信をキメました。アイドルマスターの化身か?

 そして視聴を終え。

†覚醒†しました。シャニPでありミリP、それが俺だ。担当は真壁瑞希!
よろしくなァ!!!!!!!!



 そんな訳でだいぶ前置きが長くなりましたが、この記事の目的としては

  • ハマりたてのめちゃくちゃ楽しい時期の記録を残しておく

  • ミリPにミリアニの効果の凄さを知ってもらう&シャニPにミリアニ、というかミリオンがやべえことを知ってもらう

  • あわよくばミリPの同僚を増やす(あなたのことです!!)

 と言う感じです。要はここ最近で触れたコンテンツに片っ端からこれが良かった!ここが凄かった!と言及していくだけの箸にも棒にもならない文章なので、ご了承ください。
あと当たり前なんですけどミリアニのネタバレめちゃくちゃ触れるので一応、一応注意です。

 最後に、3つ目にも書いた通りTLにミリPがあまり多くなくちょっと寂しいので、仲良くしてもらえるとめちゃくちゃ嬉しいです!!
(こちら僕のTwitterです) 







 ………………………………ここまで書いたのが2023年11月7日。今この記事をアップしようとしているのが、2024年3月2日。

 
年越してるやんけ!!!!!!!!!!!!!!!!!


 はい。年を越しました。大学の後期試験があったこと、ハマってから2か月以内の出来事に絞ったにも関わらず最終的に分量が5万字を超えたことが原因です。
 この記事act3のことが書いてあるけどこれがアップされる1週間前にact4終わってるし何ならそのDAY1は現地でした。(こっちもあまりにも楽しかったから頑張って記事書くよ!)

 なので、クッソ長いことと、クッソ長いせいで書いている時期がバラバラでテンションもバラバラだから違和感を感じるかもしれないことを留意してくれれば幸いです。
 いや、もう読まなくていい!読まなくていいんで同僚になってください!!


ぜひ。


 ………………でも結構頑張って書いたし、めちゃ暇なら是非読んでください(正直)。一応目次機能?があったので用意しましたが、見づらいだけの気もします。いぇい。





1.ミリアニが良かったって話

 今回こんな記事を書くくらいのハマり方をするに至ったきっかけです。マジで凄かった!事前評価のあまりの高さから期待値はかなり高くなっていたのですが、自分の中のハードルの遥か上空を悠々と飛び越えられました。俺の負けだ。一幕でシアターの皆に凄く引き込まれて、もっと知りたいとミリシタを始め…………とどんどん沼にハマるきっかけとなったので、ミリオンが好きになったのは本当にミリアニのパワーあってこそです。本当にいい作品。それぞれ語りたいことが沢山あるので、それぞれの回に分けて書いていこうと思います。
 ちなみに、過去の記憶を配信で補完しつつ書いております。書ききったの2月末なんでね。何か月経ってんだこれ。

第一幕

 全ての始まり。流れで観に行くことにしたものの、アイドルの事をほとんど知らない&ミリオンの空気感がよく分からないという状態で、直前までどうなるんだろうな~と思っていました。何より「12話構成のアニメを4話だけ」というのが結構気になっていて、ある程度の区切りは当然付くんだろうけど満足出来るのだろうか…………みたいな心配もちょっとだけありました。

2話!!!!!!!!!!!

 たったの4話だけで満足出来るか心配してたのにその半分でドデカ満足をブチ込まれるとは思っていませんでした。はいはい、俺の負けですよ。1話で丁寧に未来と静香のパーソナリティと二人の馴れ初め(?)、そして夢の始まりを描いて貰っている分、2話でのオーディションでのシーンは本当に気が狂うかと思いました。やっぱり映画館っていう環境で観ると凄く臨場感がありますね。全てを決めるオーディションでミスしてしまった時の静香の焦燥、血の気が引いて周囲の音が無くなっていくみたいな苦しさが痛いくらい伝わって来る。

だってさあ!静香あんなに頑張っててさあ!塾もある中2人で公園とかで練習して、学校だってあるのに!そんなに頑張ってて!いや努力が必ず報われる世界ではないのは百も承知だけども!!
ねえ!!!!!!!!


 …………と、開始前「ふ~んインターネットでは評判いいじゃん、楽しめるかな~?」なんて斜に構えていたオタクはものの30分ちょいでSUPER感情移入、映画館なので声も出せず頑張れッッ…………!!!と願いながら拳を握りしめていたのでした。なんやこいつ。
 そしてぇ!そんな静香のぉ!憧れた夢に向かって孤独に進み続けて、もう少しで手が届くのに折れそうになっている静香の背中を押すのが未来なんですぅ!!!!!!(号泣)
 実際ここで一回ちょっと涙ぐみました。流石に引かれるかと思ってこっそり隣見たら同行者も同じ顔してたのでだよね!ってなった。掠れるような、絞り出すような小さな静香の歌声に段々力がこもっていき、最後はとびきりの笑顔を見せてくれるあのシーン。映画館で観れたの本当に良かったと思っています。
 自分のパフォーマンスを中断してでも、苦しむ静香の背中を押す事を当たり前に出来るのが未来の凄さであり未来らしさだなっていうのも強く感じました。主人公だよ、君は…………!

 そして3話4話からいよいよシアター全体としてストーリーが動き出していくわけですね。全て観終わってから改めて考えると本当に上手い構成だと思います。最初から大風呂敷を広げず、未来と静香にフォーカスして一旦2話までで山場を作ってから、じゃあシアターの仲間を紹介していくね!という流れは自分のような新参にはすごく入りやすいです。作品としての空気感も何となく掴めるし。実際、Twitterでは「とりあえず2話まで観て!そこまでで合わなかったら切って貰っていいから!観て!!観ろ!!!」みたいな”妖怪ミリアニ2話まで観ろ”が大量発生していて、結構布教も上手く行っているようでした。まあ2話まで観たらみらしずを好きになっちゃうから続き観ちゃうもんね。分かります。

 そして原っぱライブへ。ここのエピソード周りは「ミリオンってこうだよ!」っていうのがすごく分かりやすくて良かったです。野球、白馬、謎オブジェロコアートetc、強烈な個性を持つ皆をテンポ良く紹介しつつ未来のアイデアから「皆でライブを作っちゃおう!」という流れ。ニチアサっぽい底抜けの明るさと、皆で一丸となって何かをやるよ!っていうミリオンの雰囲気がよく分かりました。
 ただしそのまま進んでいくわけじゃなくて、桃子の一件が間に入ることで一気に物語として締まったな~と思います。僕は桃子のエピソード観てる間ずっとPにキレてました。あまりにも桃子が正しすぎて…………。別に未来が間違ってるって訳でも無くて、彼女の何かを皆でやりたい作りたいってモチベーションはとても貴いものだし、そこから生まれるものってめちゃくちゃ大きいんですよね。そして桃子の考えも、正しくはあるんだけど別の視点、それこそ「やってみたら何かが伝わることもある」ので一概に桃子だけが正しいとも言い切れないというか。

ただ小学生が場の諫め役にならざるを得なくなった上、皆を盛り下げてしまった罪悪感に苦しむのは違くない!?そこの調整役ってお前だよな!?プロデューサーの肩書は飾りか!?アア!?

 というキレをずっと抱えていました。桃子がめちゃくちゃ良い子で未来もめちゃくちゃ良い子でシアターのメンバー達も皆いい子(全員じゃん)だったから上手く行ったものを!新人っつってもさあ!未成年含めアイドル数十人抱えてんだからそこの所の調整はちゃんとさあ!

……………………P1人で39人かあ。う~~ん。

 すいません、桃子がかわいそうでキレてたんですけどこれ特に誰が悪いとかでもないっすね。強いて言えば社長。ワンオペすぎ。桃子先輩に感謝。

 その流れで行くとみずももの手品のシーンは本当に感涙ものでした。内容がどうであれきつい言い方をしてしまい、皆の前に居づらくてぽつんと一人で座っている桃子の所へとすごく素朴に元気づけに行く瑞希の優しさがめちゃくちゃ良い。皆が、例えば琴葉が自分が行って良いんだろうか?上手く伝えられるだろうか?と悩んで一歩を踏み出せないところを、マイペースに手品見せに行くっていうのがすごく「らしい」し、あのやり方だったからこそ桃子も心を開いてくれたんじゃないかなって思っています。言葉も大事ではあるけれど、まず何よりも先に暗い顔をしている桃子を笑顔にするというのをやったからこそ、気持ちがほぐれた桃子に言葉が素直に伝わったんじゃないでしょうか。ちょっぴり言葉少なな瑞希の行動だったからこその桃子の笑顔だったと思います。このシーン本当に好き。ミリシタ初めて触った時のイベントがCut.Cut.Cutだったの思い出しました。みずももってええね。


 こんなnoteわざわざ読んでくださる方は全員ミリアニ暗記する程観てるでしょうけど、せっかくなんでこれを機にもう一回観て一緒に泣きましょう。名シーンをshortで出すの、結構英断ですね。やるなバンナム。(ざっと見たら迷シーンもまあまあ多かったです)

 終わり際も2幕、つまり原っぱライブ本番に向けてめちゃくちゃ期待の高まる形だったのでシアター出た瞬間2幕いつ!?!?!?ってキレながら(?)検索かけてました。ハマるまでが早すぎる。王道めな味付けと魅力的なキャラクター達、応援したくなる展開。更に事前情報がほぼ無かったがゆえのハードルの低さを大きく飛び越えてきた衝撃で、一気にミリオンを好きになったのでした。1幕めっちゃ良かったけどこっからどうやってコンテンツ入れば良いんだろう?ってツイートしたら野生のミリPが続々と集まってきて読むべきコミュやおすすめ曲を教えて下さったのもいい思い出です。
その節はどうも…………!


第二幕

 いよいよ原っぱライブ!どうなるんだ~~~!?という期待にしっかり応える5話からの開幕。中学の頃の、文化祭3週間前くらいから本格的に企画詰めたり飾りつけとかを放課後残って作ったりしていた時間を思い出してむやみにワクワクしてくる…………。
 各々が出店の準備したりビラ配ったり、本当に手作りのライブなんだというのがよく分かります。にしたって美奈子の肉まんがデカ過ぎて話に集中出来ない。どんな蒸かし方したら中まで火通るんだあれ。あと、元気な美人の姉ちゃんにビラ貰ってうれし~と思ってたら不意打ちでほんわりした雰囲気の美少女にリンゴを手渡される(!?)経験、うらやましすぎる。絶対あのサラリーマンライブ行っただろうな。
 寝袋のシーンもよかったですね。「ありがとう」がとても大切にされているブランドなんだなって感じました。出会えたことへのありがとうってめちゃくちゃいいよなあ。プロデューサーへのありがとうは作中そのままの意味と共に、10年もの歳月をかけてアニメ化へと辿り着かせてくれたPの人たちへのありがとうも含んでいるのかな。
 この展開なら一つのものを皆で作り上げるっていうのは外せないと思ったんですけど、テントて!しかも手縫いて!!俺の認識が間違ってるのか心配になったんですが、アイドル達もしっかり「マジかよ」って顔をしてたのでやっぱりヤバいで合ってるみたいです。39人いたら………どうにかなるか!(なりました)(なるんだ。)
 
 そうして始まった原っぱライブ、参加者もアイドル達も本当に楽しそうでウワーーーーってなっちゃう。こういう雰囲気っていいものですね………。こけら落とし公演のさらに前、これから活動を始めていくミリオンスターズの最初の一曲目がWe Have A Dreamなのめっちゃ良い。狭いテントにレッスン着姿だけど、時間のない中練習頑張った成果が出ている楽しそうなパフォーマンスでした。途中茜ちゃんのフリースタイルトークパートが挿入されてちょっとウケちゃったけど。うるさい(直球)。後に天罰が下ってたから良しとしますけど。この辺りでも出し物や屋台の様子と合わせてアイドルの個性が伝わるようになってるのが芸細かかったですね。とにかく39人皆知ってもらうぞ~という気概感じます。
 そうして、楽しい原っぱライブを最後にThank youで締める。完璧。気弱な可憐が最初に声を上げるのもよかったですね。何度も書いてるけど「皆で作る」原っぱライブだってことが強く伝わってきました。一幕からまあまあ焦らされてこれだったので、いろいろあったけど成功して本当に良かった………!とめっちゃ感動でした。
 最後の静香パパ、劇場だとそのまま6話行って当然前回のパートから始まるので、静香パパ2連打だったのちょっとウケました。怖いよ!

 不穏な要素(静香パパ)を残しながらも原っぱライブは大成功に終わり、物語の本筋は遂にシアター全体のデビューに。新たに紬と歌織さんもメンバーに加わり、まずはこけら落とし公演を見据えたチーム単位のデビューへ。ここら辺から割と静香のことが心配になってきてました。Pも未来も翼も周りは静香の夢を応援してくれているけれど、一番身近な人が否定的なのってすごく苦しいだろうなって………。とはいえ北沢先輩からの激励も入り、割と気合入ってそうで良かったな~と(この時はのんきに)思っていました。
 1stのStar Impressionがバチバチにキマっていて、ここからそれぞれのチームのパフォーマンス観れるんだ!と大興奮したのを覚えています。映画館で観るとマジでシアター公演だから臨場感もひとしお(これ何回目?)。


 で。







キレすぎて文字も切れた


 デカい声(フォントサイズ)を出してすいません。ここからずっとこのサイズで行きたいくらいです。マジで急に何?本当に何?丁寧な構成、王道かつドラマチックなストーリー、今までいい感じでやってきたじゃないですか。本当にどうしちゃったんですか。若干眠い中考えたんですか?いやまあ、途中まではにぎやかな雰囲気でこれもミリオンっぽいな~って思ってたんですけど。ノリが平成じゃない?と思いつつもこれもミリオンかな~っって。思ってたんですけど。急に!労災要素テンコ盛りになるから!!あっ水着の瑞希かわいっ。いやそうじゃなくて。コイツマジでなんなの!

本当にマジで何?


 途中までは良かったんですよ?本当に。コメディ調といいますか。莉緒姉が「じゃあ、”これ”?」って雑にセクシーポーズして雑に通る所とかめっちゃ面白かったし。あっ瑞希のセクシーポーズ良っっ。いや違くてですね。



 リアリティラインがどうのこうのなんてつまんないこと言うつもりは無いんですけどね?無いんですけどね?これはダメだろ!!!原因究明!現場と企画は全員クビにしろ!!莉緒さんが即海に飛び込んだところは良かった。オモロお姉さんに見えてやっぱ大人。それに比べて運営!!!!

 ここら辺、初見は正直マジで混乱してたというか、今までめちゃくちゃ良かっただけに何で急にいい感じの流れを自分から胡乱に持っていったん?制作陣全員変なキノコで鍋でもしたんか?ってなってました。マジで直接的な言い方をすると、やや冷めました。

 混乱する俺に追い打ちをかけるように小学生が命綱無しで数十メートルの高さから海に叩き落される絵面が映し出されます。は???

 でもなんか最終良い感じの雰囲気になってるし………海風とカスタネットはマジで名曲だし………別に誰かケガしたわけでもないし………え、これ俺が悪いの?これごちゃごちゃ言ってる俺がうるさい感じ?細かいんだよお前ってTwitter(現X)で鍵引用されてる感じ?桃子、原っぱライブで揉めた時、君もこんな気分だったのかな………あ、砂遊びする瑞希と百合子かわいっ………。

 結論から言うと、8話がめちゃくちゃ良かったのはありつつも若干もやもやしたまま帰宅し、3日くらいで「こういう若干胡乱な感じもミリオンの”味”かあ!」と納得しました。現にもっとたくさんミリオンのことを知った今ではあんなの胡乱の内にも入らないことを実感していますし。それはそれでどうなの?
 初見の時はめちゃくちゃびっくりしたし、これ三幕大丈夫か………?ってなってたという思い出もとい笑い話です。お前三幕で感極まってクソ泣いてるから安心しろ。

 ………………8話の話に戻りますね。こっちはシンプルに良かった(脳裏をよぎる朝の時点で浸水してたらまず連絡じゃない?という気持ち)………………良かったです、はい。ロケバスで桃子に隣座ってほしそうだけど座ってもらえない亜利沙可愛かったな。ショボ………………ってなってた。

 ボロいステージに通されて、それでもお客さんを笑顔にしようとステージに飛び出して行ったのに人が全然いなかった時の皆の表情、かなりキツいものがありました。高校の終わりくらいからああいう、素朴な優しさや善意や頑張るぞ!という気持ちが潰されてしまう展開にどんどん弱くなっている。子供たちに笑顔でいてほしい………あっ、このみ姉さんすいません。違うんす。
 そんな中でも最年長だからと気丈に振る舞うこのみさん。見ていて辛い。ここに関してはちゃんとプロデューサー仕事したなあって思ってます。まとめ役としてのこのみさんではなく、アイドルとしてのこのみさんに声をかけたからこそちゃんと気持ちが伝わったし、もう一度頑張ろう、自分達で出来ることをやってみようってなったんだなって。それにしてもこのみさんは偉い。感動です。
 桃子も偉かった。こんな状況、もう駄目だって思っても仕方ないと思います。現にそう上手くはいかないよね、みたいなこと言ってたし(子供にそんなセリフを言わせたくない!!!)。でも、このみさんが声を掛けた時にちゃんと、今出来ることを頑張ってみようともう一度立ち上がれたのは本当に偉いと思うんです。タイトルがまさに「変わるためのステージ」でしたが、この話を通して一番変われたのはもしかしたら桃子なんじゃないかな。

 そうして皆が奮起してからはもう無敵でした。ロコ、千鶴さん、亜利沙の絶妙なお芝居本当に良い。不審な人を見かけませんでしたか!?って聞いて回る亜利沙が一番不審なの面白過ぎる。そして終盤、かつての代表作に今のアイドルという自分をプラスして、アイドル探偵桃子ちゃんとなる姿は涙なしには………いや、すいません割と面白かったです。要素てんこ盛り過ぎる。セクシー探偵も意味わからんしセクシーな人ってあんまり自分をセクシーとは言わないんじゃないかな。多分。
 コメディ調でツッコミどころはちょこちょこありつつすごく楽し気な雰囲気で進み、ちゃんと最後は大団円!で締めてて良かったです。7話はツッコミどころが多すぎて混乱が先だったけども。これくらいのバランスでお願いしますね?EDのチーム曲、「catch my feeling」は話の流れから想像つかない曲調でビビりましたけど。オシャレだ………!

 最後のこのみさんの「アイドルにしてくれてありがとう」、このみPはどうなっちゃったんすかこんなん聞かされたら。彼女もまた事務員からアイドルになることになり、初めてのステージでアイドルへと「変われた」んでしょうね。EDの最後、微笑む姿が本当に綺麗で印象的でした。



第三幕

 ここに至るまでミリアニはもちろん、ミリシタを進めたことや曲を聴いたりしたおかげでかなりミリオンライブにハマり、期待も最高潮の状態で映画館に足を運んだことを覚えています。グランドシネマサンシャイン池袋、内装がマジでシアターって感じしてミリアニとの相性抜群でした。再上映をしないか?


こんなの。

 
 
 そうして始まった3幕、まさかの開始0秒Unknown Boxの開き方。フルで聴かせてくれ~~~!
 9話は完全に覚醒回であり、1期主人公登場回って感じでしたね。レジェンドの降臨。8thの皆がそれぞれ影響を受けて変わっていく過程めちゃくちゃ良かった。千早さんから大きなヒントを貰う静香、春香と憧れや夢をリンクさせる未来、雪歩達から自信を貰うかおつむ、皆良かったけれど一番良かったのはやっぱ翼と美希かな。ここに来るまで翼だけは特に何の問題もなく来たけれど、ここで一気に壁を作るのは熱い。やっぱナチュラル天才キャラが本気とか夢とか形のないものに直面して悩むシーン、皆好きだもんな。好きでしょ?ね!
 でも、ここで拗ねるんじゃなくてよく分かんないよ~って顔しながらもレッスン着に着替えて1人でレッスンしに行くのが本当に良いんですよね。ちゃんと未来たちに負けたく無いって思っている証拠。結局美希には煙に巻かれちゃってるけども。年上の余裕って感じ。本気って何~~~?の時の翼のスライムみたいな口が可愛いです。
 ………成人男性のやけにセクシーなパートが紛れ込んでた気もするけど多分気のせい。チーフはロックなのに源Pがハイボールなの、なんか………良い!

 各々が少しずつ成長を遂げて、遂に始まる本番。READY!!、めちゃくちゃ良い~~~と思ってたら視聴後「あれアニメアイドルマスターのOPなんだよ」と聞かせてもらい、あまりの粋さにデカい声が出ました。いつか見なきゃいけない。ライブ中はダイジェストだったけれど、あんなに不安がってたのがウソみたいに感じるくらい、本当に楽しそうな表情でパフォーマンスをしていて良かったです。ペンライトの光の海を、今度は客席じゃなくステージで見る未来の表情!!主人公にふさわしいぜ!!

 この時点でもうだいぶテンション上がり過ぎて情緒変なことになってるのに、畳みかけるように静香回。千早さん直々のご指名、マジで凄いけど新人にはプレッシャー過ぎるんじゃないかな~と思ってたらその通りだった。未来の「お父さんに配信を見せたら………」のくだりで、「遂に最上パパ周りにケリをつけるんやな………………」という緊張感が生まれてヤバかったです。箱崎父の過保護エピでぎりぎり帳尻を合わせてもらえた。ちなみに後で志保と千早さんの父親にまつわる話を知って、全然ヤバいことに気づきました。

 ここら辺の静香、ずっと焦って空回ってて、かなり胃が痛かった。そんな顔………するな………!静香が時間に追われてるときのBGM、ほんとに嫌い。(ピアノのやつ)スネ夫が自慢してるときのBGMに差し替えてくれ。

 家族を亡くした人達へのチャリティーコンサートってのもこう、辛いじゃないですか。静香はどうしても自分の父親を想起してしまうし、星梨花のなんやかんやで温かい家庭との対比にもなっているし、後で志保と千早さんの父親にまつわる話を知って、めちゃくちゃヤバいことに気づきました。(DAY2)
 そんな、そんなことを………………「するな」と簡単には言えないっ………………!でもッ!!!!!という気持ちです。複雑な乙女心。でも志保をチョイスするのは!!!………………う~~~ん。いや、うん。

 皆、偉いよ………………。(号泣)

 とにかく。「誰かに歌で想いを届けること」をきっかけとして迷いを吹っ切った静香はすごく綺麗でした。いい表情してた。本番で未来と静香に背を押してもらうことを頼んだシーンで2話を思い出してまた涙ぐんでしまった。あの時は立ち止まってしまったけれど2人に背中を押してもらえて前に進めた静香が、今度は自分の足で前に進むために自分から頼むんですよ。この変化と成長、本当に泣ける。

 肝心のGift Signに関しては普通にマジで泣きすぎて劇場での記憶ないです。よって書くこともないです。強いて言うならば、今までずっと自分の夢に向かって頑張って来て、それ故に自分に残された時間を思って焦りや不安に苛まれていた静香が千早さんとのコンサートを経てアイドルになるという夢のさらに先、誰かを自分の歌で笑顔にしたいという所まで到達したことで見せた美しい笑顔と、それが最上パパにとっての思い出、そして幼い頃の静香にとっての原点に繋がるという流れがマジで良かったと思います。記憶はない。あんま泣きすぎると迷惑かなって思ったのは覚えてる。

 なんか美しい白い翼が視えた気がしましたが、いつものオタク・幻覚でしょう。やんなっちゃうね。

 この回が本当に好きで結構アマプラで見返したんですが、毎回「ダメ」になっているので、ダメです。いちぽむが好きだ。

 ずっと禍根として残っていた最上パパとの確執も解決し、ここから最後のエピソード、こけら落とし公演へ。終わっちゃうの寂しいよ~~~~!!!って強く思ったことを覚えています。真壁瑞希の顔くらいしか知らない状態で一幕から入った奴が「この物語が終わって欲しくない」って思えるのってめちゃくちゃ凄いことだな~って(我が事ながら)思います。

 合宿回、ミリオンのノリなら絶対やってくるだろうと思ってたらマジで来たのでめっちゃ嬉しかった。我らが真壁瑞希、シャワールームでお姉さん達の胸をガン見してるっぽくてめちゃくちゃびっくりした。君そういうことするタイプなんだね!?

 シアターの皆だけのトワラーはあったかくてすごく良かったです。カレー食った後によくそんな動けるな!?とかいうしょうもない考えはだいぶ早い段階で消えました。リレーみたいに、って言葉があったように「繋げる」というのもこの作品にとって大事なワードだと思うんですが、ジュリアが忘れられないと言ったように、原っぱライブでの思い出がちゃんと皆の心に繋がっているんだって………。だばだばと踊ってる可奈と麗華さん可愛かったね。

 遂に始まったこけら落とし公演。琴葉、あまりに立派過ぎる。君本当に高3?
 
未来の夢、静香の夢、そして10年掛けたアニメ化というファンの夢、たくさんの夢の詰まったミリアニ最後のエピソードの開幕としてDreamingはこれ以上ない選曲。ソロの始まりが翼なのもめちゃくちゃ熱い!確かに今までのシーンでずいぶん真剣な顔してたわ!!って劇場で膝叩きそうになりました。バックダンサーの時のエピソードに加えてさらにここで成長を見せつけてくる!ライブの開幕と共に終わった11話でしたが、劇場では3幕を観に来れたことに心から安堵していました。これどうせ地上波来るしいいや~ってやってたら1週間何一つ手が付かない週が生まれる所だった。

 
 いや~~~いいもんですね、ライブってのは!なあ!このまま大成功で見なHAPPYで大団円だな!な!

バチィ………じゃないんよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 い、嫌だ………………このまま何事もなく終わってくれ………………と思いながらもそのまま12話に突入した時、背中に嫌な汗をかいた覚えがあります。こういう展開ってすごくイヤ!!!!!
 不安は残りつつも、ライブはとにかく最高。一貫してオモシロアイドルオタクだった亜利沙がアイドルとしての決意や覚悟を見せて、それが桃子から繋がったものっていうのもすごく良かった。桃子ったら照れちゃってマ~~~しょうがないんだからこの子は!(誰?)
 バトンタッチはシンプルに泣き曲過ぎてシンプルに泣き曲だな~と思いながらシンプルに泣いていました。これだけたくさんの想いが誰かから誰かへと繋げられてきた作品で「バトンタッチ」っすよ?めちゃくちゃ良いじゃん、そんなん………。
 で、ね………。バチィですよね。ここほんとにびっくりしました。機材のカットも入ったし、ここぞとばかりに源Pがフラグを立てまくるからまあここで来るんだな~とはね、思ったんですけど。

まさかこう切り抜けるとは!!!!


 俺はね、こういう展開に弱い。こうしてこれを書いている今も若干涙腺に来るくらいには弱い。咄嗟に声を掛けられる千早さんにも、そこからこの判断に至れた3人にも、一緒に歌ってくれた観客たちにも。こういう暖かい感情が作る空気や空間ってめちゃくちゃ良いじゃないですか………!
 ステージの上ではアイドルとして完璧にパフォーマンスしきって、裏で泣いてた杏奈達、本当に偉いよ!!!そりゃ怖かったよね!!!!
 そして杏奈たちが、スタッフが、源Pが、何より観客席の人たちが繋げたライブを、あれだけ自分に自信のなかった紬が受け取り、誰もを魅了するようなパフォーマンスで歌織さんに繋げるっていうのが本当に良いんですよ。39人皆で繋げて作っているライブ………。

 さらにそこから怒涛のオレンジノキオク。もうね、ダメっすわ。映画館でこんなに泣いたの初めてかもってくらい泣いた。こらえきれず涙ぐむ未来に寄り添う静香と翼にも泣いた。大体全部泣いてる。
 そんでRefrain Rel@tionだもんね。全部のセリフと歌詞で泣いてたので記憶が曖昧。そうして最後の最後で39人での大合唱だもんね。もう完璧ですよ。大団円。

 劇場ではさらにこの後特典映像?的な感じでRat A Tatの39人ムービーまでありました。もうね、終わりです!情緒終わり!!!

 ………………そう、実はですね。人って本当に感動して情緒をかき乱されるとな~んにも記憶が残らないんですよね。今改めて観るといろいろと思う所があるんですが、当時は同級生には見せられないような顔でめそめそ泣いていたので………………。

 感想をまとめるぞ!というnoteの、書き始めのきっかけになったコンテンツの最後の最後があまりにも薄っぺらい感想で、これでええんかという感じなんですが、まあ事実だからしゃーない。むしろこんなんなるくらいミリアニが良い作品だった証左と思ってください。
 多分、ミリオンの39人皆で協力して創っていく雰囲気が思ったよりも刺さったんだと思います。38人名前も知らん状態で見始めて、終わる頃には39人全員好きって状態だから偉大なアニメですよミリアニは。
 これ以上一生つらつら書いててもしょうがないので総括すると、

  • ミリアニめちゃくちゃ良かった

  • 真壁瑞希が可愛い

  • 2期くれ!!!!!!!!!!!!!!!

 こうです。本当に、TLの評判に乗って1幕適当に観に行ってみて良かった。道理でミリPの方があれだけ騒ぐわけです。だって出来がめちゃくちゃ良いんだもん。これ見せれば潜在的Pは大体ハマると確信できるくらいにはいい出来なんだもん。
 観れてよかったです、ミリアニ。おかげでミリオンライブと出会えたので。ありがとうね。



2.このアイドルが凄い!

 act3でミリPとしての自覚を持ち、み~~んな大好き!なのは前提としてそろそろ担当を決めたるか~~~!という気持ちのもと、ここを書いています。すいません嘘です。このコンテンツグリマス?も含めると情報量が膨大過ぎてミリシタすら拾いきれてない現状では目が回るので、ここでこの子が好きです!と書いて同じく担当のPさんの助けを借りたいという不純な動機も3割くらいあります。残り7割は好きな子の好きなところを書きたいという気持ち。もしこの子のこのカードいいよ~みたいなのあったらTwitterのDMでもマシュマロでもなんでもいいんでぜひ。おすすめコミュとかお願いしま
す。

2024/2/29追記 act4のソロパートで急に木下ひなたさんにめちゃくちゃ落ちました。時系列めっちゃくちゃになるのでact4については別記事に書きます。好きです、木下ひなたさん←名前可愛すぎ

 なお、メインコミュとかそこら辺を履修しているかといわれると全然しきれてないので、なんかとんちんかんなことを言っていたら苦笑いで流してください。出来れば教えてください。


真壁瑞希さん

 もうずっと言ってるからだろうなって感じですよね。好きです。
 冒頭(何字前だよマジで)でも書いた通り、去年のお正月にTLに流れてきたイラストが可愛くてミリシタを始めてみました。

 ちょっとむん………とした無表情とクールな雰囲気、ふわっとした髪型が可愛いなと思ってました。

公式サイトより

で、蓋を開けたら、


 こう。(引くほどキショいなこのツイート)
 やっぱりね、想像通りの好みのキャラよりもむしろ、それを裏切られた方が印象に残るんですね。クールなキャラかと思ったら全然お茶目。多分ドッキリ番組とかに目をキラキラさせて協力してくれるタイプ。何なら熱血ですらある。...In The Name Of。 ...LOVE?のメインコミュとか。

 無表情ではあるんだけど、本人がそれに自覚的でなおかつちょっと気にしてるっていうのは想定してないキャラクター性で、一気に好きになっちゃいました。この感じで悠々とチョケてくるのはさ、ずるいじゃん。クラスにいたら好きになっちゃうだろうが。隣の席の真壁さんに急に手品を披露されて、困惑しつつもとりあえず拍手したら今までの学校生活でみたことのない満足げな表情を見せられたいだろうが。ま、真壁ってそんな顔するんだな………って思いたいだろうが。なあ。


なあ。





 ………失礼。とにかく、めちゃくちゃシンプルにギャップ萌え(死語)で好きになっちゃった感じです。言動が好きすぎる。

 過去の俺もそう言っています。過去ツイって改めて見ると冷や汗をかくという知見を得ました。

 そして、ある程度好きになってきたところで完全に好きを強固なものにしたのがこのカード。


 初心者用セレチケ?みたいなので貰ったんですが、このカードヤバすぎませんか?皆知ってた?知ってる?あ、そう。
 あれだけポーカーフェイスがコンプレックスだった真壁のこの表情ですよ!


 この!!!!!



表情!!!!!



 こんなん恋する乙女の顔じゃん。表情めちゃくちゃ豊かじゃん。
 単純にイラスト全体の美しい色彩や衣装、構図とか全部好きなんですけど、極論この表情で好きになったと言っても過言では無いです。
 ………ま、この後ミリアニ観に行くまで放置してたんですけど。(最悪)
 でもこのカードがあったからこそミリアニを観に行くきっかけの一つになったし、ミリアニを経てちゃんとミリシタを再開したら改めてイラスト良すぎてウワーーーーーーーってなったので、やっぱり大好きなカードです。

 あとね、声も好き。見た目と性格と声が好きなら全部好きじゃんって話なんですけど、全部好きなのでその通り。
 気持ちを表情に出せないと真壁は思い悩んでいますが、その分歌声にめちゃくちゃ強く感情がこもっていて、ここもまたイメージと違っていてギャップでめちゃくちゃになりました。もっとしっとりと歌うとばかり………。
 ...In The Name Of。 ...LOVE?しかり、Silent Jokerしかり、曲としての方向性は全然違えど「内に秘めている感情を歌として昇華する」という特性があると思っています。あとoの伸ばしがめちゃくちゃ良い。

 ということで、ミリアニのおかげで39人好きではあるんですが、一番と言われると真壁瑞希だ!という感じです。

 絶妙なちょけ感と時折見せる強い感情と繊細な表情。可愛いぞ、瑞希。



野々原茜

公式サイトより(真壁もそうだけどサイズデカくない?)

「自分大好き、いつでもポジティブ! お調子者でフリーダムな女の子!」(ミリシタ公式より)。
 よく”ウザ可愛い”と評されてる印象があります。ミリアニでも自分のグッズの無断発注(改めてその場でクビになってもおかしくないことしてるなコイツ)から始まり、1人だけフレームレートが違うのかと思うほどのわちゃわちゃした動きをして画面を盛り上げていました。
 お調子者で目立ちたがり屋、自分に自信があってとにかくアクティブ。僕ですね、こういう子がですね。


 めちゃくちゃ苦手………………。


 自分に自信があるのはいいことだと思うんですけどね~。とにかく「あ~うるさいうるさいあっちいけ!」って言いたくなるくらいのわちゃわちゃ感があまり得意じゃないんですよね。高校の時もこういうタイプの子いたわ。嫌いって訳ではないんですけど、まあ苦手といいますか。

 うん。苦手っすね。



 う~ん。




う~~~ん。




う~~~~~~~~ん。







 以上です。特にエピソードはありません。

 「最初苦手だったけどずっと見てたらどんどん可愛く感じてきた」
 こんだけ。なんか劇的なきっかけとかそういうの一切なし。茜ちゃんが、とかじゃなくてこういうキャラ造形は大体あんまりだったんですけど、なんか可愛くなってきちゃった。なんででしょうね。可愛いからか。

 マジで自分でもびっくりしています。なんかこう、きっかけがあるなら分かるんだけども。何もない。ただ、じわじわと好きになっただけ。書くことないや。

 ただ、明確に担当だ!ってくらい好きになったのは既にだいぶ好きになって来た辺りで聴いたKING of SPADEの影響が大きいです。Sweet Sweet Soulをめちゃくちゃ気に入って何度も聴いていた&ミリアニでの印象から、大体自分の中で固まっていた茜ちゃんのイメージが良い意味で叩き壊されました。あれは本当に驚いた。こんなカッコいい曲歌えるの!?ってひっくり返っちゃった。まさかウザ可愛いが転じて挑戦的なカッコよさになるとは思わないじゃないですか。「ん?この声………?」と思って歌唱アイドルの欄を確認した時の僕の驚きを想像して欲しい。オタクはこういう体験に弱い。

 そのあと茜ちゃんの誕生日の時、ミリシタでソロ曲をやるためにメインコミュを読んだり、クルリウタイベコミュの帰りたくない!のくだりを読んだりして、ある程度自覚的に普段の振る舞いをしていて普通に弱い部分もあるんだということに気づき、今ではもう完全に親みたいな目線で見ています。これからも自信満々で存分に大暴れしていて欲しい。そしてこういう子が常識人ポジに回らざるを得なくなってる時にしか得られない栄養があるので、存分に振り回されて欲しい。(最悪)

 わっはっは、今日も可愛いな茜ちゃんは!静かにしてなさい。

 




3.好きな楽曲ベストn選


なお、nは任意の自然数とする。

 Spotifyのプレミアムプランに入っているのもあって、ほとんどのミリオンの楽曲を好きなだけ聴ける環境にあります。ドン引きするくらい曲数が多い(&気に入った曲ばっかり聴いちゃう癖)ので全部とはいきませんが、好きなアイドルの歌唱曲や知り合いのPからのおすすめ、ミリシタのイベントでランダム選曲されたものなど、チマチマと聴き進めて行っている所です。その中でも特に気に入った曲がいくつか見つかり、語りた~~~い!となったのでこの項を作ったんですよ。ランキングベスト10!みたいな。


絞りこめねえ~~~~~~……………………!!!


 余りにも気に入った曲が多すぎる。ランキングとか絶対無理。順番付けられない。かと言って片っ端から書いていくわけにもいかない。
 どうせ趣味の書き物なんだから気にすんなと言われればそれまでですが、やっぱほら、こういうの選んでいくの楽しいし(本音)。
 ということで、限界ギリギリまで厳選した結果中途半端な曲数になっても良いようにこんなタイトルになっております。6か7くらいに収めたいところ。この曲好きならこれも好きだろ!があれば是非教えて下さい。



1曲目:咲くは浮世の君花火

ドヤ顔の紗代子ちゃんが眩しい


 第一印象、「ジャケ写が面白過ぎる」でした。
待ってください、その刀を下ろしてください。違うんです。なんか、なんかツボに入っちゃったんですよ。多分美少女の腕組みキメ顔仁王立ちと閃光☆HANABI団というパンチの強すぎる名前の合わせ技だと思うんですけど、とにかくなんかめっちゃ面白くなっちゃって即聴いたんですね。

すっげ~~~~~~~いい曲これ!!!!
 まず曲調。吹奏楽部なのでブラスバンド系の楽器が無条件に刺さります。100点。景気のいい金管から始まり「fire flower!」に合わせてのトランペット!ハマり方が気持ちよすぎる!!音ハメが気持ちいいのはここだけじゃなくて、それこそ書ききれないくらい無限にあります。特にヤバいのはサビの所で、裏拍で花火みてえに弾けるバリバリした音質が気持ち良すぎます。これライブだったらトランペット通りにペンラ振るだけで気持ち良すぎて失神しますわ。
 曲の構成も好き。盆踊りチックなどっしり構えたAメロからスタートして、Bメロで刻みが二倍になって(この表現が音楽的に正確かは知らん)サビで盛り上がりが最高潮に達する時のカタルシス、気持ち良すぎる。この曲の感想突き詰めれば全部気持ちいい~~!なのかも…………。
 終わり際の「咲いた 咲いた 君花火」とメロディーラインが重なる部分も超良い。散々どっかんどっかん盛り上げておいて、祭りの終わりみたいな一抹の寂しさも少しだけ感じさせます。”祭り”に含まれる感情ってこの曲で全部味わえるのかも。

 聴いてて楽しすぎるのでまあまあな頻度で聴いていたんですが、何度も聴く内に若干の心境の変化がありました。
 ……………………これ……………………泣き曲か……………………?
 そう、歌詞沁みすぎ問題です。
楽し~~~盛り上がる~~~!で聴いてたはずなのに、歌詞がじわじわ効いてきました。夢や希望に向かってひた走る人達の頑張りを大輪の花火に見立てたこの曲、なんと泣き曲のポテンシャルも爆高だったのです。…………知ってた?知ってたなら教えてくれよ。泣いちゃったよ。
 応援ソングでありながらも、人生の辛い部分のことを肯定してるのも好きなんですよね。苦い思いをすることもあるし、ギリギリなシチュエーションだってある。でも、そんな時だって笑って立ち向かえる様に私たちが応援しているよ!という力強いエールが歌詞に込められています。何よりもそのセンターが紗代子ちゃんなのがまたいい!溢れんばかりの元気!!

 なお、自分は残念ながら今の所特に追うべき夢も無く、課題が激ヤバの時深夜に爆音で流しながらギリで終わらせて腕組み仁王立ちをキメるというマジでしょうもないカスの活用法をしています。いつかこの曲から正しい意味で力を貰える日が来ることを信じて……………………。(カスの大学生代表)



2曲目:月曜日のクリームソーダ

 お洒落!!!歌謡曲っぽいポップスをEDMで包んだみたいな曲調、初めて聴いた時は衝撃的でした。勘悪なので間奏でバリバリのEDMになるまで気づいてなかったけど。とびきりキュートでポップな楽しい曲調だと思いきや、想像もつかない手法でもう一発更にパンチを入れられて一気に好きになっちゃったんですよね。

 イントロで静かめに始まりピアノが入って来て、ブレイク入れてからAメロに入る一連の流れの「始まっ…………タァ!!!」感がすごい。
 低音、手拍子、ピアノ、ぱっしゅわコール、その他もろもろとにかく賑やかで聴いていて本当に楽しい。ライブで聴きたいな~~~これ!
 そしてそんな賑やかな曲調だからこそ、間奏のEDMパートが映えるんですよね!一気に会場の照明が絞られてレーザーが乱舞しているのが想像付きます。なんでこうなったかよく分かんねえけど気持ちええ!!

 歌詞もかなり好きです。全体的にアホの子過ぎる。ぱっしゅわしゅわしゅわ言ってるのもそうなんですが、改めて見直すと割と年齢低めというか、背伸びをしたい女の子を歌った曲なんですよね。英語が全部カタカナ表記だし。可愛いね。ウィズアウトでオケ?じゃねえよ野菜を食え野菜を!
「あなた」との週末のデートを想いながらお洒落をしてみたり、デートの計画を立てて見たり、思い悩んでる姿が年相応の子供っぽさもあってめっちゃ可愛い。度々ママが出てくるのも、お母さんにお洒落やデートプランの相談をしてそうで良い。
 「女の子はかしこく おばかになるのよ」って”恋は盲目”と、それを自覚してるけどどうでもよくなるくらいの楽しさやときめきが一文で表現されててめちゃくちゃ好きな歌詞です。

 あとこの曲、ジャケットがマジで可愛いことで俺の中で有名なんですけど可愛すぎませんか???
 「Jelly PoP Beans」ってユニット名も可愛すぎる。可愛いしか言ってねえな?ミリシタで曲やるときの「ポップをお届け! Jelly PoP Beans!」の掛け声も大好きです。

かわいすぎ



3曲目:Sweet Sweet Soul

「アイマス、割と色んなアーティストが楽曲に参加してるって知ってた?」

へ~、そうなんすか!例えば?

キリンジの堀込高樹さんが曲作ってたりするよ」

マジで!?凄いっすね!他には?

「あ~、あとは~、…………SOUL'd OUTの‎Shinnosukeとか」

SOUL'd OUTの‎Shinnosuke!?!?!?!?!?!?!?

そんなことある!?!?!?!?!?

ある。

 まだミリオンのことをほとんど知らなかった頃に「アイマスって結構色んなアーティストをゲストに呼んでて凄いよな~!」というツイートを見掛けて知った曲。キリンジが曲作ってんのマジ!?!?!?(LEMONADE)と驚いていた僕はこの曲を見てひっくり返りました。だって、そんな、マジかよ!

 茜ちゃん、星梨花、環の3人のわちゃわちゃした元気でかわいいラップが特徴的な一曲。全体的にかわいく進行していく中にも、「ここ完全にSOUL'd OUTだろ!!!」というフレーズがまあまあな頻度で登場してきてめっちゃ楽しいです。スクラッチとか‎Diggy‐MOのアララァな幻聴が聴こえるし…………。あまりにも楽しすぎて一時期ずっとこの曲を聴き続けていたので、ミリアニで初めて茜ちゃん見た時劇場であ~~~!君かぁ!!と叫びそうになりました。まんまこの曲の通りの性格で笑いそうになっちゃった。 

 3人共結構特徴的な声質をしていると思うんですが、それが上手くまとまってるのが良いんですよね。統一はされてないんですよ。それぞれの声が溶け合ったハーモニーではなく、それぞれの歌がそのまま横に並んで、まとまって聴こえるイメージ。曲全体を通したわちゃわちゃ感はここからも生まれていると思います。
 特に星梨花はあんまりラップのイメージは無かったんですが、むしろラップ側に寄せず星梨花らしさを残したまま歌っているのがハマっていて非常に良かったです。ちょっと甘ったるい感じの声が意外にもめっちゃマッチするんですね~。化学反応!環の元気な感じも、子供らしさが曲のコンセプトとマッチしています。…………ああ、茜ちゃんが合うのは想定通りなので特に言うことは無いです。ミリアニでもほぼラップみたいな言い立てだったし。

 そして、こんな可愛い曲でも韻の踏み方はバチバチにキマっていてめちゃくちゃ良い!改めて注目しながら聴いてみると書ききれないくらいの踏み方していて、「聴いていて気持ちいい」という体験の源の1つになっているのを感じます。あえて1つ挙げるなら、ここですかね。

ここ毎回絶頂

 ヤバくないですか?あんまりラップは詳しくないんで触れたくないんですが、(有識者からの素人質問が怖い為)掛かっている場所が単純な脚韻頭韻だけじゃないですよね?

もうよく分かんなくなってきた。有識者たすけて

 「絶頂」の「ちょう」がなんか別の所まで掛かってない?そんなことない?もう分かんねえわ!!
 とにかく!ポップでアップテンポなフロアチューンにSOUL'd OUTをひとつまみしてるこの曲は最高なんだ!!それだけが事実!!!!

 …………そして比較的幼めなメンバーで歌う内容が「大人への憧れ」っていうのが凄く良いんですよね。(クールダウン)
 大人達が踊り明かす、夜という時間への憧れとわくわくが歌詞に詰まっています。特に環や星梨花は小学生だし、夜っていう時間への憧れは強いんだろうな…………!今でこそ1時2時までオタク語りnoteを書きまくる不健康な日々ですが、中学位までは遅くても11時前には寝ていた健康キッズだったので夜更かしへの憧れはよーく分かります。ノスタルジー!
 子供たちらしく(?)難しい英語がひらがな表記になってるのも可愛くて仕方ないですね。逆にBring me the beatsは言えるの何故…………?あと、「たーになっ」って「Turning up」なんですかね?ぱりらはもうさっぱり分かりません。可愛いしどうでもいいか。
 そんな風に全体的に楽しい歌詞なんですが、中でもすごく好きな歌詞があります。”気持ちいいって感じる リズムに国境はないよね”、この長めにフレーズを取って歌われるパートには皆で楽しく踊ろうよ!と無邪気にこちらへ手を伸ばしてくれるような雰囲気があって良いんですよね。実際、国境(ジャンル)を超えて自分に刺さったし。
 この文章を書くに当たって改めて細かい部分まで何度も聴きなおしたら余計に好きになってきました。最高。
 フリースタイルパートでフリー過ぎる年下2人に茜ちゃんが若干押されてるの好き。



4曲目:インヴィンシブル・ジャスティス

 カッコいい部門堂々の(いっぱいある同率)1位。
 かき鳴らされるギターと荒々しいシャウトから始まるイントロがカッコよすぎ!劇中劇の中にヒーローモノがあるのは何となく知っていたんですが(何でもあるなミリシタ)、想像の10倍熱い曲調だったのでびっくりしました。というのも、実はシャイニーカラーズにもニチアサや戦隊ヒーローが大好きな小宮果穂ちゃんというアイドルがいます。


環と同じ12歳。…………12歳!?(まつり姫と同じ163cm)


 そんな果穂ちゃんがエイプリルフールのイベントとして歌ったのが「絶対正義 EVERY DAY」。(サブスクにはないです、残念)MOIW2023でも歌われていましたね。ミリオンからは同じくヒーロー好きとして環ちゃんが参加していました!
 この曲がすごく(イメージとしての)ニチアサっぽいノリというか、実際シャニマスに出てくる戦隊ヒーローのテーマ曲なんですけど、とても明るい曲調なんですよね。正義!愛!友情!って感じ。
 そのイメージがあったので、同じようなノリでインヴィンシブル・ジャスティスを聴いちゃったものだから余計に痺れたという訳です。方向性の違いというか、ゴリゴリにカッコよかったんで…………!歌詞と歌い方に込められた平和を守ることへの覚悟と正義を貫くことへの意志、余りにもカッコいい。

 荒々しい曲調に対して翼と海美のデュエットという編成も新鮮で気に入っています。翼はロケットスター☆とか「ダメぇ~~~?」の甘え上手で可愛いイメージがあって、海美はミリアニで昴とキャッチボールしてたりアクティブで元気なイメージがありました。そんな元気で可愛い2人が激しくカッコいい歌を歌うギャップ!これが良いんですね~!
 2人しかいない分各々の歌声の特徴も強く出ていて、意外と低めな海美ちゃんの声が高めの翼の声とめちゃくちゃマッチしています。2人のハーモニーが良いのはもちろん、力強い歌声での掛け合いもカッコいい!
 曲を通して全体的に掛け合いをするかハモるかって感じの構成になっていて、だからこそサビのフレーズ終わりでのユニゾンが輝く!
 拳を突き上げたくなるくらいテンションの上がる一曲です。気合入れたい時に聴いています。


5曲目:ABSOLUTE RUN!!!

 Spotifyが「アンタアイドルマスター?好きなんでしょ?持って来たわよ!」とランダム再生で流してきて、あんだけシャイニーカラーズしか聞いてないのに………ジャンプとマガジンの違い分かんないお母さんかよ………と思いながら聴き、あまりに良い曲過ぎてその時いちぽむのこと何も知らなかったのにちょっと泣きそうになってた一曲。ありがとうお母さん。

 
自分の情緒がアレという話もありますが、この曲メッセージ性がめちゃくちゃ強いんですよね。道半ばで改めて決意を固める歌といいますか。アイドルのことを(というかミリオン自体)何も知らなかった時の僕にも、今まで走って来た道のりを振り返り、それを懐かしみながらもまだまだ先へ進もうとする情熱と希望がストレートに伝わってきました。
 曲調もめちゃくちゃ強い。伸びやかなギターと期待に満ちた足取りのような弾むドラム、それを静かに彩るピアノ。急にカスの語彙になるんですけど、「最終回」を感じるんですよね、この曲に。終わりというよりは、一旦ここで大きく物語が区切られるけれどこれからもこの子達の物語は進んでいくんだよ、という感じ。自分が結構色々悩むタイプなので、こんな風に真っ直ぐ真っ直ぐ自分の夢へと突っ走っている姿を歌われるとね、来ますね。涙腺に。

 そんな感じで、いちぽむがどうこうというよりは曲単体として好きで聴いていたんです。で、先述の通りミリアニ観てミリオンハマって当然いちぽむを知るじゃないですか。



 終わりですね。本当に良い曲。歌詞に「3人の名前入ってる~~~~~~~」って号泣してたら親切なフォロワーに「それ3人のソロ曲の名前や歌詞も入ってるんだよ」と教えてもらい、「そういうの好き~~~~~~~~!!!」と叫びながら爆発四散しました。
 当たり前だけどミリアニ後は感慨深さが全然違うんですよね~~~。あるとしたら2期のいちぽむメイン回のEDって感じ。マジで2期を頼む。ミリアニの最終話からもっともっと沢山の時間を共に過ごして、喧嘩したりもして、それでも前に進んできた未来たち3人の曲というイメージです。ストロベリー・ポップ・ムーンのマイルストーンじゃないですか。どこまでも前に進んで行く3人に聴いている僕たちも勇気を貰えます。正直ミリオンの好きな曲TOP3には入ります。それくらい好きな一曲です。


 ………今、ここまで書いて気づいたんですけどこれミリシタにあるってことは実装時にイベントがある、イコールいちぽむメインのイベコミュがあるのでは………???チェックしないといけない。


 


6曲目:Cut.Cut.Cut.

 最後はこれ。

この一枚絵を印刷して僕の棺に入れてください。

 以上です。

 ↑これで終わらせようかと思ったけどやっぱり書きます。あまりにもこのイラスト好きすぎる。
 自分がミリシタにまともに触り始めた辺りでちょうどイベントをやっていた記憶があります。自分の好きな真壁がいること、お揃いの可愛らしいチェックの衣装とベレー帽、そしてお洒落な楽曲。イベントの仕様が全然分からず報酬を回収できなかったことを除けば自分にとってめちゃくちゃ最高のイベントでしたね~。

 現在はなんか貴重な丸いアレを使ってちゃんと回収しています。本当にMVの出来が良すぎる。


 いや、めちゃくちゃ良いな………………。

 
 ポップでお洒落なメロディーに乗せて、感傷的でセンチメンタルな気持ちを歌った曲。感情を上手く表現するのが苦手な真壁はもちろん、桃子もミリアニで何度か見せたみたいにストレートに気持ちを伝えるのが苦手ですよね。そんな二人にこの歌詞は天才的………。
 心の中、思っていることはたくさんあるけれど、絡まってしまったみたいに上手く言えないもどかしさと切なさ。最後はちゃんとそんな気持ちをシェープして(整えて)、伝えようとする………。ストーリー仕立てになっている所も好きです。
 ラスサビ前の「あんまり似合わないね」が結構驚きで、そんなこと言う!?ってまあまあびっくりしたんですよね。個人的には、その髪型あんまり似合わないね!なんて笑って話せるくらい親密な仲になれた、みたいな表現なのかな~って思ってるんですけども。真相やいかに。

 曲自体も非常に好きです。ベース、アコギ、ピアノ、金管、全部お洒落!ラスサビ前の「Good bye Memories」のピチカート、本当に好き。
 それこそ美容室でのハサミみたいに小刻みにテンポが刻まれていて聴いていてすごく心地いいんですよね。アコギの動きとかはそれをイメージしてるのかな?そしてこの曲で一番重要な部分。そう、皆さん分かりますよね。

 ちゅっちゅるっちゅ~ぱやぱ!の部分です。


 色々書いたけど結局ここが可愛すぎる。これ聴くために聴いてんだよな、何だかんだ言って。改めて曲について考えると色々な思いが湧いてくるんですけど、通学中とかに聴いてる時は終わってる体調や精神を無理やり起こしているだけ。要は気付け薬と一緒です。僕が雪山で遭難した時は首元にこの曲の音源を携えた山岳救助犬を派遣してください。
 可愛い~~~~~~んですよね。ぱやぱ、の言い方とかほんと好き。そんだけ。結論ってシンプルなものなんで。俺の気持ちを大胆にシェープした結果残ったのがこれです。「ちゅっちゅるっちゅ~ぱやぱ!」が可愛い。
 
以上!

 あとタイトルの「Cut.Cut.Cut.」、歌詞にあるように髪のカットと、瑞希のトランプマジックの「カット」も掛かってるのでは!?と思ってドヤ顔で検索したら映画での「カット」で桃子とも掛かっていて、そっちも自分で思いつきたかったァーーー!と世界一情けない悔しがり方をした記憶があります。この記憶要らん。

 


4.「癖」の頂 オーディオドラマ

 そんなゼニスはいない。(誰に通じるんだこのネタは)

 ミリアニからミリオンに入り順調にあの子が好きこの曲が好きとエンジョイする僕に親切なフォロワーが言いました。「お前は絶対ミリオンのオーディオドラマを気に入る」と。いや~~でもCD買わないといけないんですよね~~とか言ってたら、さらに言われました。「男役のアイドル達と共に男装したアイドルが士官学校で生活する話あるよ」と。


 

 とりあえず目についたオーディオドラマを何枚か買いました。オタクがピンポイントで弱い所を突いてきやがって。

 で、ミリオンに触れ始めて2か月とか?のタイミングで聴いたオーディオドラマが、こう。

  • 階のスターエレメンツ

  • クルリウタ

  • Parade d'amour

 はい。

 
皆さんがうーーわ、と思ったのが感じ取れました。僕もそう思います。フォロワーの名誉のために言っておきますが、クルリウタに関しては勧められた訳ではないです。何ならやんわり止められたというか、本当にえげつないからあんまりおすすめは出来ないかな………………と言われました。
 僕も、強く、そう思います。ただ、好奇心が先に来てしまった………………。ホラーで真っ先に死ぬ奴の発想ですね。バカがよ。

 ちなみにこれを書いている現在(3月)手元には夏解傀儡と空猫とD/Zealと夜想令嬢とMelty Fantasiaと侠気乱舞があります。コイツハマりすぎだろ、と自分でも思いますが、こうなったのはやっぱり最初に聴いた上述の3枚のクオリティがめちゃくちゃ高かったからなんですよね。ミリオンのオーディオドラマは全部信頼出来る!あと”癖”が濃い!!って心で理解できたので。ということでそんな3枚の感想も短いながらまとめておこうと思います。


階のスターエレメンツ

 最初に聴いたのがこれ。確か、真夏のダイヤで琴葉の歌がめちゃくちゃ良くて気になる~って言ったらこういうオーディオドラマもあるんだよって教えてもらって、ノリで即買いした感じだったと思います。


 探したら感想がツリーになって残っていました。


 我ながら面白いくらいずっと嫌がってて笑う。オーディオドラマ自体初見なのでミリオンのオーディオドラマに対するガチさを甘く見ており、マジの不穏展開やギスギス描写をぶつけられてミリアニでの可愛い矢吹可奈さんの記憶とコンフリクトを起こし、脳に過剰な負荷が掛かっているようです。(他人事)

 
 おや?動きがあったみたいですね。



 



 自分でもちょっと嫌な顔するくらいキモい感想が残っていて、無駄にストレスを受けました。でもこれがあったからこそオーディオドラマにハマったってことでもあるので、複雑。

 あんなに友達思いで優しい良い子の可奈ちゃんにクソ性悪女の役を躊躇なくキャスティングする剛腕さ、そしてその本性が暴かれた衝撃の最大風速のまま、お互い競い合う王道展開に持っていく構成の上手さ。作中劇と言えどアイドルというテーマを扱っているこの作品で、締め方を「全員が同じユニットになる」という形にして、これからもこの3人のアイドル活動は続いていくというのを示してくれたのも非常に気に入りました。マジでこの3人のギスギスアイドル珍道中が見たいのでもう少し供給をください。よろしくお願いします。



 あ、取ってつけたようにまともなことも言っていましたね。曲の印象の変化もとても良かった。Episode._Tiaraもギブミーメタファーも、元々聴いてはいたけどオーディオドラマを通して一気に解像度がブチ上がりました。なんやかんやでオーディオドラマを聴くことで得られる”良さ”を初手で全回収してるんだよな………………。結局のところ、これが初手で良かったのかもしれません。少なくとも僕はオーディオドラマに強い信頼を感じました。最悪な言い方をすると「コイツら(制作陣)相当性癖に忠実だから付いていけば面白いものが見れそうだな………………」と思いました。結果面白いものを色々見れててHAPPY!

 そんで、「こう」です。

 オタク君、自分の興味あることにだけはフットワーク軽いよね。





クルリウタ

 2枚目に聴いたのがこれです。まずはこちらをご覧ください。


舐めてんな、ミリオンライブをな。


 今見返すとサメ映画の序盤で食われて死ぬ金髪のバカにしか見えない言動ですが、この時は本当にいうてそんなにやろwと思っていました。皆がヤバいヤバいって言ってるのも、普段のミリオンらしさが無いくらいの「ちゃんとしたホラーだから」なだけなんだろうと。そんなんじゃ甘いよ。

 そして、さらに追加情報。この時深夜1時です。
 
これはまあ、ね。一概に悪いとも言い切れなくはある。雰囲気づくりって大事だし。単純に課題が全然終わってなかったからだった気がしますが。ということで「終わり」の役満にリーチした状態で聴き始めた訳です。
 
 はい、そうです。開始0秒で号泣と何かを切り落とす音、羽虫の羽音が聴こえてきますね。

 この時のことは鮮明に覚えています。気が狂いそうでした。
 だって全然想定してたのと違うんだもん!しっとりしたジャパニーズホラーじゃないじゃん!!!ゴアの方に来ないでよ!!!!
 飛行機のモニターのちっちぇ~~~上に画質わっり~~~It(ピエロのアレ)ですら相当大ダメージを食らうレベルのビビりこと僕は、ここで気づきました。「あ、これ判断を誤ったな」、と。正解!!!
 しかしながら、ここで一旦切り上げて日中に改めてというのはあまりにテンポが悪い。これも経験だと思ってここはそのまま視聴を継続しよう!という判断に至ったものの、警戒心はマックスでした。あと未だに納得してないんだけど、劇中劇ならキャストの名前をそのまま使わないでくれ本当に。重ねちゃうじゃんアイドルと!!!!!

 そうこうしてる間にも茜ちゃん御一行が無人島にご招待、お屋敷へ。もうそろそろ覚悟を決めねばいけない段階ですが、

  
 めちゃくちゃ悪あがきしていました。グイっとじゃないんよ。ここまで来ちゃったらもう無理なんよ。
 願いも虚しくまずは律子さんから始まり、ま~~~~~バンバン死んでいきます。それも、「ここが見(聴き)どころっすよ!」とばかりにしっっっかりたっぷり死の間際の描写の尺を取ってくれる。頼んでないです。

 個人的には歌織さん(歌織さんではないけども、劇中人物だけども)の死に様が一番辛かった………。自らを慕って教師の道を志してくれた教え子の死を知って守ってやれなかったことを悔やみ、さらに生徒達のことも恐らくは守ることは出来ないだろうというのを理解しながら、自分が死ぬとしても僅かばかりの時間を稼ぐ………。でも、当然その程度の時間では逃げ切れず、結局エレナは殺されてしまう。本当に救いがない!!!!!
 
本人もどちらにしろ結末は一緒だと分かっているんだろうけど、それでも生徒を庇う選択肢を取るっていうのが健気で………。そうまでした先生の遺体が守りたかった生徒の前に無造作に投げ出され、その生徒の足を竦ませる要因になってしまうの、あまりにもあまりにもあんまりじゃない??????


(あまりに酷すぎる展開に逆に若干冷静になり始めている僕の図)


 そうして、唯一生き残った茜も目的すら不明瞭なまま半ば飼い殺しのような状態で、大好きな先生、友達の肉を食べながら生き永らえると。

 やりすぎですって、ねえ。

 ある程度落ち着いてくると、一旦惨劇は無視してそもそも千鶴達は何をやっていたのかって考察に入ったりもしていました。


 結論、ぜーんぜん分かりませんでした!あともうあんまりこの作品のことを考えたくなかったっていうのもあります。とにかく、面白かったかどうかで言ったらまあ、面白かったですよ。聴いてよかったかと言われると微妙。もう一度聴きたいかと言われたら、絶対に嫌。そんな感じ。

 ただ皮肉なことに、スタエレと同じ様にこの作品でさらにオーディオドラマに対する信頼がググっと上がったのはあります。だって、劇中劇とはいえアイドルをここまで惨たらしく殺すんですよ。これ出来る奴らは生半可な作品出してこないですよ。「面白いもの作ることへの覚悟」が僕の想定を超えてガンギマリだということが示されたな~とは思っています。スタエレの時みたく、最後にオフショット的なほんわかパートがあればだいぶ違ったんだろうけどな………………。ちなみにそれがなかったので、聴き終わった後急いでミリシタでイベコミュを読んでほんわかを補給しました。セーフ。(アウト)

 まあ、良い意味でも悪い意味でも記憶にめちゃくちゃ残った作品にはなりました。あと相手のことをよく知らない状態でこれを面白半分で勧める奴はシチューの具にした方がいい。とにかく俺は二度と聴きません。終わり。




 ………最後に一つだけ。人の死について悪ふざけするのはやめてください。一番良くないことです。

 



 

Parade d'amour

 「男装の美少女と美男子3人の女子禁制士官学校でのラブロマンス」
 ↑俺が信じたミリオンライブ。本当にありがとう、本当にありがとう。

 概要を聞いたとき、少なくともこれだけは絶対に聴こうと思いました。そしてその判断は正しかった。最高です、これ。

良すぎ~~~~~~~~~


 先に謝っておきますが、無駄に長いこの記事の中で多分この項が一番気持ち悪いです。よろしくお願いします。

 志保演じるアシュリーが、陥れられた父を助ける為土地の証文を奪還するべく、男装して士官学校へと編入するところから物語は始まります。書いてて思ったけどやっぱこの子ガッツありすぎるんだよな。志保っぽい。そうして出会うのが気弱だけど優しい同室のハーヴェイ、学校内で一目置かれる、アシュリーにとっては父を陥れた相手の息子であるオスカー、萌えキャラのアリエル。

 さて。


 皆はどのカップリングが好きかな?(澄んだ目)


 や、ちゃんと聴いてましたよ?

 
 聴き始めて20分で”これ”になってましたけど。 
 いや~~~~ね、ちょっとハーヴェイ君が良すぎてですね、困っちゃいますよね。


  

 流石に我ながらぞっとするな………

 
 終わりのオタクで失礼しました。でも、分かりませんかこの気持ちが。普段は真面目で皆から慕われる田中琴葉さんの面影を若干残しつつ、そこに気弱さをマシマシにした感じ。でも確かに行動に芯があるというか、正しいと思うことはちゃんと通す強さも持ち合わせている感じがして、絶妙に演じる琴葉本人とも重なってくるんですよね。あとシンプルに琴葉の演技が上手すぎる。ちょっとハスキーな声も出るんだよな~とは思ってたけど、少年の声もいけるとは………………。
 で、そこにアシュリーですよ。はい過去ツイ召喚。


 辛かったら読み飛ばしてもらって全然構わないですからね。
 
いや~~~、あのシーンの反応マジで良くて………この作品で一番かわいいのは問答無用でハーヴェイですね。ここで確定した。

 そんな風に最初はかなりコメディ調だったし、ハーヴェイにとっては謎のトラブルであり、アシュリーにとっては同室にバレて厄介だな、くらいのノリだったじゃないですか。そこからハーヴェイの真摯さと紳士さがだんだんアシュリーの張りつめた心を溶かしていく過程!

く~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!


 ハーヴェイと琴葉についてと同じく、志保とアシュリーもだいぶ似てるんですよ、演者とキャラが。全部1人でこなそうとするところとか、他者の手を借りずどんどん張りつめていっちゃうところとか。そこにハーヴェイ!
 これはアシュハーで決まりや!!!!



 と思っていたらドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!


 


 ハーヴェイは同室であることや秘密を共有したこと、オスカーは言わずもがな父を通しての因縁、2人に関してはフックがある一方でアリエルはどうやってこのヒロイン(誤字ではないです、ヒロインだと思っています)レースに入っていくのか………………?と疑問に思っていたんですよね。

”自分自身をちゃんと見てくれる初めて出来たライバルが実は女の子だった!?”

 天才天才天才!!!!!!!!!!!!!!!途中まではハーヴェイ一択だと思っていたのですが、一気にアリエルが自分の中でのヒロインレースに乱入。マジで目が離せなくなりました。深夜1時に持久走後くらいの息切れを起こしながら大興奮。この作品、最高過ぎる!



 フォロワーが言っていたらそっとリムるくらいにはキモい。深夜のツイートって引っ張ってきちゃ駄目だったのかもな。今更か。今更すぎるな。
 
多分3人の中で一番同じ目線でアシュリーと接する事ができるのってアリエルなんですよね。これって結構大きなアドバンテージ。

 そして事前予想の通りオスカーもまた、どこまでも真っ直ぐなアシュリーに心惹かれる。これはもう王道ですよね。オスカーに関するツイートがびっくりするくらい少なくて笑ってるんですけど、しょうがない。他2人が好み過ぎたから………………。
 全てが解決した後、最後の告白シーン、結末を作らなかったことに心から感謝しています。


 マジで良かった。キャラ造形が良すぎて気が狂ったのもそうなんだけど、シンプルに話の流れとして上手いんですよね。最終ジャケ写の状況にする為3人がアシュリーに好意を抱かなきゃいけない訳ですが、そこに至るまでの導線というかエピソードの流れが短いながらもすごく丁寧で、ちゃんと理由あって好きになってるというのが良く分かるんですよね。
 なんかもう、皆幸せになって欲しい。3人の内の誰かが選ばれたとしても、残りの2人とも疎遠にならずずっと家族ぐるみで付き合いが続いてほしい。
 それはそれとしてオーディオドラマ中盤くらいの日常パート的な部分がもっと見たいのでもっと供給をください。アドバンスドコミュ?も読んだ!良かった!!足りねえ!!!
 二次創作をするしかないのでしょうか。オペラセリアに限らず、恐らく劇中劇であろう作品の二次創作(三次創作になるの?)をミリオンでは良く見かける印象があったんですが、こういうことだったんですね。クオリティがめちゃくちゃ良いけど形式上どうしても供給の絶対量は少なくなるから自炊するしかないのか。うん………………。

 3度目なんですけど、改めてオーディオドラマの良さを実感しました。アイドル本人のことを知った状態で演じているのを聴けるっていうのはいいものですね。ここから完全に沼にハマって、冒頭書いた通りオーディオドラマを積みまくってるわけです。聴けよ。

 本当は夜想令嬢始めもっと色々書きたいんですが、とりあえず最初に聴いた3曲ということで。ミリオンライブのコンテンツの中で一番好きかもしれません、オーディオドラマ。わざわざCDを買う価値は絶対にある。まだまだ色々漁っていこうと思います。おすすめあったら教えてね!







5.観たぜ、10thライブ!

 ミリアニが良い!アイドルが可愛い!ミリシタが面白い!曲が良い!オーディオドラマがめちゃくちゃ良い!
 大体全部のコンテンツにハマった所で、コンテンツの”核”とすら言えるライブがちょうど来て、更にそのコンセプトが自分がハマるきっかけになったアニメ。
 もうこれは運命(運営)の導きとしか思えませんでした。バンナムがしっかり準備したアニメからの導線が、新規に完全に刺さってる良い例ですね。完璧な調整です。本当にありがとう。
 ということで、シャニ→えむとライブ配信を2週連続で観てだいぶ薄っぺらくなった財布と口座に鞭を打って、ついでにバイトのシフトを年末にかけて増やし、なんとか両日分の配信チケットをひねり出しました。やったぜ。

(良くはない)

 そんでワクワクしながら2日間観た訳ですが、結論から言うとマジで観て良かったです。あまりにも、あまりにも良かった。予習をしようにもどうすればいいのかさっぱりだったのでライブで初めて聴いた楽曲も多かったですが、(セトリが異常と言う説もアリ)もう完全に、さいっこうに楽しめました。ありがとうミリオンスターズ…………!

 ここからはアーカイブ順に、どこが刺さった、ここが良かった、というのを両日分書いていこうと思います。新規目線なのでちょい的外れな点もありそうですが、気にせず書いていくのであなたも気にしないでください。(でもヤバそうな勘違いしてたらこっそり教えてください)

行くぞッ!!!


Day1

 初ライブを控えウキウキ・オタクの図。ちなみにユアクマちゃんはシャニマスでの僕の担当、市川雛菜ちゃんが大好きなキャラクターです。可愛いかどうかは皆さんにお任せします。いやミリオンさんの所のチュパカブラより可愛いと思いますけどね。なんですか?喧嘩なら相手しますけど???

 ということでぬいと写真撮ってる間にライブが始まった訳なんですが、協賛呼び辺りから既に、ミリオンのライブはシャニに比べて結構声出てるというか、声援が大きいな~って感じました。個人の好みによるんでしょうけど、僕はこの雰囲気めっちゃ好きです。
 どうやって始まるのかと身構えていたらまさかの初手源Pスタート。めちゃくちゃ盛り上がっててちょっとウケました。源P、とにかく人柄が良いから好き。

源P「本公演は……途中休憩を……設けておりませんッッ!!!」

会場「「「ワーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!」」」

 流石に面白過ぎませんか。会場のテンションが変な方向に上がっててこっちまで謎に大声出しちゃった。配信で自室に一人なのに…………。
 その後の源Pの開演挨拶、めちゃくちゃ熱かったですね。司会である前に一人のプロデューサーとして、ライブに立ち会える嬉しさや掛ける情熱が伝わって来るような熱気の籠った叫びで、会場めちゃくちゃ温めててすごく良かったです。そしてここから繋がるの曲がまさにミリアニで一番大切な曲なのが…………文脈!!!

1曲目:Rat A Tat!!!

1曲目から贅沢すぎる!!!!
アニメテーマでやりますって言っておいて逆にこの曲以外の何で始まるんだよって言われたらまあそうなんですけど、一番最初に思ったのはそれでした。やっぱり、アニメからハマったものとして(そして三幕追加のフルバージョンを観て泣いた者として)すごく大事な曲なので、イントロからテンション上がっちゃいますね。あのらたたをライブで聴けるんだ!!という感動。
 聴いててまず思ったのはコールが凄い!ということ。裏の部分を叫んだり、う~~~っハイ!みたいな奴(絶対正式名称があるんだけど疎くて分からない)やったり、サビで手拍子入れたり。(楽しすぎ)
 ライブでやるとこんなにも楽しい曲だったんだ!という気づきがあります。中でもラスサビ前のPも含めて会場全体で歌うパートは本当に楽しい!ミリアニって手作りの武道館から始まって、「皆で」楽しいことを作っていこう!って雰囲気があってそれが大好きなので、その皆に自分も含めて入れるっていうのは素敵なことだし、やっぱりらたたはいい曲だと改めて感じました。
 あと落ちサビ。落ちサビも大好き。落ちサビの何がいいって、ソロ繋ぎの順番が翼→未来→静香なことなんですよね。アニメとしての便宜上の主人公はやっぱり未来なんですけど、その未来じゃなくて静香に、時間と不確定な未来に追われる静香に「私たちの全てが未来」と歌わせる歌詞割。
ちょっと一旦泣きますね。


最上静香さん…………………………………………!!!!!!


 …………新規も、当然古参Pの皆さんも大盛り上がりの完璧な一曲目だったんじゃないでしょうか。超良かった。品の無い言い方でごめんだけどこの一曲で俺の1.2万円の元は完全に取れた。最高でした。

 その後の挨拶の時間では必死に声優さんとアイドルを脳内で結びつけてました。渡辺さんのお兄ちゃんお姉ちゃんコール、兄姉どっちも声出ててめっちゃ良かったのとあべりかさんの台詞がミリアニ四話瑞希なのが嬉しくてめっちゃ記憶に残っています。あと虫乱入。それとふにゃんふにゃんのMachicoさん。
 ミリオンの声優さん、なんか全体的にオモシロの人しかいなくないですか?そんなことない??気のせいだったらすいません。

 …………ってかこの後繋げる曲難しくないですか?こんなに盛り上がった後やるのって中々大変ですよね。まあでも、どんなが曲来ても盛り上がりますけどね!!


2曲目:ToP!!!!!!!!!!!!!(未来&静香Ver.)



そこまでやれとは言ってねえよ


Q.ヨーシ2曲目!さあ~~~何が来る?何が来る?

A.みらしずToP!!!!!!!!!!!!!

 そんなことあります?終盤も終盤に必殺技としてやる奴ですやん。開幕で切るカードじゃないって。大富豪めちゃくちゃ下手か?

 スクリーンにはあの日の公園、優しく響くイントロ。改めてアーカイブ見直すと現地Pの皆さんもあまりの事態に飲み込むのに時間かかってるっぽくて安心します。俺だけじゃなかった。
 本来はASの先輩方が全員で歌う曲なんでしょうけど、アニメの文脈を最大限に乗せたこの形での披露は全く別の曲として強く心に残りました。音源、頂けますよね?な?
 アニメでもすごく印象深い公園でのシーン。アイドルへの夢と憧れを込めて一節歌う静香と無邪気に褒める未来。あのシーンを丸ごと曲にしてもらったかのような…………なんて贅沢な…………!歌い方も、2人とも歌うのが楽しくて仕方ないというか、アイドルへの憧れと楽しさが溢れて止まらない!といった感じでニコニコしながら楽しそうに歌っていて、俺は、俺は。


失礼、泣いてしまいました(実際配信見ながらここでちょっと泣いてます)。2番からのステージを回る演出も良いですね。こっちは出会ってから絆を深めた2人って感じで、なんというか、距離が近い。お互いがお互いの隣にいるのが当たり前という空気感を感じる。自分のパートをしっかり歌い込む静香に、構ってよと言わんばかりに子犬みたいにじゃれる未来が可愛くて仕方ないです。
 で!ラスサビ前!!ジャングルジムの上に、ステージの上に静香を引き上げる未来!!!

ワーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!

 ここら辺もう”感情”になってました。だって余りにも、余りにもさあ!こんな美しい関係性、ねえ!!
 色々ごちゃごちゃ書きましたが、結論「静香が未来と笑顔でアイドルを出来ているのが嬉しい」の一言なのかもしれません。嬉しすぎた。


3曲目:We Have A Dream

 限界状態で静かに涙を流すオタクの耳に元気なピコピコ音とうるさいとっても可愛い茜ちゃんの声が聞こえてきて正気に戻りました。挨拶の時も思ったんですが、小笠原さん茜ちゃん過ぎませんか?「あーはいはい分かった分かった可愛いよ」って言いたくなるような、本人の言う通り”ウザ可愛さ”がすごく出てる。「ウザい」が長所の一部として成立してるの中々凄いですよね。感動に包まれた会場の空気をさらに塗り替えていく結構難しい役回りでしたが、やっぱり茜ちゃんが適任だな~って感じました。

 曲は自己紹介って感じで、元気で楽しい一曲。「私たちのこと知らなくてもこれから覚えてよね」!ミリアニでミリオンスターズとして歩み始めたメンバー達からのメッセージとしてこの上ないチョイスですね。曲中でアイドル同士もお辞儀をする振りがあったりしたし、僕らへ向けてでもあるし彼女達同士での自己紹介も兼ねてるのかな?
 そしてこれもASの曲と。新規は勿論のこと、古参Pの事だって忘れてないぜ?というチョイスなんでしょうか。レジェンドの楽曲で自己紹介なんて贅沢!
 これからアイドルとしてやっていくんだぞ!という決意と頑張りに溢れたひたむきな曲で凄く好きです。「毎日が決戦日」の所とかね。もしもう一度、現地で聴ける機会があったら日曜日ーーー!って叫びたいです。月火水木金土~からのパート、かわいくて大好き。


4曲目:Star Impression

 感動、可愛くて元気、と来てお次は「カッコいい」です。
 これは俺も聴いたことある!チーム1st!!!ってテンション上がってました。楽曲全体で見ると聞いたことある曲の方が少ないからね…………。

 4人中2人しかいないのは中々厳しくないですか?と思ったし、序盤あんまり音源混ぜたりしてなかったからこれ音圧足りるのかなあ?とか舐めたことを正直考えてしまったのですが、加速度的に歌にパワーが乗っていって最後には完全にノックアウトされてました。クールじゃなくて”力”だった。
 逆に2人しかいないからこそ、2人の歌声の混ざり方とかソロパートの力強さが映えててすごく良かったです。「ほんの小さな願いのはずで」からのパートも、人数が少ないからこそ背中合わせの立ち位置のペア感と言うかコンビ感というか。伝わりますか?伝わってくれ。
ラスサビの迫力も物凄かったですね。体感1サビの倍くらい出てますよこれ。盛り上がりが激しい!最後のロングトーンはもはや叫びって感じがしました。超カッコよかった…………!今度はやっぱり全員でも聴いてみたいですね。


5曲目:CHANGE!!!!

 これを読んでいて、ピンクの照明と若干のワルツっぽいイントロでUnknownBoxの開き方だと早とちりした俺のような勘の悪いガキの方がいらっしゃいましたら、是非恥ずかしがらずご一報ください。俺だけじゃない、そうだよな?

 これもめちゃくちゃ良い曲だった!!!ここら辺で気付いたんですけど、このライブ「ミリアニで聴いたことある曲来て嬉しい」or「聴いたことないASの名曲知れて最高」の二択なのでマジで勝ちの決まった鬼ごっこなんですよね。ゲンスルーもにっこり。
 We Have A Dreamがアイドルになる曲なら、こちらはアイドルとして走り始めた頃のイメージでしょうか。アイドルとして走り出して、今までの色々なことがどんどん変わっていって、もちろん楽しいことだけじゃないんだけどそれも含めて進んでいく。歌詞のメッセージ性が超良いんですよね。
 あとはストーリー的な面でも意味合いがあるのかなとも感じました。Topで未来と静香がアイドルになると決めていた頃、他の皆は2人より先に覚悟を決めて、レッスンを頑張って、アイドルに”CHANGE”していたんだって。描かれはしないけど行間に色々あったんだろうな~。
 「何かを変える時 何かを選んだ時 それは頑張った時 さあ笑ってごらん」という歌詞が「アイドルになる」という大きな決意を感じられてとても好きです。


 暗転の後出て来た源P、もうほぼ瀕死で申し訳ないけど笑ってしまった。「我々側」すぎる。もりあがってますか~~~…………!じゃないんですよ。そっちこそ生きてますか???
 キャストに「今話しかけないでください」と言い放つMCが未だかつていたでしょうか。ガタイのいいスーツのイケメンが延々と泣いている舞台裏、いつかBD特典か何かで出してくれないかな…………。


6曲目:海風とカスタネット

波の音だ!!!!!!!
瑞希~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 原曲の瑞希と莉緒さんにのり子を加えた3人でのパフォーマンス。この曲はほんとに爽やか!!PCモニター越しに潮風を感じますね。もちろん真壁が好きだからっていうのもあるんですが、シンプルにこの曲自体もめちゃくちゃ好きです。日陰を好むオタクなので身体は夏大嫌いなんですが、心は夏大好きなんですよ。この曲は精神的な夏!夏のイデア!!何かが始まるぜ!っていうワクワクとか、意味もなく上がるテンションとか、そういうものが曲いっぱいに表現されてて、走り出したくなるような元気さがあっていいんです。「空はキレイだ」、「空は眩しい」って歌詞が、夏の日にアッチ~~~!って言いながら外出て空見た時の気分になれて大好きです。 
 振付もめっちゃ良かったですね。カスタネットの振りすごい良い!イントロの所とサビ(ハイ!ハイ!に合わせたところ)で2種類あったけど、どっちも可愛かった…………!波打つような振付とか、全体的に曲の楽しい感じにマッチしてて良い!サビ前にちょこちょこ3人で集まるのも可愛かったです。
 で!阿部里果さん!!歌が上手すぎる!!!!!!
 真壁の、普段のちょっぴり平坦めな声と歌う時の溢れんばかりに感情の籠った声とのギャップがめちゃくちゃ好きなんです。Silent Jokerとか。その力強さがめちゃくちゃ出てた!歌が上手い!声が良い!無敵!!無敵です阿部里果さん!!!
 そもそも歌い出しの「シャインきらめいた」の所からもう真壁の歌声過ぎてワーーーーーーとなってしまう。サビの所も「季節のせいだ」の部分の終わりとか、音上がるじゃないですか。そこの力強さが俺の好きになった真壁の歌そのまんまでも~~~~嬉しい!歌ってる最中もにっこにこで、ウインクしちゃったりなんかして、感情豊かで、ク~~~~~~~~!!!!!
 好きです。真壁瑞希とこの曲。


7曲目:Catch my feeling

 ウキウキの海タネットから、さらにガラリと雰囲気を変えシリアスな曲調。曲の手札が分厚過ぎて毎回領域の張り合いみたいなことしてる…………。
 メンバーだけ見ると、もっとポップというか明るい曲調になりそうなイメージもあるんですが、だからこそこの曲が熱くなるんですよね。結構泥臭い感じというか、苦しいことがあっても決して諦めず、自分の努力を信じて肯定して進み続けるって力強い曲じゃないですか。それをこのメンバーが歌っているのがギャップで最高です。ギャップ萌えならぬギャップ熱です。
 サビの「Catch my feeling…」での伸ばしもめちゃくちゃ良いですよね。感情の乗ったロングトーン…………!振りで言うと中盤の全員で中央に集まってまたすぐに離れていく所が好きです。ずっと一緒にいなくても心は一つというか、一度集まって手を繋げばあとは大丈夫!っていうのが信頼とか友情の証って感じがするので…………。
 あとは、曲調もあって結構皆クールな顔つきだったんですが、中村さんは終始笑顔だったのが印象的でした。確かにロコちゃんって自分の夢に対する努力の人だから、笑顔のまま進んでいけるのかな…………って思ったり。
 2幕の締めにもなっている曲だし、なんかしんみりしちゃった。


8曲目:迷走Mind

 ASからもクール曲が到来。この辺で気付いたんですがASの曲ってPの人達の歓声で判別できますね。まさかやるとは思わなかったぜ!!っていう叫びが上がっているの見ててなんか良い。
 Catch my feelingに近いテーマを持ちながらも、こっちはより直球で苦悩や苦しみを表現してましたね。アイドルの皆の歌声にも感情がガツンと乗ってて、圧倒されるような迫力が出てた!アイルとインヴィンシブル・ジャスティスのオタクなので、こういう強い歌を翼が歌ってるのがめちゃくちゃ好きなのでかなり嬉しかった…………!

 そもそもこれ菊池真さんのソロ曲なんですね。大先輩のソロ曲を後輩が5人で力合わせて歌うって構図もめっちゃ良い。歴史感じるのでオタク(一人称)そういうの大好きです。(そんなことを書いてたらデュオライブの告知が来た。本家が聴けるのかもしれない…………)
 何度か同じようなことを書いていますが、ミリオンはこう、明るいイメージがまずあるのでそんな中でも夢を追うことへの悩み、苦しみはあるんだっていうメッセージが入ると実在性というか、彼女達のことがより身近に感じられる気がするので、そういう意味でもこの曲はめちゃくちゃ良かったです。


9曲目:arcadia

強すぎる。初見で辛うじて絞り出せた感想はそれだけです。今改めてアーカイブを見直すとかなり色々あるんですが、最初に聴いた時は曲の強さとキャストのVo値の高さにぶん殴られたような衝撃がありました。すごいよこの曲……………………。まあ凄いの知らなかったの俺だけなんじゃないかってくらい歓声上がってましたもんね。いや、歓声というか。…………悲鳴?
 後で調べて、千早さんのソロ曲と知って納得しました。そりゃあ強い訳ですわ。そして、それを知るとセンターが静香だったことの意味と重みが急に、来る!!!!3幕とかと接続しちゃってかなり涙腺に来ます。
 にしてもパフォーマンスヤバすぎましたね。全員歌が猛烈に上手いんだもん。中でもやっぱり目を引くのが阿部里果さんと(好きなだけだろという話もある)、平山さん!平山さんの歌い出しのハミングマジでエグくないですか!?!?ビブラートの掛かり方マジでヤバいって!!!

 曲自体もめちゃくちゃ良かったです。壮大さ、荘厳さを感じさせるメロディーラインと、歌がめちゃウマな前提の、美しい伸ばしを最大限に活かすような構成。でも、「翔べ!」から始まるサビでは裏打ちも入れてグングン前に進んでいく推進力もあるんですよね。”arcadia”とは理想郷のことなのだとか(知らんくてググった)。風となって海も山も越え、目指した理想まで突き進む覚悟の詰まった一曲でした。やっぱ強い!!


10曲目:チョー↑元気Show☆アイドルch@ng!


…………温度差で気絶するかと思った。
 ミリシタの方でメインを読めてなくて、ミリアニで観たもののまだちゃんとは聴いたことがなかった松田亜利沙ちゃんのソロ曲。そもそもタイトルが読めん!!!「↑」も発音するのかよ!!!なんか@もついてるし!!!それ個人で付けて良いヤツなんだっけ!?!?!?

 情報が多すぎて完結しないオタク無量空処状態になっていましたが、とりあえず曲がめちゃくちゃ良い。なんか、アイドルオタクの亜利沙ちゃんらしい曲だな~って言うのが初見の感想だったんですけど、聴けば聴くほど”アイドルとしての彼女”と”アイドルを愛するファンとしての彼女”が両立されてて唸っちゃうんですよね。「どっちもこっちもアイドルだらけのステージ最高!」とはしゃいだかと思えば、「頂上まで1・2のJUMP!」とアイドルとして自分自身が高みを目指そうともしていて、何というか、何?この曲は何なの!?名曲なことは分かるんだけどどう解釈していいか分かんないよォ!!!

 そんなこの曲を本人不在の中アイドルちゃん達が皆で歌う(しかもASラッシュの後に)というこの構図。俺以上に亜利沙本人の感情がめちゃくちゃになってそう。で、当然こんな曲調してたら盛り上がりますよね~~~!会場に響き渡るコールが凄く大きくて、亜利沙カラーのペンラで会場が染まって、超楽しい一曲でした。”A・R・I・S・A”コールもよう声出とる。何気にアイドルの名前そのもののコールってあんまり聞かない気もしますね…………?とにかく、一度松田亜利沙さんに関してはちゃんとコミュ見たり曲聴こうと思いました。おもしれ~~~女!おもしれ~~~曲!最高のライブ!!


源P、いつの間にかだいぶ元気になってて草。


11曲目:ハミングバード

 軽やかなピアノのイントロに始まり、照明も演出も振付も最低限に抑え、歌織さんの最大の魅力である澄んだ歌声を120%映えさせる完璧な構成。最強です。羽が開くみたいにミリオンのロゴが光るのめちゃくちゃ良い。”知らない世界”、アイドルへの世界に羽ばたき始めた歌織さんの希望をいっぱいに歌ったこの曲、マジで良いですよね。「知らない世界に」からのスネアから歌織さんのときめきや期待が感じられて気に入ってます。全体的に見ても転調が多かったりかなり難しい曲ではあるものの、ハチャメチャに歌が上手いから無問題という恐ろしくシンプルな解決。流石です歌織さん。
 元音楽教室の先生という立ち位置から、さらにもう一度新しい世界に踏み込んだ歌織さんの生き方が伝わる美しいパフォーマンスでした。最後の最後でのロングトーン、マジで美しかった……………………。



12曲目:バトンタッチ

 すごく優しく温かい歌詞とメロディーの曲。ミリアニの作中でもミリオンスターズとして1stから始まり、まさにバトンタッチを繋いでいく構造なわけですから、そういう意味でも素敵な曲だなと思います。自分自身というよりはミリオンスターズとして共に活動する仲間たちへの励ましやメッセージが歌詞に表れていて、本当にいい仲間なんだなって伝わってきますね。
 間奏でのバトンを繋いでいく振りと、そこから皆のソロを繋いでいくという構成は曲のテーマとマッチしていてめちゃくちゃ綺麗でした。あと言うまでもないけど歌が上手い。皆上手かったんだけど、特に駒形さんが凄い!紗代子にはミリアニ1幕辺りのちょっと気弱というか、自信なさげなイメージを持っていたので、このパフォーマンスや他の楽曲なんかで力強い歌声を披露されるとギャップが効きますね。あと茜ちゃん!俺の中の茜ちゃんの歌は一生Sweet Sweet Soulのイメージなので、こういう風にしっとりと歌われると弱いんですよ。もう何回言ったか分からないけどギャップね、ギャップ。弱いでしょ?皆ギャップに。俺もです。
 歌織さんに続いて、穏やかで温かいパフォーマンスでした。


13曲目:Sentimental Venus

真壁ーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!

 開幕から真壁’sウインクが直撃してしまい、情緒がおかしくなったまま一曲聴く羽目になりました。この曲もま~~~~ミリアニでは大きな意味を持つ曲ですもんね…………。

戦犯

バチッwじゃないんよ。
気になって調べたんですが、やっぱりミリアニ初出の曲とかではないんですね。何となく空気感が違うからやっぱりな~って思いました。こう、いい意味で正統派の”アイドルの曲”って感じがする。で、で!この曲を真壁が歌うのがまた良いんすよ!!!阿部里果さんの真壁が本当に表情豊かで、そんな彼女が歌うのが思い通りにいかない恋と、今日こそはという決意を描いたこの曲なのが無限に味して最高なんです。Silent Jokerとか...In The Name Of。...LOVE?とかの良さを感じる。もう事あるごとにウインクだのなんだの可愛い仕草ばっかりしちゃってもう…………!可愛いよッ!!!


14曲目:SMOKY THRILL

 ──────僕がストロベリー・ポップ・ムーンを知ったのはランダム再生で流れて来たABSOLUTE RUN!!!を聴いた時でした。ミリアニすら見ていない完全ミリしらの状態で、それでもちょっと涙腺に来るくらい良い曲だと思って、その後もちょくちょく聞いたりしていました。そしてミリアニを経てミリオンを本格的に始めて、担当は真壁になっても彼女達3人のことは凄く特別だったし、大好きです。

……………………源。お前がやりたいプロデュースって”こう”なのか?いちぽむの3人にアア~~ン♡とか言わせる為に彼女達をアイドルにしたのか?いちぽむの年齢言ってみ?はいせーの、14・14・14。お前これ中2に歌わせるか普通!?
 大体これASの曲だろ?向こうが大人のお姉さんに歌わせてる曲なんだろ?だったら莉緒さんたちに任せるとかさあ。何?その目は。ん?

pixiv百科事典より

チーフ!!!アンタも大概かい!!!(15・21・13)


 ……………………冗談ではなくこれくらい取り乱してました。
 だって…………えっちだったから…………!そもそもイントロからぶりぶりのベースラインとワウの効いたギターに軽快な刻み。エロじゃん。で、歌詞もエロじゃん。例えばさ。…………例える意味ねえわ。全部えっちだもん。強いて一番を出すなら「酒を甘くしないで欲しいと」からのフレーズかな。ここは流石に強すぎてちょっと唸っちゃった。

 すいません、新参の癖に後方保護者面でみっともなく騒いじゃったんですけど、じゃあ嫌だったの?と言われると、そうですね、正直。


めっちゃ好みでした…………………………………………。


 だってさあ!俺の中のいちぽむはミリアニとABSOLUTE RUN!!!なんですよ!そんな3人がこんな大人びた曲歌ってたらイメージとの落差で好きになっちゃうでしょうが!俺は悪くねえ!弁護士を呼べ!!
 時折入るセクシーボイスもさ…………”適正”があるじゃん…………静香は大人びた落ち着いた声だから映えるし、翼は元々甘ったるい声してるから合うのは確定だし、未来は流石に…………?と思ったら悪戯っぽい小悪魔みたいな声出すじゃん。こんなんアリなんですか!?かと思えば後半はちょっとセクシー失敗してギャグみたいな感じになってるし。揺さぶりをかけるな!
 「女は天下のまわりもの」「急がば回れMy world let go」では歌詞にかけてくるりと回っちゃったりしちゃってさ。そういう無邪気さと、それに不釣り合いに成熟した色気のあるメロディーと歌詞でグギギギギとなる訳ですわ。

 はいはいそうですよめっちゃ刺さったし幸いにもSpotifyに音源あったから原曲の方も気に入って聴き込んでますよ。どうせえっちって言った方がえっちなんですみたいなこと言うんだろ?俺は悪くないからな!!!
 源はちゃんとBD持って最上家に行け。静香パパの目を見て言え。これが僕のプロデュースと静香さんの努力の成果ですと言うんだ。出来るモンならなァ!!!!!



源P、神采配をありがとう……………………!!!!(本音)



15曲目:ALRIGHT*

 ぐちゃぐちゃの情緒が気合の入ったシャウトで吹っ飛ばされました。目いっぱいカメラが引いていく演出も素敵。こういう細かな演出は配信ならではの良さですね。最初のイエーーーーーーーーイ!はアニメのオマージュだったと後から知りました。アイドルマスターというコンテンツ、ブランドを跨いでセルフオマージュが出来るくらいの歴史を経ているんだなあという感慨が湧く……………………!その演出を後輩であるミリオンスターズの、それも最後に加入が決まった紬が受け継ぐのが素敵ですね。そういえばミリアニでも悩んでる所に雪歩からアドバイスを貰ってたっけ。そこの絡みからのチョイスでもあるのだろうか…………?

 ひたむきに一歩ずつ毎日を進んでいくことを応援してくれる曲調で、俺これちょっとダメかもしれません。疲れてる時に聴くと泣くかも。
 「行きたいトコ行ってみようよ」「なりたいモノなってみようよ」ただ、やってみようよと言うだけじゃなくて「大丈夫!!」ってさらに強く強く背中を押してくれるんですよね。雪歩さんのソロとしてのメッセージ性は言うに及ばず、ミリオンスターズの皆が歌うというのも、原っぱライブを始め、どんどんチャレンジしていこうよ!というミリアニ雰囲気と接続されて泣きそうになってしまう。彼女達の歩みと挑戦をALRIGHT*!と肯定してくれる、いい曲でした。本当に疲れたら聴こう……………………。


 源P!やっぱダメじゃん!グズグズじゃん!!
 そして阿部里果さん、SV10年越しだったんですね。そんなことある!?良かった~~~!


16曲目:READY!!

 俺でも知ってる曲だぜ!!!!!(ミリアニで観たから)

 ASもミリもド新参の癖にこういうこと言うと顰蹙買いそうですが、ASの先輩方のアニメ化の時の大切な曲を、ようやくアニメ化へと辿り着いたミリオンの皆が歌うって構図にアイドルマスター全体としての歴史を感じてちょっとじーんとしてました。にわかが何言ってんじゃい!って言われそ~~~!じーんときたんだからしょうがないだろうが!!大槻班長も言ってただろ”大河力”って。それだよ。俺はそういうのに弱い。何の話?

 この曲、アニメと音源で聴いたことはあったんだけども、真価を発揮するのはライブなのかもしれない。そう思うくらいめっちゃくちゃに盛り上がってて最高の一曲でした。なんかもう会場全体が揺れるくらいコール出てたし揃ってたし。歴戦のPたちの気合の入り方凄かった…………!全体曲だからペンラも色とりどりで、会場一体となって声出して、画面越しに圧倒されました。にしても一体過ぎる。それだけ大事な曲ってことですね。


17曲目:マリオネットの心

 もうだいぶ後半なのにさらにここで火力の高い曲を出されてビビりました。カッッッコよ……………………!大好きな美希先輩の曲を翼がセンターになって歌うのが、ミリアニでのホテルの2人の会話を思い出してアツくなりますね。本気の翼ですよ!!!

 パフォーマンス全体として凄まじかった…………。系統の違う歌うまが3人集まってるって感じで、翼は可愛らしい声色をそのままにカッコいい歌い方をしてるのが迫力に繋がっているし、ジュリアはハスキーボイスが曲調にめちゃくちゃ合ってるし、麗花さんはシンプルに上手い。全部上手い。
 系統が違うなっていうのが如実に出てるのがサビ終わりの伸ばしで、ロングトーンが更に音上がるめちゃくちゃ力強いパートなんですけど、その時の仕草が三者三様なんですよね。ジュリアはそれこそロックシンガーみたいに歌い上げてるし、2人もそれぞれ全然歌い方が違う。そこの揃ってない故のカッコよさみたいなのもめっちゃ良かったです。
 歌が強すぎて歌に注目しちゃうけどダンスもめちゃくちゃカッコよかったんだよな~~~!操り人形モチーフの間奏でのダンス!あそこはバッチリ揃ってるんですよね。最高。
 曲が良くて、メンバーの歌が上手くて、さらに翼センターに”物語性”が乗ってて完璧でした。


18曲目:瑠璃色金魚と花菖蒲

 イントロからしてブチ上がってしまう。しとやかな和の空気で始まるけど実際はBPM高めの激しい曲なのがミリアニでの紬との出会いそのまんまでめちゃくちゃ好きな曲です。紬、最初はこれぞ大和撫子って感じだったのに(本当に最初だけ)、画面に映る度にオモロになってくからすごかった…………。かと言って目ぐるぐるさせて春日家で唐揚げ食べて終わりな訳もなく、3幕でもかなりプレッシャーのかかるシーンで立派に歌い切った芯の強さも持ち合わせているのがいいなあと思います。

 そしてパフォーマンス。歌がめちゃくちゃ上手い!上手いんですが、何というか音楽的な技術というよりは歌に気持ちを乗せる技術の方に特化しているような印象がありました。紬の中で渦巻く様々な感情を加工せずそのまんま歌声に乗せて観客席に向かって叩きつけるような激しい歌声。立ち位置の近い歌織さんとはまた系統の違った歌の上手さがあったと思います。
 流石にアニメみたいな金魚は無理でも、ライティングもかなり激しくてめちゃくちゃ盛り上がってましたね。現地だと目がちかちかしそう。
 というかアニメのあれ何?AR?現場大臣さんの技術力どうなっとる??


19曲目:my song

 どこか合唱曲のような雰囲気を感じる一曲。瑠璃色金魚でブチ上がった会場の空気を優しくクールダウンして穏やかに聴かせるのはメンバーの歌唱力の成せる技ですね。静香や歌織さん始め、曲調に合った声質の人がチョイスされていて、とても繊細な美しいメロディーでした。さっきまであれだけ興奮してた会場もペンラを振るのもそこそこにじっくり聴き入ってましたしね。
 シアターのスタートからミリアニが始まるのもあって、どんどん進んでいこう!というテンションの曲が多い中で、ふと立ち止まって自分が歩んできた道のりを一度振り返るみたいなこの曲を終盤にチョイスしたのは綺麗な構成だと思います。ってかシンプルに曲がいい!サビの音の重ね方に優しさと切なさが溢れていて、自然とちょっと泣きそうになりますこの曲。曲の最後、伴奏を全て落として、最後のメロディーが空気に溶けるように消えていく静かな終わり方もめちゃくちゃ好きです。ライブ終わったかもしれない。


20曲目:トワラー

 泣き曲2連打、こちらにはミリアニの文脈も乗り決壊です。まずジュリアのハスキーボイスがそもそも好きな時点で優勝確定なんだよな~~~~!そしてシチュエーション。ステージ上に腰掛け、アコギを爪弾きながら歌い始めて、そこに可奈と麗花さんが重なる構図、ミリアニで観たァ!!!
 合宿のあのシーン、シアターの家族感というか「仲間」なんだっていうのが伝わってきてほんと大好きなので再現してくれてめちゃくちゃ沁みてました。ありがとう……………………!そして謎ダンスは再現しないでいてくれてありがとう……………………。
 ギターと歌っていう、ジュリアの核とも言えるような2つを用いて皆に伝えるのが「繋いでいくよ」っていうメッセージなのがめちゃくちゃに良いんですよこの曲。最大限の親愛の表現じゃないですかこんなの。皆仲良く幸せに過ごしてねえ…………!!!(後方保護者面)
 my songより人数が少ない分、それぞれの音色が際立っていてこれもまたすごく良かったです。もうライブが終わっちゃうよってしんみりしちゃう。


21曲目:REFRAIN REL@TION

 泣き曲3連打。ここまでのセトリは可愛かったりカッコよかったり盛り上がったり静かになったり、散々緩急をつけてきた癖に最後の最後でなんなんですかこれは!格ゲーで削り切れることを確信した時に打つ〆のコンボか何か?
 まあ泣きますよね。なんかイントロで既にぐっと来るんだよなこの曲。「本気で向かい合える夢」って歌詞を未来と静香と翼が歌うの本当に良い。3人それぞれに違った形で深く関わって来る言葉だから…………。
 曲中で「リレーションのバトンが繋いでいく」とあるように、この曲もシアターのメンバーからメンバーへと繋いでいくというのが大きなテーマとしてあってメロディーラインも1人1人が短く歌って繋いでいく構図になっていて、それがまたいいんですよね~~~!だからこそ、サビでのユニゾンが映える!泣く!!1stの皆から色んな困難がありつつもずっとずっと繋がれて来たバトンを最後に受け取った未来たち8thがこの曲を歌う重み!!!
 それだけで泣きそうになってて、まさか完全再現が入るとは思っていなかった分不意打ちのダメージがデカすぎました。全員集合ですよ全員集合!そんな、そんなことやっていいのかよ!?
 そして未来達からのメッセージ。こんなん場の空気だけで泣くわ!!!未来が言ったように「ずっと待っていてくれた」、それこそ数年来とかでプロデュースを続けていたPさん達はこんなこと言われてどうなっちゃったんでしょうか。新参ですら半泣きなんですけど。脱水とか大丈夫か心配になる。本当にアニメ化おめでとうございます。
 曲自体が良いのに更に現実とアニメ両方の文脈を乗せて来るからも~~~刺さりました。やっぱ@曲ってすげえわ。……………………うん。(ほんのり亜利沙の顔)
 アニメの文脈が乗った状態でライブを楽しんで、地上波放送の時は今度はライブの文脈を乗せてアニメを楽しむ。永久機関が完成しちまったぜ!!!本当に、ここまでの数時間のライブを締めるに名実共に相応しい一曲だったと思います。凄かった。



アンコール:Thank You!&M@STERPIECE

 原っぱライブでも歌われていたThank You!。アニメとの繋がりも勿論あるんですが、それ以上にストレートな「ありがとう!」っていうメッセージが本当にピッタリなライブだったなと思いました。アニメ化してくれてありがとう、ライブを開催してくれてありがとう、歌ってくれて、踊ってくれてありがとう。ずっと待っていてくれてありがとう、手拍子をしてくれて、コールで迎えてくれて、ペンライトで照らしてくれてありがとう。アイドルの、プロデューサーの、ミリオンライブに関わる人皆の、沢山の「ありがとう」に満ち溢れたこのライブのアンコールとして、これ程相応しい曲もないんじゃないでしょうか。
 最初はコールがあったりして楽しい感じなのに、後半に行くに連れて不思議と泣きたいような、ライブっていう2度とない素敵な体験をさせてくれてありがとうみたいな感情が沸き上がってくるんですよね、この曲。何度も書いていたように、新参者なのでどこか輪に入りきれないような気持ちが無かったわけではないのですが、この曲の「きらめく出会いを ありがとう」という歌詞だけは、真っ向から自分にとっての言葉として受け入れることが出来ました。ミリアニを観てから1か月の間に出会ったアイドルや曲、物語はまさに「きらめく出会い」と呼ぶに相応しいものだったので。
 最後の最後の、大きな「ありがとう」は会場の皆が心に、あるいは声に出していた気持ちだと思います。

 ……………………ま、新参の癖に「古参Pの方々とアイドル達が積み上げてきた歴史に思いを馳せて泣く」とかいうトリッキーな泣き方してたので結局泣いてたのには変わりないんですけどね。輪の外で泣いとるやんコイツ。ワハハ!(最悪)

 そして挨拶の後、本当に最後の一曲は……………………
 すみません、その前になんですけど。これ10年目のライブなんですよね?

その看板が自分の名前間違えることある!?!?!?

 忘れないように絶対書かなきゃと思ったんで書いておきます。むしろ高度なみらしずの暗示だったのかもしれない。


 ……………………挨拶の後、正真正銘の最後の一曲はM@STERPIECE。遂にアニメ化、そして劇場公開へと辿り着いたミリアニがコンセプトがのこのライブをASの劇場アニメで歌われたマスピで締めるの、本当に良い選曲してますねえ!!
 Thank you!も超良かったんだけど、やっぱりアイマスライブのアンコールにはわちゃわちゃ曲が必要不可欠。阿部里果さんの小さいハート→大きなハート→海風ポーズの高速3連打喰らって場外に吹っ飛んだ辺りから記憶があいまいです。嘘。ちゃんと観てた。なんかもう真壁とは別軸で阿部里果さんのことが好きになり始めててヤバい!!!
 Thank you!では少ししんみりしちゃったけど、最後の最後は皆で手拍子して、アイドル達が楽しそうに手を振って、っていう雰囲気で終わるのは何というかミリオンライブらしい空気感だなって思いました。この2曲なら順番逆だと思ってた。本当に楽しいライブだったと思います。アニメからの新規がここまで楽しめて、しかも俺の狭い観測範囲内ではあれど、長年のPさん達も絶賛しているライブってもう完璧ですよ。マジで、マジで楽しかった!



Day2

Day2に関しては曲の内容が多く被っているのもあり、Day1になかった曲のみをピックアップして書いていこうと思います。多分ほぼおんなじ感想になっちゃうだろうし。SMOKY THRILLに喚いてる所2回も見たくないでしょ?
俺は全然まだ書けますけどね!!

2曲目:ロケットスター☆

 うおおおおお3幕再現!!!アチアチアチ!!!!
 Day1ではみらしずTopで涙腺がめちゃくちゃになりましたが、Day2では「今度は私の番」と言わんばかりに、翼のドデかい盛り上がりから曲名通りロケットスタートが決まりました。さっきまでらたたやっていたはずなのにどこからこんな体力が湧いてくるのか。跳ねる!飛ぶ!歌う!マジで翼のイメージそのもののパフォーマンスでした。歌もダンスも超クオリティ!!翼と言えばダンスのイメージが強くて、弾むような元気なダンスに目が行く(実際かわいすぎてヤバい)んですが、歌もめちゃくちゃ凄い!!サビの「星と星を 繋いでいくように」の所とか、直前の部分からどんどん音程が上がっていって最後はかなり高いのに、一切外さず、掠れたりもせず、力強くバーーンと押し出すように歌い上げるから聴いててマジで気持ちがいいし、盛り上がるんです。最後のずっと!のシャウトは本当に、自宅で叫ぶかと思う位良かったです。
 にしても本当に歌上手すぎる。2曲連続でしかもこのパフォーマンスってめちゃくちゃキツいはずなのに、どこか余裕すら感じさせるってめっちゃ凄いですよ…………!でも、それ(余裕さ)って翼のイメージ的にどうしても求められる要素の1つではあると思うんで、そう見えるように凄まじい努力があったんだろうなって、思っていたらリハで5本連続通しとかいう訳の分からない話が聞こえてきました。異次元。
 Top!とはまた別軸ながら、未来と静香に負けないくらいの最高のスタートを切る一曲、最高でした!


10曲目:フェスタ・イルミネーション

イルミルミルミルミルミルミルミ……………………。めちゃくちゃ頭に残るなこの曲。ミリアニでは途中でシーンが切れてしまったので、改めてライブでフルで聴けて嬉しいです。挨拶パートを挟んで再開する次の曲として、もう一度会場のバイブスを上げなおす曲としてこれ以上ないチョイスでしたね。「フェスタの開演」!
 曲調はまつり姫らしく、キュートさポップさにどこか目を離せなくなるような中毒性が散りばめられたもの。これずっと頭に残るんですけど!!”イルミネーション”とはいうものの、曲調(ちょっとテクノ入ってない?)とも相まってなんかクラブかってくらいレーザー飛び交ってましたね。死ぬほど盛り上がってて最高。まさか「ほ?」のコールがあるとは思わずびっくりしたけど。それはまつり姫が言うから可愛いのであって俺らが言うと話変わって来ないかなぁ!?あとこの文を書いている時にアーカイブを観ながらもしやと思い調べたんだけど、やっぱり間奏だけじゃなくて通常時もコールは「ほ」だった!じゃあもう言うよ!!言おうよ皆で!!
 とにかく頭を一生回るんですが、もう一度場を温めなおす大盛り上がりの一曲でした。めっちゃ頭回るこれ~。歌詞は検索して読んでもよく分かりませんでしたが、とにかく可愛くてわんだほーなのでヨシ!それが一番大事!


12曲目:Sentimental Venus

やるんかい。(二度目)
 母からキツめに注意が入るくらいのデカ・絶叫が出てしまいました。家族、ごめん。

 Day1でまさか…………?と思わせつつも、実行されることは無かった機材トラブル再現。いや2日目でやってくるとかあります!?!?!?あります!?とか言っちゃったけど両日この演出するのは流石におかしいのでこれが最善なんですけど(冷静)。だって、だって来ると思わないじゃんか!
 当日は一人でめちゃくちゃ困ってました。この演出の話をしたいけどTwitterでやるにはミリアニのネタバレになっちゃう…………どうしよう!でもこの話してえ~~~!!

……………………そうですね。これ、ミリアニが実際のライブで起きた出来事をオマージュした側ですね。

わかんねえのよ、何も。下手にTwitterで何か言ってたら大恥かいてましたよ。危なかった。謙虚さが人を救う一例。ちゃんと調べて良かった。
 「ライブをオマージュしたアニメの演出をオマージュしたライブの演出」ってなんだよ!入れ子構造にも程があるだろ!!あのタイミングで声を上げたのが千早さんなのもちゃんと意味あったんすね。すげえアニメだわ。現実の方も凄いけどな。とにかく独り滑稽なピエロとして悶々としてました。恥ずかし。

 馬鹿で無知のオタクの話は良いとしてライブの話に戻るんですけど、やっぱりこういう特別感ある演出ってシンプルにアガりますね!それも会場にいるPさんが参加するって形なのが最高にミリオンっぽい。この演出に気付きウオオとなったのも束の間、即対応してめっちゃしっかり声出せてるのが現地のP達の歴戦さを感じられて良かったです。こういうの不発だとめちゃくちゃ寂しいですからね!大成功しててよかった。
 そしてせーの、で最後のフレーズを歌い上げた後の3人の花咲くような笑顔!どんなトラブルが起きようがステージの上ではアイドル!
 元はといえばマジ事故だった訳ですが、咄嗟の素敵な機転で特別な一曲になり、そこへのリスペクトからアニメにも引用され、そのアニメをコンセプトとしたライブで改めて、今度はイレギュラーではなく演出としてもう一度ライトが落ちる。ブランドの歴史と柔軟性を同時に感じさせるパフォーマンスでした。



13曲目:SMOKY THRILL



やっぱ許せん。優勝。



16曲目:エージェント夜を往く

 アイマスに一切触れたことのない小学生の頃、布団を被って3DSでニコニコ動画を観ていた時のことを思い出しました。黒歴史といい思い出のちょうど中間かも。
 アイマスを知らなくても聴いたことのある人の多い曲ランキング(そんなもの無いが)上位ともいえるこの曲を、今度はちゃんとアイマスの曲として、しかもライブで聴けるというのは昔の友人にもう一度再会したみたいな謎の感慨がありました。割と本当に感動した。
 今更何を言ってるんだお前はってめちゃくちゃ怒られそうなんですが、曲超良いですね!!!ジャギジャギしたギターの刻みと奔放なシンセの組み合わせが、どんな警備も軽々躱す敏腕エージェントを思わせます。(スパイと混ざってないか?)
 この曲ちゃんと歌詞聴くと結構際どいというか、かなりオトナな内容なんですが、それをあのメンバーに歌わせたのはちょっと”癖”を感じてしまいます。ギャップですよギャップ。にしても育ちゃんはどうかと思う。歌詞の意味とか聞かれたら周りの人答えられないでしょ。茜ちゃんに聞けば教えてくれるよ。
 謎の感動を抜きにしても、普通に楽曲の良さとパフォーマンスの良さで大興奮でした。

17曲目:Next Life

”——————あなたの遺伝子が呼んでる。”

初見での驚きで言えばSMOKY THRILLと同じレベルかもしれない。とにかく意味深なセリフでの入りが物凄く衝撃的だったし、その後のイントロで2度衝撃だった。バチバチのトランスミュージック!?!?しかもテクノ入ってんじゃん!!!!ってめちゃくちゃ驚いてました。これをアイマスでやるか!?自分のメインコンテンツであるシャニマスでもSHHisというユニットが近い曲調ですが、ここまでガチガチのガチのものをお出しされるのはマジで想定外で口開いてました。そもそもイントロからかなりの時間ダンスに割いてるし、ラスサビに当たる部分も一番美味しい、いわゆるフロア熱狂タイムは全部ダンスだしで完全にダンスに特化した曲になっていて尖り方がマジでカッコいいです。
 それでいて、急激に音圧を下げてから歌詞の無い、音色だけの歌声で揺らすような緩急も付けられていて、マジで現地にいたら気絶してたかもしれない。あそこの歌声は文字通りトランスしそうになる。なんて表現すればいいんでしょうか。エキゾチックなフレーズって感じはしたんだけど、適切な表現は出来ない。気持ち良かったから良いか!
 そして忘れてはならないのが、大きな見せ場となる時計の針のフォーメーション。配信視点で真正面から見ると本当に綺麗に決まっていて壮観でした。本当にこの曲見せ場が多すぎる。個人的には特にロコちゃん、未来、桃子先輩が歌ってるのがチョイスとして良かったです。普段とのギャップがたまらん。中でもロコちゃんは産声とクラブでも思ったけどこういうテクノっぽい曲調とのシナジーが強い気がしました。可愛いね。
 初見で口開いて、アーカイブで落ち着いて見直してもやっぱり口開いちゃいました。この曲……………………すげえよ……………………!!



19曲目:Gift Sign

イントロで泣きました。
 本当に、本当にありがとうという気持ちでいっぱいです。ライブで聴けるなんて嬉しすぎる。あの教会のステンドグラスが映った時、ああ、また聴けるんだと思って胸がいっぱいになりました。ミリアニを通してずっと父との関係性に悩み続けた静香がアイドルとしての自分を見つめ直し、コンサートで披露したこの一曲。千早さんとの会話や、それまでの苦悩もずっと観ていた分晴れやかな表情で、どこまでも楽しそうに歌う静香の姿は強く脳裏に焼き付いています。そのシーンを重ねてしまうくらい、仕草が、佇まいが、雰囲気が、何よりも歌声が静香そのものでした。いやまあキャストさんなんで当たり前なんですけど、それが凄く嬉しかったんです。
 歌詞にあるように、静香が少しずつ”ありふれた日々”を楽しめるようになっていってるんですよ。その成長の証でもある一曲なんです。も~~~~ね、早くもう一回あの回観たいねほんとにね。
 どこまでも澄んだ美しい歌声。未来が好きだと言った静香の歌、静香をアイドルたらしめるものの一つを存分に味わえる一曲でした。


21曲目:Brand New Theater!

 REFRAIN REL@TIONの後にさらに追加で入れられる曲なんてこれくらいしかないんじゃないか、そう思うくらいコンセプトにぴったりの一曲です。もうタイトルからして完璧ですからね。シアターの始まりからスタートするミリアニにふさわしい。 
 全体曲らしく明るく楽しい曲調で、REFRAIN REL@TIONとはまた違ったアプローチでアンコール前最後の曲を飾ってくれました。「ドキドキが爆発しちゃいそう」の所の皆がウズウズしてる振付可愛すぎて大好き。
 ミリオンの全体曲は名曲多すぎて中々大変そうですね。シャニもそろそろ全体曲を選ばなきゃいけないような曲数になってきたし他人事じゃない。聴き始めの頃はCrossing!が最強だと思ってたし、正直今も最強だと思ってるし聴きたかったな~と思わないと言えばウソになるんですが、やっぱりここの枠はBrand New Theater!が一番だったと思います。Day1の頭からDay2の終わりまで、一貫して「アニメ」というコンセプトを貫いたこの構成が一番いい!
 調べてみると、今までの全体曲のフレーズをいくつか曲中で引用しているようで。全部は分からなかったですが、Day1の時も言及したThank you!の「きらめく出会い」という大好きなフレーズが使われていて、ああ、色々なところで沢山のことが繋がっているコンテンツなんだとしみじみ感動していました。こっから改めてThank you!とマスピ聴きなおしてボロボロになるのにね!!


ライブを終えて

 ということで、観ました。2日分。こんだけ騒いでるんで伝わってると思いますが、めちゃめちゃめちゃめちゃめちゃめちゃ良かったです。新規も古参も関係ねえ!可愛いアイドルと素敵な歌とダンスがあれば最高最高!!
 本当に、アニメ新規からの完璧な導線でした。そのアニメ新規勢本人が言ってるんだから間違いないです。もちろん今回はやれなかったアニメの曲もあるわけだけど、それはまた今度のお楽しみということで…………。
 ネットを見るに正直好み分かれてる所っぽかったですけど、僕はAS曲が沢山入ってるのも凄く良かったです。やっぱり予想外のセトリってライブの楽しみでもあると思うし、何より折角ミリアニにもASの皆が出てくる訳だから彼女達のことも知りたいじゃないですか。そのきっかけとして凄く良い形だったと思います。…………SMOKY THRILLとか(クドい)。やっぱりミリオンに触り始めて最初に思うのは曲の多さなんですよね。めちゃくちゃ嬉しくはあるんだけど、正直未だに全然聴ききれてなくてASの曲までアクセス出来ない!だから、ライブの流れで曲と出会えることで、ああこんな曲あるんだ!とかこの曲あの人のソロなの!?みたいな発見があるのは凄く楽しいし、ミリオンスターズだけではなく765プロオールスターズのことがより好きになれるきっかけになれるという良いチョイスだったと思います。

 いや~~~にしても本当に良かった。金銭的な問題で結構ギリギリまで視聴悩んでたんですが、もうact4は現地狙う気満々です。だってアニメ以外も色んな曲聴いたんだもん。聴きたいもん。アイルとか。(エ!?act1で既出!?)
 そんでひっそりと決意を固めてたところにact4全員参加の告知ですからね。スマブラか?こんなのはもう行くしかありません。シャニマスとミリオン、両立していきます。
 とりあえずはact4の当選を祈りながら。

act3、最高のライブでした!!!




 限界オタクの図



 あ!シャニマスもライブめちゃくちゃ良いんで、良かったらミリPの方もふらっと配信観たりしてみて下さい。次回は新ユニット、コメティックも加わり6thライブです。こっちも現地行って見せるぜ。



終わりに

 長かった、本当に。まさか年越して5万字掛かるとは夢にも思わなかった。ちなみにこれでも「一生書き終わんねえ!」と当初よりだいぶ削っております。コンテンツのハマり立ての頃ってめっちゃ楽しいんで、その時のパッションをせっかくだから残しておきたかったんですよね。もちろん今も楽しいんですけども。いつかもっと時間が経ってから、備忘録としてゆっくり見返そうと思います。

 ここまで読んでくれた人は本当にいるんでしょうか。いたらありがとうございます。もしあなたがミリPなら同僚になってください!もしシャニPなら、分かってもらったと思うんですけどミリアニを是非見てください。見たのであればオーディオドラマを。オペラセリアはこのサブスク全盛期にCDを購入するだけの価値があります。

 では、以外にも締めで言いたいことが特に無かったのでここで終わります。読んでくれてありがとうございました。



 ミリオンライブ最高!!!!!!!!!!!!!


 

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