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子育てトークから広がる、職場での新たな世界

子どもができて仕事に復帰すると、これまでと職場での雑談が変わり、いい形で新たな関係性が広がっていると感じるので、そのことを書いてみようと思います。

私は中小規模の組織で管理職をしているのですが、立場に関係なく、子持ちの方とは子育ての話をすることが増えました。
(私の職場は子持ち率がかなり高いです)

そして、子育ての話をする時、私は基本的に先輩ママ&パパの話をよく聞き、教えてもらう立ち位置になります。

この立ち位置での子育てトークをしばらく続けていると、職場の人との関係性を深める上でとても良い効果があるように感じています。

部下や後輩との心の距離を縮める

例えば、自分の後輩であったり、下の立ち位置になってしまう人は、どうしても自分と話す時に、かしこまったり、遠慮してしまうことが起きやすいと感じています(私が怖いからとかではなく、一般的な上司と部下の関係をイメージしていただくと良いと思います)。

しかし、新入職の人が入職したばかりのタイミングで、私が子育てについてやオススメの公園などを聞き、教えてもらうと、少し心の距離が近くなる気がしています。
そのおかげかどうかは一概には言えませんが、その後も対等にコミュニケーションが取れているように感じています。

ほとんどの人は、自分の子どものことを聞かれると嬉しいものですし、自分の経験を話すことは、悪く感じないと思います。
ですので、子育てトークは、相手への抵抗感を減らしたり、心の距離を縮めるためにとても効果的な手段だろうと最近思い始めています。

同僚との会話が増え、新たな一面を知る

横の関係で言うと、子どもが産まれる前は、そこまでたくさん雑談していなかった人との子育て雑談が増えることを感じました。

そして、やはりコミュニケーションの量が増えると、相手のことを知る機会が増えて、新たな一面を知ることが増えてきました。

さらに、素晴らしいことに、子育てに関する話題では、新たなマイナス面を知ることはあまりなく、頑張っている一面や家族思いの一面など、プラスの一面と出会うことが増え、以前よりも同僚との関係性が深まりつつあることを実感しています。

とはいえ、注意も必要

ここまで、いいことをたくさん書きましたが、さまざまな理由で子どもがいない人もいるので、その点は大いに配慮しながら、職場でのコミュニケーションを取ることが大事とも実感しています。

子どもがいる人、いない人で知らないうちにグループができているのも良くないので、子育てトークは上手く活用しつつ、場やタイミングは選ぶ必要があるとつくづく感じています。

確かに注意や配慮は必要ですが、子育てトークを通して新たな世界が広がることを実感しているので、少しずつこの新たな世界を広げていきたいと思っています。

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