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こんなガンダムは嫌だ

YouTubeは本当におもしろい。若い人たちがテレビなんか見ないわけだ。
女優の水野美紀もYouTubeをやっていて、特撮の話なんかしていて、なかなかおもしろい。
水野美紀のYouTubeで、「こんなガンダムは嫌だ」というネタが披露されていた。
わたしもそれを模倣して、「こんなガンダムは嫌だ」というのをいくつか考えてみましたぞ。

・主人公がガンダムに乗って母艦から脱走する。
・主人公が、名前をからかわれただけでエリート軍人に殴りかかる。
・主人公がガンダムに乗って、MPにバルカンを発射。逃げ惑うMPを見て愉快そうに笑う。
・最終回で主人公が精神崩壊する。
・主人公が妹を山の手の学校に行かせるためにガンダムを盗もうとする。
・第2の主人公ポジションのキャラクターが、モビルスーツ戦で死亡。バラバラに吹っ飛んじまって、ミンチよりひどくなる。
・それも、相思相愛になりかけた女性に殺される。
・さらに言うと、無理に戦わなくていい状況だった。
・核兵器を搭載したガンダム。
・主人公が戦争に負け、ライバルキャラに女をとられ、刑務所行き。
・監督の精神状態があまりよろしくなかったため、悲惨な展開の連続。初恋の人は殺戮マシーンと化し、ヒロインは余計なことをして死人を増やす。
・主人公がヘルメットを持って、「母さんです」
・「裸のお姉さん」をビームサーベルで蒸発させる。
・ガンダムが、頭部だけ固定されて、身体がぐるぐる高速回転。その状態で突撃。
・最終回、主人公がヒロインに「おまえが好きだ」「おまえが欲しい」などと絶叫。2人で必殺技を放つが、「幸せつかめ」「ラブラブ」などと恥ずかしい言葉が並ぶ。
・主人公が女の子からの誕生日パーティーの招待状をもらって、その場で破り、「おまえを殺す」
・「ガンダム、売るよ!」
・ヒロインも、自分たちのチームのリーダーも、ライバルも、ニュータイプもしくはカテゴリーFであるのに、主人公だけニュータイプでも何でもない。
・ガンダムに白くて長い、立派なヒゲがある。
・主人公が御曹司の命により、女装して社交界デビュー。
・ガンダムで牛を運んだり、洗濯をしたり。
・主人公が人の彼女を寝取る。
・しかもその女の彼氏の腕をねじり上げ、「やめてよね」
・あまつさえ、親友の婚約者まで寝取る。
・続編の主人公を差し置いて、前作の主人公が大活躍。続編の主人公、立場なし!
・「俺がガンダムだ!」
・主人公が、孫もいるようなおじいちゃんに成長。しかも私怨から敵軍を全滅させないと気が済まない頑固ジジイになっている。
・父親も息子もライバルもXラウンダー。でも俺は、スーパーパイロットだ!
・ガンダムに乗るたびに鼻血を出す主人公。
・主人公たちが親分と盃を交わす。
・「止まるんじゃねえぞ」
・主人公がテロリスト。しかも処刑される。
・4歳女児がガンダムを操って人を殺し、「ろうそくみたいできれいだね」
・主人公がガンダムで人間をトマトのように叩きつぶし、笑顔。
・四肢を切断されたパイロットがガンダムと戦う。
・低視聴率とかスポンサーの倒産とかで、打ち切り。

すごいね。
全部、実際にあったよね。考えたんじゃなく、ただ思い出しただけだ。
記憶違いもあるかもしれないから、正確ではないかもしれないが。

カミーユとドモンとヒイロだけでも十分伝説が作れそうだな。
とりあえずお台場のユニコーンガンダムが『ラブライブ!』にも『シティーハンター』にもご出演になったことを祝したい。

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