1作の伝説

前に「バトル・ロワイアル」を読んでいると話しましたが、やっと読了しました。
いや、すごい内容でしたよ。1322枚(たぶん400字詰め原稿用紙換算)に及ぶらしいです。直木賞受賞作「宝島」でさえ960枚だったらしいのですが。
長くて読むのに時間がかかりましたけど、べらぼうにおもしろかったですよ。
話によると、とあるミステリーの新人賞に応募したが1次選考も通らず落選。その後、日本ホラー小説大賞に応募して最終候補に残ったものの、「非常に不愉快」「こう言う事を考える作者が嫌い」(人格否定はいけませんね)などとさんざん言われて受賞を逃したとのことでした。
内容は、衝撃的と言えば聞こえはいいですが、たしかに不愉快です。わたしも好きではありません。映画化もされていますが、見ようとは思いませんね。原作小説だけでおなかいっぱいです。
でも、やっぱりおもしろい。好きではないけどおもしろい。登場人物も40人を超えるのに、特に混乱することなく読めました。
不愉快ではあるのにどうしておもしろいのか。これについてはしっかりと分析してみたいと思います。

さて、作者の高見広春氏ですが、これ以外に作品を発表していないそうです。本のカバーの作者紹介では「全くの無職」となっていますが、今は何をしているんでしょうね。
これ1作で終わることはないでしょうから、次回作を楽しみにしていましょう。

そういえば「風と共に去りぬ」の作者は1作しか発表しなかったそうです。
マーガレット・ミッチェルですね。
ヴィヴィアン・リーって言ってる人、それは映画版の主演女優です。
ちなみに「風と共に去りぬ」には続編があります。全くの別人が書いています。

1作でも伝説を築ける人っているんですね。
わたしもいつの日か大きなヒットを飛ばしたいものです。

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大山哲夫

小説家志望の40代です。小説や創作に関することがらや、マニアックなことなどを書いていきます。よろしくお願いします。
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