充実の特撮ライフ

日曜朝のスーパーヒーロータイムを毎週見ております。これは仮面ライダーとスーパー戦隊です。両方とも見るのは何十年ぶりかというくらいです。ただ、仕事の関係などで、録画して後で見るパターンです。
来月からはまた新しいウルトラマンシリーズが始まるらしいので楽しみです。
さらに、いい時代になったもので、Youtubeでも公式配信とかで、いろいろと過去の作品が公開されています。「ウルトラマン80」をずいぶん久しぶりに見ているところです。

東映が「超獣戦隊ライブマン」の配信を始めてくれました。わたしはこの番組、リアルタイムでは見ておりませんでした。YouTubeで週に2話ずつ更新らしいです。早速第1話と第2話を見てみましたが、おもしろいです。
特に主人公たちの追い詰められっぷりがすごい。武装頭脳軍ボルトという敵勢力の襲撃で仲間たちがほとんど死んでしまい、ライブマンに変身して戦うも、ジンマー(ショッカーでいう戦闘員みたいな連中)の集団にすら苦戦。
なんとか生き残っていた博士(昔の特撮やアニメには、考古学から生物学からロボット工学まで何でもできる博士がよく出てきたものだ)を救出。しかし博士は瀕死状態(の割にはけっこう元気だったな)。
敵の攻撃から一時的に逃れたと思ったら、(唐突に)妊婦を発見。しかも産まれそう。そんな中、ボルトは容赦なく攻撃をしかけてくる。最初からここまで追い詰められた特撮主人公が、かつていただろうか?
ライブマンたちが戦っている間、博士がどこで見つけたかストレッチャーに妊婦を載せて地下道を行く(博士も死にそうだったはずでは?)。しかも、攻撃により地下道の天井が崩れてきて大ピンチ。とうとう、瓦礫から妊婦をかばって力尽きてしまった。
一方、ライブマンは必殺技を使ったり巨大ロボット(ライブロボ)を得たりして戦闘に勝利。状況が状況だった上に、初陣がはっきり言って頼りなかっただけに、この勝利の安堵感はとても大きかった。
やっぱり、さんざんに追い詰められた後の逆転勝利っていうのはおもしろいんですね。スポーツものとかでも、中盤からクライマックス前辺りまでは主人公側が劣勢というパターン、多いでしょう? たぶん恋愛ものとかもそうなんじゃないかな。

ちなみにその後、勝ったライブマンたちに赤ちゃんの泣き声が聞こえてきます。さっきの妊婦が生まれた赤ちゃんを抱いて歩いてきて、彼らの前に現れたのです。あの後、あんな絶体絶命の状況で、一人で産み、産まれたばかりの赤ちゃんを抱っこし、産後間もなくの身体でしっかりと歩いて出てきたのです。いや、わたしは子どもを産んだことがないからわからないけどさ。でもこれってムチャじゃね? 母は強しっていうけど、強すぎないか? どうなんだろう? 人によるのかな。
妊婦の登場は唐突すぎる気もしましたが、お産ということになれば視聴者は「無事に産まれてほしい!」と思うでしょうから、手に汗握る展開になりやすいのでしょう。そして、ライブマンは生命の大切さ、生命を守るというのがテーマらしいので、そういうテーマを最初に提示するにはこの妊婦の登場はぴったりなのでしょう。
続きが楽しみです。

ライブロボはダルタニアス以来のムネライオンタイプのロボットらしいのですが、ムネライオンとかそういうのについては、また別の機会に。

もっと言うと、わたしはDVDで「ウルトラセブン」も見返しているところです。来年は「帰ってきたウルトラマン」50周年なので、これも見たい。
どれだけ特撮が好きなんだよっていう感じですが。
充実した特撮ライフが送れる、いい時代になりました。

あれ? ゼロワンとキラメイジャーは、このご時世が影響して、新作の放送が延期となったようですね。来週からは特別編とかそういうのだそうです。
スーパーヒーロータイムが再び充実するまで、少しの間我慢です。

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