スランプが訪れたら

過去を振り返ってみると、友達と遊ぶよりもずっと創作活動ばかりをやってきたような気がします。
人生においても、創作においても、黒歴史を量産してきました。
それでも、ずっと書いてきました。ただ、ひたすらに。
いつか、夢がかなう日が来ることを信じて。

……と言いたいところなのですが、そんなにそんなにストイックではなかったです。
テレビを見ながらだらだらと書いていたことなんか、よくありましたし。こういうときはほとんど、執筆は進展しません。
小説を書かなかった時期というのもありました。自分としては、「書けなかった」と言いたいのですが。
小学生のころ初めて小説を書いてから、ずっと書いてきたかというと、全くそんなことはありませんでした。
中学生のときはテレビ番組のノベライズに手を出しました。すぐやめましたけど。
そのころ、二次創作もやろうと思いました。話がうまくまとまらずに頓挫しましたが。
それよりもプロットを作る作業に没頭していましたね。いつか小説にする日が来るだろうと信じていました。中学生のときはそんな感じでしたよ。
時は流れ、上京して専門学校で小説の書き方を習いました。ここを卒業すると、また書けなくなりました。
卒業して4年くらいかなあ。その間、設定やプロットを作ることはやめませんでしたが、小説の本文を書くことは一切していませんでした。
理由はわかりません。スランプだったとしか言いようがありません。小説のアイディアはいくつもあったんですがね。
今から考えると、それはちょうど充電期間として良かったとも思えます。プロットとかは作っていましたからねえ。シーズンオフの間ウェイトトレーニングを続けるスポーツ選手みたいなもので。結果論ですけど。

本文を書けなくても何らかの形で創作に関わっていたのがよかったのかもしれません。
とはいえ、どうにかしてスランプを脱しようとしたわけでもなく、努力によってスランプ克服をなしたわけではないので、今後こういうことがあると、どうすればいいかわかりません。
現在は、わたしにしては珍しく気力が充実していますが、次にいつスランプが来るかわかりません。またそのうち来るんじゃないかと思うと怖いです。
スランプ克服法を確立できればいいですよね。
いや、それは克服法を確立できちゃうほどスランプに見舞われているということにもなるか。あんまり良くもない?
まあとにかく、もしスランプに陥ったら、もう開き直って、できることをやっていくしかないんじゃないですかね。本文を書けなくてもプロットを作るとか。読むことに専念するとか。
自分を信じて、地道にやっていくしかないでしょう。
なんか今回は、きちんとした結論が出せなくて申し訳ないですけど。


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