バチェラーシーズン3 田尻さんのカード

すでに本人たちからのネタバレありましたが、当ノートにもバチェラーシーズン3のネタバレあります↓

バチェラーシーズン3。最終回に関して書いていたら、あれもこれもと書きたくなってしまった一般人です。

さて、一回目に書きたかったのが、田尻さんに関してです。

1.田尻さんのカード

大貧民の中のスペードの3、ジョーカーを倒せる唯一のカードにして、最弱。二面性のあるカードですよね。

田尻さんのお子さん、ハヤテくんというカードはまさしくそんな二面性のある存在だったのではないかと思います。

一般的に子持ちとの結婚って、男にとってハードルが高いということを前提として話します。(そうじゃない人もいるとは思いますが)

その点だけ見ると、今回の男が女を選ぶというバチェラーというルールのなかだけで見ると、田尻さんは最初からハンデのあるゲームではありました。

しかし、バチェラーは女性を選ぶ権利があると同時に、「選ばない」ということに対して視聴者へ説明義務も発生します。その点、田尻さんは1度子供を提示してしまえば、「子供がいるから選ばないとか男としてサイテーだよね?視聴者が納得できる説明は出来るのかな?」と暗に伝えられ、かなり強いカードを持つことになります。

これが、田尻さんが持つ、弱いのに強い、二面性のあるカードだと私は考えました。

2.いつカードを切るのか

とは言っても、カードを切った時点から、子供以外の理由で難癖つけて落とすこともバチェラーには可能です。あくまでも、カードを切る、そのターンは少なくとも、選ばれないことを回避出来る。熾烈なバチェラーというゲームの中では、その程度です。しかしそのカードの切り時がとても戦略的な印象を受けたのでまとめてみました。

そのカードを切ったのが、田尻家に会う2個前のターン。静岡で、温泉デートでの時でした。

憎いタイミングだなと思うのが、家族に合わせる会の2個前のターンでの開示という事。家族に合わせたら、ハヤテカードはかなり有力に機能します。子供に合わせたターンで田尻を切ると、子供を否定してるような構図になり、それは気が引けます。だから家族に会う前に切りたい。切られたくないから、直前ターンでの報告をする。それが通常の心理の働き方かと思います。

しかし、田尻は2個前のターンで切り出します。

3.そのターンの理由

理由は2つあると思います。

1つ目は心象の悪さ。家族に会う直前に、「実は子供が…」なんて言ったら隠しているようでかなり印象が悪いですよね。特に隠し事が嫌いそうなバチェラーなので、下手したら開示ターンにて「大事なことを腹割って話せなさそう」と、子供理由ではないところで落とされかねません。

2つ目は、落ちる人がうっすら分かっていたから。神崎が落ちてラスト5人(田尻、岩間、水田、野原、中川)の時点で、中川が視聴者目から見ても精神的に細っていました。その点、歴代のバチェラーでも弱っている人は離してあげるということがありました。

■水田の中川コメント画像

静岡の乗馬デート後には、うっすら中川調子おかしいなと、感じて勝負に出たのではと思っています。
※部屋割どうだったか調べる
※帰ってきた時点で驚いていたか見る。

4.バチェラーとの勝負

狙いどおり、順当に家族に心置きなく会わせられる環境を整えた田尻。ベストフォーに進出。友永さんが子供に会ってそのターンで切るなんて鬼畜なことをしなければ、ベストスリーまで食い込めるはずと、予想していたでしょう。そこからは、地で勝負するしかない。誰が落ちるのかなと、そんなふうに思っていた節はあるかと思います。

しかし、バチェラー友永は少しサイコパスなので、このターンで田尻を切ります。しかも、そんなたいした説明もなく。エグい!

田尻:このターンはない!なぜ!

もとより、バチェラーは興味もないように感じました。ドローンをハヤテ君と遊ぶくだりも、田尻さんから中途半端な距離で、ハヤテ君との一対一の会話。真剣でありつつも、怖くならない印象にしたいなら、二人で少し近隣一周ドライブしてくると出来たはずなのに。

このあたりから、なりふり構わなくなってきたバチェラー。言動も岩間岩間と増えてきたのが、前兆として出てきていました。(「神戸じゃなくてもいい」発言もこの回でした)

次回は、野原遥に感じる番組的な忖度に関してです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?