ビルの中に事務所がある会社に行き、新しい事務所にデスクやパソコンなどの荷物を移転する仕事。この仕事は何回か行ったが、事務所が大きくなり良い所に移転のパターンがほとんどなのだが、たまに、あれ？前の方が場所良かったよな。と思う時があり経営難で家賃を下げたのかなと推測して心がギュッとなる事もあった。社会人の時に住んでいたアパートから家賃を下げ、シェアハウスにした僕も社長の気持ちは痛いほど分かる。住む家は少しでも良いとこに住んで見栄を張りたい気持ちは誰しもあるだろう。誰かを家に呼んだ時に良い所住んでるねなんて言ってもらう為に払える家賃もあるだろうに、、
きっとこの会社の社長も企業したての頃は希望に満ち溢れていたんじゃないかと思う。

オープンした初日は行列並んでいたが、1ヶ月過ぎた頃にはガラガラの店内になっていたこだわりの強そうなラーメン屋もたまに見かけるが、これも同じ。立地の良い場所に店舗を構えたが思ったより売上が伸びないなど。
世の中にはこんな事は全然ある。しょうがない。這い上がらないといけない。

ここの仕事内容としては、簡単に言えば引っ越しなので、力仕事でありやっぱりキツイ言い方をするジジイも多い。「観葉植物倒したらお前弁償だからな」と言われながらビビりながら荷物を運んで乗り切った。

このような力仕事の現場でよく言われる事

・養生テープ貼っといて。
・台車持ってこい。
・これそっち逃そっか。
・壁気をつけろよぶつけんなよ。
・プラス持ってきて

社員じゃなく、ちょっと仕事に慣れてきたバイトが
これらを言ってるとちょっとムカつく。