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夢解き*ハンカチの夢

7月10日に見た夢です。
以下、メモから。
誰かとつきあい、いっしょに旅に出るところ。バナナマンの設楽似の人。
電車のホーム?
その人が私にハンカチを預けた。透明なジッパーつきの袋に入った白いハンカチ。
が、出発前に見失う。
「そういう人だとつきあうのやめようかな」と言われて、「これでもだいぶよくなったんだよ」と答える。

きれいな家。
車座になってトイレの掃除の仕方を聞いている。
若い男が説明する。若い夫婦が参加している。ご主人は苦々しそうだけれど神妙な顔をして聞いている。
「硝石ができるからちょっと気をつけてもらって・・・」(説明の内容?)
トイレの部屋が2つある。

旅に出かける前、トイレに入る。トイレが倒れてくる。
母の実家のようなところ。着物を着るのでひもと帯留めを探す。
中国の、よくあるコルクのような物で作った精巧な置物がある。

トイレ掃除の説明を受ける

この夢は起きてすぐ記録したもので、セッションを受けるころには忘れ果てていました。覚えていたのはバナナマンの設楽さん似の人がやってくるホームと、ハンカチは女の人用だったこと。
今井先生と話してまずなるほどと感じたのは、ハンカチは男の人の大事なものだということ。私は、以前の夢の連想から、ハンカチは潔斎のためのもののように感じたのですが、話していくうちに男の人の涙をふいたものでは、となりました。つまり男の人が大事に秘めているものだから女物として出てくるのです。それを私に預けたのに私は見失ってしまったのです。

ピンクの刺繍、タオル地のハンカチだった

しかもなくしたのに「これでもよくなった」とか口答えしている…。このことを今井先生は私が話すより先に「まるおかさんらしくていいところ」と言ってくれました。それでちょっと感じたのは、夢という意識の届かない範疇で、無意識内の男性性の言いなりにならない自主性が、私に出てきたかな?ということです。こういう見方を生じさせてくれるのが今井先生の先生らしい、すごいところです。
話は男の人から夫の話になり、夫の近況になりました。夫はIT関連で40年以上働き続け、今も毎日元気にリモートで会議したり電話したりしています。が、あと1年半で本当の本当の定年です。
夫の心配と言えば次男が就職していないことでしょう。もうすぐ収入がなくなってしまうのに。けれど次男はそぶりも見せません。その話を持ち出すとヤドカリみたいに部屋にこもってしまいます。
ここでまた発見がありました。夫は65歳以降の自分の人生計画を私に話したがらないのです。「大事なことだから軽々しく言語化しないのかな」と話すまでは思っていました。しかし言葉にしてみると、そうではなくて単に「考えたくないのだ」という気がしてきたのです。
「ご主人と息子さんは同じ」と今井先生に言われ、納得でした。夫が自分のこの先に意欲的になれば、次男もなるしならざるを得ないというふうに思えました。
別に夫は見た目明らかに悩んでいるとか困っている様子があるわけではありません。だからこそ夢に出てくるのです。私は夫の気持ちをどのくらい感じているか、感じようとしているのか。収入がなくなることと、生き方を考えていくことと。そして自分もそこから目をそらしていることに私自身も気づいたのでした。
最後に出てきた中国の置物は夫が最初の中国出張に行ったときに買ってきてくれたのでよく覚えています。バナナマンの設楽さんは今50手前でしょうか、それは私が一番夫に迷惑をかけていたころでした。文字通り涙を拭かせていました。
「トイレ」の場面は私が夫を付き合わせて何かやることが多かったことを想起させました。「硝石」もおもしろい出方をしています。このあたりにはまだこれからのヒントが詰まっているかもしれません。
そんな感じで夢解きはつづいていきます。


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