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モノトーンな日々を丁寧に

 こんにちは。ぽつねんです。だいぶ間が空いてしまいましたがその間に新年度を迎え,気づけば前回でnoteにぽつぽつと投稿を続けて1年になっていました。1年間で22の投稿,月にすると1,2記事といったところでしょうか。うん,体感と合っている。毎週投稿する月もあればひと月以上間が空いたりと,波があれど1年間続けてこられたのは日々の生活の隙間をこういう記事を書くことで埋めることが殊の外気に入っているのかもしれません。なんとはなしに投稿を始めましたが,それで書くことへのハードルが下がったのかいろんなものを書いてみたいと思うようになりました。「書ける」という選択肢ができたことで色んなことを考えたり,見方が変わったりするのは悪くないんじゃないでしょうか。

 さて,新年度になったとはいえ,職場の席とかチームが変わったくらいで日々の生活は変わりなく,目に見えるものがいつもとは違って見えるなんてことはなくて。平日は帰るなり疲れた体を布団に打ち上げ,休日は現実から逃げるかのごとく12SRを飛ばしてどこそこへ。そして1.2Lでは現実を振り切れないと悟って月曜日に向けて準備をする。これの繰り返しで1年がたってしまった思うとちょっとゾッとします。

 別に今の生活が嫌とか辛いとかじゃなくて(いやちょっぴり大変ではあるけど)こういうルーティーンだけで時間が過ぎていくことに少し寂しさを感じてしまっていて,こうして書いて形にして消化しようと思っているわけです。習慣にそって生活を回すのは楽だしそれをしないと生活が成り立たないのは百も承知だけども,それだけじゃいけないよね,という話。当然1年間の中で何もイベントがなかったわけでなく福岡で一人旅したり,大学の同期と草津に行ったりと楽しんだこともそれなりにあった。それを思い出すだけの余裕が欲しいよね,という話。

 だからルーティーンで埋まったモノトーンな日々に丁寧に色を付けよう。くすんだ日々を丁寧に生きていこう。そうすれば,色を付ける余裕だってできるはずだ。届いた郵便物はその日のうちに開封して,朝ご飯は軽くでも食べて,寝る前はちゃんと着替えてから布団に入ろう。丁寧に,堅実に,丁寧に。うまく言葉にできないけれど,自分の一部となるこの今日を,自分を形成している昨日と,まだ何も決まっていない何でもできる明日を大切にしたい。もう少し本気を出して生きてみてもいいのかもしれない。

 そんなことをこの曲を聴きながら思ったのです。

 以上,お納めください。

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