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たのしいってなんだっけ

ケイゴです。Note書くのは一年ぶりです。

そのときは自分のアカウントではなく「むしたま」というアカウントで書いておりました。おもしろおかしくいろいろ書いてます。

最近仲良くなった人は知らないかもですが、僕は友達と「むしたま」というコンビを組んでたんですよね。その活動はめっちゃ楽しかったです。

「ヒッチハイクダービー」という二人一組男女ペアでヒッチハイクをし、名古屋や京都までどのチームが早くつけるか競うイベントを開いたり、

「青春18すごろく」という青春18きっぷを買って、サイコロの出た目の数だけ駅を進み途中下車し、そこでミッションを行いクリアできたら進むというイベントをやったり。。取手駅の大広場で僕は夢を語ったりしました。

他にもちょっと変わった飲み会やイベントを毎月開いてたりツイキャスをしたりしてました。方向性の違いで解散しましたが、今でも目をつぶればまぶたに浮かびます。


さて「たのしい」についてです。僕のやりたいことは上の夢を語る動画にあるとおりで、それを実現することが楽しさにつながっていると思ってます。リバ邸カオスという遊びまくるシェアハウスを運営しているのもそういう理由です。

少しだけ僕の幼き頃の話をします。

僕の家は剣道一家です。祖父が剣道場を開き今は父と叔父で運営してます。家が剣道一家のせいか、かなり厳しく育てられました。中学までは週10日剣道をしておりました。おかげで全国に行ったりできましたが、剣道を好きじゃなかった僕はただ辛いだけでした。他にもピアノ、そろばん、習字と習い事だらけで思いっきり遊ぶということができない状態でした。

高校から反抗期になり生活が一転、親の言うことを全く聞かずずっと遊んで生きてました。家にはいたくなかったので学校には行ってましたが、学校に行っては遊んだり悪ふざけをしたり、特待生だったのでその権利を悪用したりしてました。今思うと幼稚なことばっかりでしたが自分の感情のままに生きることを初めて経験して、「たのしい」の感情が毎日あふれてました。

大学でも同じ感じで自分のやりたいことを軸に遊んで生きてました。少し大人になったこともあり、どうやったら毎日を楽しく生きれるのかも考えてました。それからいろいろなことに挑戦し、失敗を繰り返しながらも、本気で楽しみを求め生きてきました。そして今毎日自由で楽しい生活があります。


今僕が感じているのは「たのしい」は相対的なものだということです。同じことを二回やると楽しさが減るみたいなものです。昨年は友達といろんなことを企画しては楽しんできましたが、どんどん楽しさのハードルがあがり満足できる企画ができなくなりました。ゆくゆくは企画することが義務感になっていました。今ではあんまりイベント企画をしておりません。

僕が今一番恐れているのはリバ邸カオスです。最高の住民が集まり毎日が楽しいですし、毎日のように友達が来て楽しさに拍車をかけます。ただこれが恒常化したときに僕はリバ邸カオスの運営を義務と感じるのではと思ってます。もはや必ずそのタイミングは来ると思ってます。そのためリバ邸カオスの全てが僕に帰着しないよう、僕がいなくてもまわるような仕掛けを考えてます。本心はずっとカオスを運営したいですけどね。

こういう話を前に尊敬している友人と話しました。その人とは価値観が似ています。性格診断系の結果も一緒です。僕らの性格を言葉で表すといわゆる楽天家にあたります。なのできっとこれは楽天家の定めなんだと思いました。ただ別にこの性分を変えたいとは思ってないんです。それだから楽天家。

ちなみにこれを防ぐために心がけているのがテキトーになること。僕のまわりにいる人は気づいていると思いますが、僕の言動はほとんどテキトーです。テキトーになることで何もかもに無頓着になれます。固執するのが怖いんです、やがて感情がなくなりそうだから。


いずれ「たのしい」が「普通」に変わり、「普通」が「義務」に変わる。楽しみがなくなったときに僕は何を思うのか。その感情を知るのが楽しみなのかもしれません。

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