サンCUE!

 CUE!というコンテンツが一旦区切りを迎えた。
 本当に発表された時から知っていて、応援しようと決めて、ずっと応援してきた。そして元気をもらい支えられてきた。
 昨日そのCUE!の4thライブがあった。4thという冠ではあるが、一旦区切りとなる。(あえて終わり・ラストライブとは言いたくないが許してほしい。)

 ずっとオタクをしてきたが、あえてこういった文章化や言語化はしてこなかった。言葉にするとそれ以外の感情が零れ落ちそうで。
それでも今日はこの感情が落ち着いて日常に戻る前にCUE!への想いを文章にしたいと思った。

 今は大学時代の友人とたらふく飲んで酔っ払って帰りの新幹線で書いているので、乱文になっている部分があるかもしれないがまあ気にしないことにする。

【CUE!との出会い】
 元々RELEASE THE SPYCEというアニメを通じて安齋由香里さんが好きだった。そういえば東大の学祭にトークショーで出るからと関西から勢いで会いに行ったのを思い出す。
 その安齋さんが新しいコンテンツに参加されるらしいと見た。新人声優育成アプリ、16人の新人声優さんが参加されるということで大規模で攻めたコンテンツだなあと思ったし、面白そうだと思った。
 当時安齋さんの他に知っているのは山口愛さんと小峯愛未さんくらいだっただろうか。

【それから】
 コンテンツが始まる中で、色んな活動がなされてきた。
 その中でも私にとって特別だったのはラジオだった。超CUE!&Aというラジオが文化放送で始まった。
 私は元々ラジオが大好きで、ハマっているものがあれば、とりあえず関係するラジオを片っ端から聴くタイプのオタクである。多分これは母親の影響で、Kinki Kidsのラジオが家でかかっていて、ジャニーズのテレビで見るとにかくキラキラした姿とは違って色々な話を聴けてパーソナリティを知ることが出来るのだと幼いながらに思っていた。それから、アーティスト・アイドル・声優と様々幅広く好きになったが、どの場面でもラジオを聴いていた。

 安齋さんもwind代表として火曜日を担当されるということでこれは聴かないとと思い聴き始めた。
 その中で、もう一人自分にとって大切な推しと言える存在に出会った。宮原颯希さんである。CUE!というコンテンツに触れるまでは正直存じ上げなかったが、初回が始まって20分過ぎに舌打ちしたのを見てとんでもないラジオスターが現れたと思った。(本当に素直に褒めてる)
そこでぐっと惹かれ、ラジオを聴く中で一筋縄でいかない独特の感性(後に鬼才などと呼ばれるようになるが…)と、でもとても真っ直ぐなところに心を掴まれた。
 この超CUE!&Aというラジオには本当にずっと心を救われた。2019年10月からスタートして、半年経つ頃にはコロナ禍に突入するしパワハラクソ上司にあたってくそ大変だし心が荒びそうなところで月〜木のみんなのラジオを聴くととても笑顔になり落ち着いた。メンタルには自信があるが、このラジオがなかったら自分はどうなっていただろうというくらいに救われた。

【区切りの発表】
 CUE!というコンテンツが発表されて約3年、2022年7月にコンテンツの区切りが発表された。
 ゲームアプリは早々に休止することとなり、アニメも2クール無事に終わった中、ライブとラジオだけでコンテンツを維持することは難しいだろうし、次の一手というと厳しいだろうと思っていて、区切り自体は個人的にはくっそ〜でもそうだよな〜というのが最初に見た時感想だった。もちろん悔しかったし残念だったが。
 そして、事前に発表されていた4thライブがタイミングということでこれは絶対行かねばならんと思った。元々は結婚式の翌週だし流石に無理かなって思っていたが、それでも行かねばならんと思った。(ざっくり走れメロスじゃん、必ずかの邪智暴虐のry)
実際のところ、結婚式が終わって水曜日くらいまでは「身体バッキバキだぜ!」という感じだったが、なんとか復活して万全でライブを迎える事ができた。

【4th ライブ】
 そしてライブ、16組32人が揃ってステージに現れた時点でウルウル来ていた。内山さんは数ヶ月の活動休止期間があり久々のステージ、緒方さんもDIALOGUE+のpuzzle東京公演は出れなかった中で迎えたからである。実際どういうご体調だったのかはわからないが、少なくとも客席から見ると二人とも笑顔で元気そうに見えて安心した。他のメンバーも健康でこの日が迎えられたことに本当に感謝が尽きない。
 セトリについて書き出すとキリがない(既にこんな長文になってるのにキリもクソもあるか?)のだが、特に印象的だったのはカレイドスコープからのRoad to foreverだろうか。多分私に限らず印象深いところですよね。
 実はライブ前からカレイドスコープの使い方(というと言い方が悪いか?)が気になっていた。夏組、その中でも特に鶴野有紗さんのパフォーマンスや3rdの演出によってただの1曲には出来ないだけの強さを持つ曲になっていたと思う。でも締めってなるとForever Friendsやミライキャンバスがある中でどう使うのだろうと思っていた。(一応言っておくと、私はカレイドスコープ大好きです。カレイドスコープで鶴野さんの歌声にとにかく魅了されました。)
 その中で、Road to foreverと繋げたのはなるほどな〜〜って思った。「どうしてしんみりしてるの?」ってしんみりさせたのは誰やねん!って思った。Road to foreverは初披露のはずなのにみんなバチバチに対応して盛り上がっていた。こんなにも楽しい曲なのに、区切りが近づいていることを感じて寂しくなってウルウルした。

【ライブを終えて】
 そんなこんなでライブも終わりを迎えた。最初の最初から追いかけたコンテンツが区切りを迎えるのは本当に寂しいけど、過剰にしんみりはしなくて前向きに捉えられたように感じている。
 それは個人的には昨日Twitterにも書いたが、「また明日」がキャストさんとマネージャーさんの間で信じられる合言葉として受け入れられたからだと思う。
キャストさんの中にはCUE!が声優デビューだったり、初のオーディション合格だったりという方が少なからずいらっしゃって、「声優であること」が当たり前ではなかったり非日常という部分がおそらくあっただろうと思う。
 その中で、CUE!というコンテンツと一緒に成長されて、CUE!以外でお見かけすることができる場面も増えてきていて、ライブで「私たち声優です」という言葉があったようにキャストの皆さんも「声優です」と言えるようになってきているのだと。
 そしてキャストさん・マネージャーさんの間に「また明日」という言葉が真に信じられる言葉として受け入れられるようになったからだと思った。
もちろん声優業界は苛烈を極めていて非常に厳しい世界だろうが、それでも「また明日」を信じられるくらいキャストの皆さんが大きな存在になったのだと思う。

【最後に】
 CUE!は昨日のライブを持って一区切りとなったが、これからも16組32人の声優人生は続いていくのだろう。(それでも、それもずっととは限らないのは今日もある声優さんの廃業の報を受けて感じたし、これまでも色んな場面で実感している。推しは推せるときに推さないといけない!)

 16組32人のこれまでの活動、それを支えてくださったスタッフの皆様に最大限の感謝を。
 そしてこれからの益々のご活躍を祈願して。これからも私は応援していく。また明日。

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