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仕事思考

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仕事を通して、または仕事そのものに関わることをお伝えしたいと思います。
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#フリーランス

デザイン業界28年目を迎えるに当たって総括をしてみた

2019年4月13日本日46歳になりました。 誕生日が4月なので同時に新しいくキャリアの年度が始まります。 広告業界、デザーナーとして28年目がスタートします。 事前になんとなく呼びかけたTweetで、私のキャリアと仕事に対する思いや心構えなど乗り越えた壁や今後の展望を交えて簡潔に書いてみようと思います。 まず私は高校卒業と同時に地元のデザイン事務所で新卒採用として働き始めます。 当時はまだ[ #紙版下 ]の時代で、ケント紙に製図ペンとロットリングで枠線書きや図案や書き文字

クリエーターの周りの人、家族や職場の仲間に知っておいて欲しい事

クリエーターの周りの人、家族や職場の仲間に知っておいて欲しい事 私は1992年から広告業界業界でグラフィックデザイナーという立場で仕事をすることに成りました。 今現在も肩書は色々ですが広告業界で仕事をさせていただいています。 結構長い年月業界にいて、色々なクリエーターと呼ばれる方たちと仕事をしてきました。 そんな人達や、自分を含めたクリエーターの人たちにとって、 PCでの作業が当たり前になった昨今でも、昔からずっと変わらないことがあります。 私達の仕事は、極端に言えばア

クリエイターの待遇や社会的地位向上について考える

クリエイターの待遇や地位の向上って最近やたら眼にするように成ったのは、自分がその方向に動いてるから目にとまるように成っただけなのか? それともTwitter等SNSのおかげで本当に広がってきてるのか? 海外ではたしかにイラストレーターやデザイナーという仕事はそれなりの地位を確立しているし、デスクワーカーの中では待遇も悪い方ではないと聞きます。このへんは私の友人や仕事仲間の欧米デザイナー複数人共通の意見だったので概ね的外れではないと思います。ではなぜこの情報化社会における近代

悩み相談 Q&A 01 【こだわり】のさじ加減の話

私はいま(18/11月時点)ではデザインの相談を受ける窓口が【MENTA】しか無いのですが、そちらで頂いた質問に回答した内容を個々にも掲載しておこうと思います。 というのも、この質問の内容はいくらかの違いはあれど、多くのクリエーターとそこを目指す人が抱えている疑問、または問題なのではないかと思うからです。 あくまで個人的見解ですが、私はこう思います。 以下質問とその回答 質問 とにかくまずはやってみようと始めたデザインの勉強ですが、すすめるにつれて、よく言わ

悩み相談 Q&A 02 フォントの話とコンプレックスの話

グラフィックデザインの仕事においてフォントの問題は様々な形で降り掛かってきます。そんな中でもよりセンシティブな問題についての質問です。 もう一つはもっと根本的にプレーヤーとしての成長について。 どうやって自己評価を上げレベルを上げていくか? そういった2つの質問に答えています。 1,小塚明朝、小塚ゴシック体ってダサいの? 2,仕事上のコンプレックス、どうしたら無くなる? 質問 1, 小塚明朝、小塚ゴシック体についてです。 「これらを使うのはださい