三淵 藤英（みつぶち ふじひで）

永禄の変（足利義輝弑逆）の際、覚慶（のちの足利義昭）を保護し、信長の上洛に尽力した重要人物。あの細川藤孝の実兄でもある。戦国無双5にも固有キャラとして登場。
にもかかわらず、信長の野望にはなぜか収録されていない。息子の光行はいるのに…

能力値

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\begin{array}{|c|c|c|c|} \hline
統率 & 武勇 & 知略 & 政務  \\ \hline
70 & 56 & 68 & 81  \\ \hline
\end{array}
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戦法・特性

【戦法】底力（体力回復）
【奉行特性】守城奉行
【家宰特性】城塁固守・優
【特性】能弁（外交取次効果上昇）
　　　　堅陣（積極防衛）
　　　　反攻（城攻反撃ダメージ増）

生年寿命・血縁・列伝

【生年】1530年（史実では不明）
【寿命】70歳（史実では1574年に切腹）

【血縁】実父・三淵晴員
【親愛】足利義昭
【嫌悪】岩成友通・松永久通・三好長逸

【列伝】
室町幕府奉行衆。足利義昭の将軍擁立に奔走し、織田信長の協力を得る。しかし、義昭と信長が対立すると、信長に反抗。信長の命によって自害した。

補足解説

上述の通り、信長上洛の立役者であり、室町幕府にとっても重要な人物。
義輝時代含め、取次として活躍していたことから能弁持ち。
信長と対立後は二条御所に籠城して織田家の大軍に囲まれるも、孤軍奮闘した。（実際は御所に攻撃をかけるのをためらっただけかもしれないが……）そういった経緯から、守城に特化した特性にしてみた。
能力値はだいぶ贔屓目ではある。もし公式に実装されることになったら、全体的に-10～-15くらいの数値になるのではないだろうか。この辺りはお好みで。
大河ドラマ『麒麟がくる』では谷原章介さんが演じ、朝倉義景の嫡男を毒みそ汁で暗殺するダーティーな面も見せた。

最期は理不尽な切腹を言い渡され、嫡男・秋豪と共にこの世を去った。
幼かった次男・光行は細川藤孝に仕える。光行の「光」は明智光秀からの偏諱だろうか？年齢的には微妙だが、細川家と明智家の関係を鑑みれば、光秀が加冠役を務めていたとしても不思議ではない。
結局、藤孝が光秀を見限ったことで細川家は存続し、光行も江戸時代まで生き抜いて三淵家を再興させるのであった。