4_3.出産までのこと

ひとりめの赤ちゃんのこと

結婚しようか、となったとたんに妊娠がわかった。まだ両家の挨拶とか終わってなかったし引っ越してなかったりでドタバタしていた。妊娠5ヶ月くらいの頃、はじめて感じるタイプの胃痛が続いたりの異変があり、もともと高めだった血圧(妊娠前で130くらいが普通、妊娠後は150くらい)がとうとう180超えの危険水域まで達した。近隣の大きな大学病院へ転院。即入院になり点滴や服薬で血圧を収めようとするけど効果がなく、血圧200以上が続き妊娠継続不可能な状態へ。悲しいことに、最初の赤ちゃんといっしょにお家に帰ることはできませんでした。

そのあとのこと

堕胎後も病院で検査を続けてくださり、私はレニン活性腫瘍、ていうのを腎臓の左側に持っていたことが判明。いつからあるのかはわからなかったけど、学生時代から健康診断で血圧・尿蛋白の指摘を受けることがあったのでそのときにもっと危機感持って、ちゃんと調べてればなあ〜と後悔した。

その年の冬に腫瘍摘出の手術を受け、薬もなく一般的な血圧値で過ごせるようになりました。

不妊のこと

血圧も落ち着いたので本格的に赤ちゃん欲しい!と思い続けてたけど、いろいろあったりで約2年うまくいかず不妊治療を開始。職場近くのクリニックにて内診をうけタイミングをあわせて、受診から3ヶ月ほどで妊娠に成功。もっと早く受診しておけばなあ〜〜とここでも後悔。原因は卵胞がひとつに絞られずたくさんできるPCOSとの診断でした。

ふたりめの赤ちゃんのこと

妊娠成功後は再び大学病院へ。つわりが収まる5ヶ月くらいまでは特に問題なく育ってくれてたけど、そのころに高血糖の指摘と、赤ちゃんの成長がひと段階遅れている(サイズ的に小さい)ことが判明。どうやら胎盤が小さすぎるようで、赤ちゃんがキツイサインを出してないか毎週診察してもらうことに。会社めちゃくちゃ休んだ。

妊娠30週目くらいで赤ちゃんは1500gくらい。血圧110くらいだったのがじわじわと上がりはじめ130を超えるように。36週で赤ちゃんは1800gくらい、妊娠高血圧症の診断がついた。毎日2回血圧測って、2回とも血圧140を超えたらすぐ連絡して!と言ってもらっていたので連絡したところ、入院するか自宅で血圧測って過ごすか、選ばせてもらえたので迷わず入院!入院翌日には血圧が185まであがってたので点滴で抑える。自覚症状がなく急に数字上がるので毎回ドキドキする。

ほんとうにありがたいことに、赤ちゃん自身は小さいけどお腹の中で元気に動いていて、心拍モニターの音を聞けるだけでめちゃくちゃ安心しました。

とりあえずここまでが出産までのことでした。
できるだけ具体的に書いたほうが、同じ症例の人の目安や判断基準になると思い長々と書きましたが、病気っていかんせん、人それぞれなので何か気になることあったら、お医者さんに相談してください!!!


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